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虎の血 阪神タイガース、謎の老人監督
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虎の血 阪神タイガース、謎の老人監督

村瀬秀信(著者)

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虎の血 阪神タイガース、謎の老人監督

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商品詳細

内容紹介
販売会社/発売会社 集英社
発売年月日 2024/02/05
JAN 9784087901498

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商品レビュー

3.8

19件のお客様レビュー

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2025/11/06

阪神はなぜ勝てないのか。その答えは『虎の血』!? 伝説となった山本由伸の熱投で締めくくられたワールドシリーズ。
大胆不敵な小久保采配を見せつけられた日本シリーズ。
この熱狂のロスを埋めてくれる一冊に出会った。村瀬秀信さんの『虎の血』だ。 この本は、二つの物語として読むことができる...

阪神はなぜ勝てないのか。その答えは『虎の血』!? 伝説となった山本由伸の熱投で締めくくられたワールドシリーズ。
大胆不敵な小久保采配を見せつけられた日本シリーズ。
この熱狂のロスを埋めてくれる一冊に出会った。村瀬秀信さんの『虎の血』だ。 この本は、二つの物語として読むことができる。
一つは「組織論」としての物語。もう一つは「謎のキャラクター・岸一郎」の物語である。 アライン不在の組織には勝利はない 「監督やコーチのためやない。ファンのために必死になる。これが虎の血や。」 コレコレ、これが怖いんです。
「お客様のために」と声高に叫び、上層部批判を繰り返していたあなた!――はい、私でした(過去形です!) 会社という組織も、球団という組織も本質は同じだと思う。
その組織の目的・存在理由・ミッションがアライン(共有・整合)されていなければ、勝利は得られない。
宗教組織や軍隊組織はその点が明確で、組織としてはとても優秀だ(話が逸れた) 「ファンのために戦う」――その響きは美しい
だがこの一言は、特に人気球団である阪神タイガースにおいては、錦の御旗になってしまう。
同じ人気球団である巨人においては、それが「勝利」であったという対比も面白い。 この錦の御旗をスター選手が掲げ、監督批判を繰り広げる。
ベンチも球団も、もちろんファンもメディアも酔いしれる。
その間に「勝利」はどこかへ去ってしまう。(うん?ウチの会社のことか?) 誰もが「ファン第一」「伝統を大切に」と口にする。
だが実際には、フロントも、監督も、選手も、OBも――誰一人として「勝利」という一点でつながっていない。
愛情は豊かだが、方向はバラバラ。Not Playing to WIN! この歴史の原点に立つのが、「謎の老人監督」岸一郎と「ミスタータイガース」藤村富美男である。 「謎の老人監督」岸一郎 「謎」というのも妙な話だ。
なぜなら、メディア露出の多い阪神タイガースの監督が「謎」であるはずがない。
スポーツニッポン(1954年11月25日付)一面に「岸一郎氏と契約」「輝く球歴」と大きく報じられているではないか。 プロ野球発足前の早稲田の大エース。
その後、満州で活躍し、長いブランクを経て阪神の監督となる。
だが、わずか33試合で退任。その理由が「痔瘻」――いや、本当だろうか。 ところが話は不可解な方向へ進んでいく。
「ロシアの血」や「天狗党を斬首した血筋」など、まるで歴史小説のような人物設定。
しかも“べらいち”(詳しくは読んでください) ただし、これらの謎は最後まで完全には解かれない。
資料が乏しいのは事実としても、もう少し核心に迫ってほしかった。 ――誰か、小説でもいいのでスッキリさせてください! 組織論を描くなら、川藤、吉田、広岡といった“野党”のコメントだけでなく、“与党”のコメントも組み込む必要があったのではないか。
岸一郎の人物像を炙り出すには、やや謎が残りすぎているのが残念だ。 それでもこの本の魅力は明確だ。
阪神というチームは、「勝利」よりも「感情の共有」を重んじてきた。
だからこそ愛され、だからこそ勝てない――。
その構造を見事に描き出している。 「虎の血」とは、勝利の血脈ではなく、情の血脈なのだ。 この本のあとがきが暗示しているように、藤川球児監督のもとで、オーナー・球団・フロント・選手・スタッフが同じ方向を見出せれば――
そして熱狂的なファンと、それを商売にしているメディアを巻き込むことができれば――
阪神常勝の未来があるのかもしれない。 でも、それじゃ阪神じゃなくなっちゃう(笑) ああ、来年の球春が待ちきれない!

Posted by ブクログ

2025/08/26

これは面白かった! ただ野球や阪神というチームに少しでも興味があればであると思うが。 どんなに短期間であれ、王、大統領、首相、監督などになれば歴史に刻まれる。それを具現化した様な話しである。巷の人の記憶には残らなかったが、記録にはしっかりと残っている。 ノンフィクションを読むたび...

これは面白かった! ただ野球や阪神というチームに少しでも興味があればであると思うが。 どんなに短期間であれ、王、大統領、首相、監督などになれば歴史に刻まれる。それを具現化した様な話しである。巷の人の記憶には残らなかったが、記録にはしっかりと残っている。 ノンフィクションを読むたびに、事実は小説より奇なりであると思わされる。そうであるから、最近は荒唐無稽な内容の小説にしか心を惹かれなくなってしまうのだろうか。

Posted by ブクログ

2025/08/02

おんどりゃああと怒り狂ってベンチを飛びだす藤村富美男。その華のあるプレーに長嶋茂雄は憧れを抱き、水島新司は彼をモデルに『ドカベン』の岩鬼正美を着想したというオーバーアクションが持ち味の千両役者。プロ野球経験なしの爺さん岸一郎が監督との猛虎達の衝突、騒動へと。当たり前だよー

Posted by ブクログ