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虎の血 阪神タイガース、謎の老人監督
1,980円
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商品詳細
| 内容紹介 | |
|---|---|
| 販売会社/発売会社 | 集英社 |
| 発売年月日 | 2024/02/05 |
| JAN | 9784087901498 |
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虎の血 阪神タイガース、謎の老人監督
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虎の血 阪神タイガース、謎の老人監督
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商品レビュー
3.8
20件のお客様レビュー
1955(昭和30)年、オーナーへの手紙で阪神タイガース再建策を書いてきた「謎の老人」が監督に起用された! …というような煽り文句が流れていたが、そこまで面白おかしい話ではなかった。 確かに、それまでプロ野球とかかわりのない人物がいきなり監督になったのだから唐突な話ではある。 ...
1955(昭和30)年、オーナーへの手紙で阪神タイガース再建策を書いてきた「謎の老人」が監督に起用された! …というような煽り文句が流れていたが、そこまで面白おかしい話ではなかった。 確かに、それまでプロ野球とかかわりのない人物がいきなり監督になったのだから唐突な話ではある。 しかし、野球界と無縁の人物ということではなく、早稲田大学のエースであり、満鉄俱楽部(満鉄の野球部)のエースとして活躍した人物であった。 1927年に始まった都市対抗野球の最初期の優勝チームが満州俱楽部や大連実業団であったことからもわかるように、大正期の実業団・社会人において満州のレベルは高かった中にあってのエースであった。 そうはいっても30年以上前の大正時代の話ではないか、という見方が支配的だったので謎の人選とされたのだろう。 しかし、その時点で日本プロ野球の歴史は20年に満たないのだし、間に戦争を挟んでいたことを踏まえれば、在野の人物がいてもそれほど不思議ではないと思うのだが。 ともあれ、そのような唐突な人選が行われたのはなぜか。 晩年を迎えた大スター藤村富美男への禅譲が当然視された中で、反藤村派へも配慮し、かつ高齢化が進んでいたチームの若返りを果たすために「第三の選択肢」としてプロ野球との縁が薄い人物(岸一郎)が選ばれたというのが真相に近そうだという。 そして、この監督起用をきっかけに阪神タイガースの内紛体質が生まれたという記述が続いていく。 このあたりの、組織の切り盛り、アクの強い選手たちをどう扱うか、という観点での話は一般化できそうな内容でなかなか興味深い。 2か月で監督を解任された後の岸一郎について野球界は関心を持っていないようだが、著者はその後の岸の人生を追跡している。そこが本書でよいなあと思ったところ。 その話題を読んでいく中で、小山正明さんはやっぱり人格者だったんだなあと思った。
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阪神はなぜ勝てないのか。その答えは『虎の血』!? 伝説となった山本由伸の熱投で締めくくられたワールドシリーズ。 大胆不敵な小久保采配を見せつけられた日本シリーズ。 この熱狂のロスを埋めてくれる一冊に出会った。村瀬秀信さんの『虎の血』だ。 この本は、二つの物語として読むことができる...
阪神はなぜ勝てないのか。その答えは『虎の血』!? 伝説となった山本由伸の熱投で締めくくられたワールドシリーズ。 大胆不敵な小久保采配を見せつけられた日本シリーズ。 この熱狂のロスを埋めてくれる一冊に出会った。村瀬秀信さんの『虎の血』だ。 この本は、二つの物語として読むことができる。 一つは「組織論」としての物語。もう一つは「謎のキャラクター・岸一郎」の物語である。 アライン不在の組織には勝利はない 「監督やコーチのためやない。ファンのために必死になる。これが虎の血や。」 コレコレ、これが怖いんです。 「お客様のために」と声高に叫び、上層部批判を繰り返していたあなた!――はい、私でした(過去形です!) 会社という組織も、球団という組織も本質は同じだと思う。 その組織の目的・存在理由・ミッションがアライン(共有・整合)されていなければ、勝利は得られない。 宗教組織や軍隊組織はその点が明確で、組織としてはとても優秀だ(話が逸れた) 「ファンのために戦う」――その響きは美しい だがこの一言は、特に人気球団である阪神タイガースにおいては、錦の御旗になってしまう。 同じ人気球団である巨人においては、それが「勝利」であったという対比も面白い。 この錦の御旗をスター選手が掲げ、監督批判を繰り広げる。 ベンチも球団も、もちろんファンもメディアも酔いしれる。 その間に「勝利」はどこかへ去ってしまう。(うん?ウチの会社のことか?) 誰もが「ファン第一」「伝統を大切に」と口にする。 だが実際には、フロントも、監督も、選手も、OBも――誰一人として「勝利」という一点でつながっていない。 愛情は豊かだが、方向はバラバラ。Not Playing to WIN! この歴史の原点に立つのが、「謎の老人監督」岸一郎と「ミスタータイガース」藤村富美男である。 「謎の老人監督」岸一郎 「謎」というのも妙な話だ。 なぜなら、メディア露出の多い阪神タイガースの監督が「謎」であるはずがない。 スポーツニッポン(1954年11月25日付)一面に「岸一郎氏と契約」「輝く球歴」と大きく報じられているではないか。 プロ野球発足前の早稲田の大エース。 その後、満州で活躍し、長いブランクを経て阪神の監督となる。 だが、わずか33試合で退任。その理由が「痔瘻」――いや、本当だろうか。 ところが話は不可解な方向へ進んでいく。 「ロシアの血」や「天狗党を斬首した血筋」など、まるで歴史小説のような人物設定。 しかも“べらいち”(詳しくは読んでください) ただし、これらの謎は最後まで完全には解かれない。 資料が乏しいのは事実としても、もう少し核心に迫ってほしかった。 ――誰か、小説でもいいのでスッキリさせてください! 組織論を描くなら、川藤、吉田、広岡といった“野党”のコメントだけでなく、“与党”のコメントも組み込む必要があったのではないか。 岸一郎の人物像を炙り出すには、やや謎が残りすぎているのが残念だ。 それでもこの本の魅力は明確だ。 阪神というチームは、「勝利」よりも「感情の共有」を重んじてきた。 だからこそ愛され、だからこそ勝てない――。 その構造を見事に描き出している。 「虎の血」とは、勝利の血脈ではなく、情の血脈なのだ。 この本のあとがきが暗示しているように、藤川球児監督のもとで、オーナー・球団・フロント・選手・スタッフが同じ方向を見出せれば―― そして熱狂的なファンと、それを商売にしているメディアを巻き込むことができれば―― 阪神常勝の未来があるのかもしれない。 でも、それじゃ阪神じゃなくなっちゃう(笑) ああ、来年の球春が待ちきれない!
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これは面白かった! ただ野球や阪神というチームに少しでも興味があればであると思うが。 どんなに短期間であれ、王、大統領、首相、監督などになれば歴史に刻まれる。それを具現化した様な話しである。巷の人の記憶には残らなかったが、記録にはしっかりと残っている。 ノンフィクションを読むたび...
これは面白かった! ただ野球や阪神というチームに少しでも興味があればであると思うが。 どんなに短期間であれ、王、大統領、首相、監督などになれば歴史に刻まれる。それを具現化した様な話しである。巷の人の記憶には残らなかったが、記録にはしっかりと残っている。 ノンフィクションを読むたびに、事実は小説より奇なりであると思わされる。そうであるから、最近は荒唐無稽な内容の小説にしか心を惹かれなくなってしまうのだろうか。
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