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母の最終講義
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商品詳細
| 内容紹介 | |
|---|---|
| 販売会社/発売会社 | ミシマ社 |
| 発売年月日 | 2024/01/18 |
| JAN | 9784909394996 |

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商品レビュー
3.7
23件のお客様レビュー
最相さんの本は「東京大学応援部物語」ではじめて読んだ。その時思った。「この人は他人が見過ごしてしまいがちな“いいところ”を見つけるのが上手な人だな」と。 そんな最相さんの本のタイトルが「母の最終講義」で、帯に「あの介護の日々は、母から私への教育だった-」と書かれていれば、同じよう...
最相さんの本は「東京大学応援部物語」ではじめて読んだ。その時思った。「この人は他人が見過ごしてしまいがちな“いいところ”を見つけるのが上手な人だな」と。 そんな最相さんの本のタイトルが「母の最終講義」で、帯に「あの介護の日々は、母から私への教育だった-」と書かれていれば、同じように母を介護し看取った者なら読みたいと思わずにはいられないはず。 私の母の場合、最相さんの母と同様に故人だが、末期では意思疎通がちぐはぐで(孫のことをいま何年生?とか、さっき言ったのに何度も同じことを聞いてくる)、一日中テレビを無表情で見ているような毎日だった。そのため症状をどんどん進行させていくにつれて「いっそ、もうここで生を終えた方がお互いのためでは?」とも考えるときがあった。(たぶん多くの人が同じでは。) このように綺麗ごとでは済まない認知症の母の介護を、最相さんはどう捉えていたのか? もし私のように負の感情を最相さんも抱いたことがあるのなら、どう克服したのか。老親の介護に疲れ果て藁をもつかみたい一心で、最相さんが聞いた認知症の母からの「最終講義」のあらましをぜひ聞きたいと考えるのは、最相さんの本の愛読者ならば当然だろう。 だがこの本には47本のエッセイ(コラムを含む)が収録されているにもかかわらず、最相さんの母の看取りの日が書かれた12本目の「リモートで、さようなら」で、母を主題にしたエッセイは終わってしまう。残りは科学、震災、コロナに関連するエッセイや、取材先でのエピソードが占める。全体から見るとそっちの方が母の話題よりもはるかに多い。 これって「看板に偽りあり」じゃないの? そんな落胆のなかでも、最相さんの珠玉の言葉はちゃんと見つけられた。 たとえば45ページ。「精神科病院で働く知り合いの看護師いわく…『ぼくがそばにいなくて誰がいるの、という思いで患者さんのそばにいるんです』。」たとえ認知症で意思疎通が難しくなっていても、自分だからこそ何か見えない部分で通じ合えるんだと信じたい。 それと“よく書いてくれた”と思うのが113ページ。私の母は亡くなる直前、薄れていく認知にもかかわらず一日中テレビを同じ姿勢で見ていた。私は「そんな日々で生きていて何が楽しいの?」と思ったくらいだ。最相さんはこう書く。「一人暮らしで、社会との交流がほとんどなく運動不足。それに加えて、大音量で毎日同じ話題を繰り返されるのだから、衰えつつある脳に負荷がかかるのは不思議ではない。」そうか、認知症の彼ら彼女らにとって、脳に活動を促すほぼ唯一のものがテレビだったんだ。 「近い将来、いや、今このときも昼日中の視聴者のかなりの割合が病院や介護施設、あるいは家で暮らす認知症者とその予備軍である…出演者がよくわからない外来語や新語を使って早口でまくしたてるワイドショー。買え買えと勧められても買うことができない通販番組。認知症者はあんなにテレビが好きなのに、テレビは彼らを見ていない。切ない片想いである。」誰もが見えているはずなのにそれに気づけない。だが大差がついても一矢報いようとする東大野球部を最後まで応援する楽しさに気づいた最相さんなら、気づくことができる。 最相さんありがとう。だからこそ本音を言えば、親亡き後の不動産や遺品の処分のことや、最相さんが介護士さんなど現場スタッフから見聞きした様々なエピソードをもっと読みたかった。 なおこの本では、鹿児島の南日本新聞に「朝の文箱(ふばこ)」の題で掲載されたエッセイが全47編のうち25編を占める。それだけを抽出して読んでも、最相さんの守備範囲の広さが楽しめた。したがってこの本のタイトルは「朝の文箱」で良かったのでは? 文箱は聞きなれない言葉だから私も辞書で調べたが、手に馴染んだ調度品のようなやさしい響きであり、最相さんの文章スタイルをうまく言い表していると思える。私は「母の最終講義」よりも「朝の文箱」のほうが読者を裏切らず、タイトルとして相応しかったと考える。
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さまざまな媒体に書いたエッセイを6つのテーマに分けて収録してある(親の介護もそのひとつ)。話の中に本当に多様な取材先が出てきて、著者のこれまでの業績の重みを感じられる。
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エッセイでこんなに面白かったのは初めて。 文字通り面白い、ではなくて、興味深い。 著者の知識量と感性がすごく好みに合う。 介護の話が多いかと思いきや、その間のいろんな出来事に触れた見識あり、非常に有意義な読書時間になった。
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