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文庫旅館で待つ本は
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文庫旅館で待つ本は

名取佐和子(著者)

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文庫旅館で待つ本は

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商品詳細

内容紹介
販売会社/発売会社 筑摩書房
発売年月日 2023/12/18
JAN 9784480805133

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商品レビュー

4

72件のお客様レビュー

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2025/12/14

館内に文庫(図書室)のある、家族経営の旅館が舞台で、大磯のあたりをイメージしながら読んだ。 こんな旅館がもし本当に大磯にあったら、行ってみたいととても思った。海が近く、温泉があり、ご飯が美味しく、図書室があるって最高。

Posted by ブクログ

2025/11/28

名取佐和子さんのハートウォーミングストーリーですね。 自分探しの心温まる物語です。  避暑地の海岸近くに位置する戦前から創業九十年を超えた凧屋旅館を舞台にした、お客さんと若女将の丹家円の交流を描いた短編連作五話。  この凧屋旅館には、数千冊の文庫の書庫があり、文庫旅館としても知...

名取佐和子さんのハートウォーミングストーリーですね。 自分探しの心温まる物語です。  避暑地の海岸近くに位置する戦前から創業九十年を超えた凧屋旅館を舞台にした、お客さんと若女将の丹家円の交流を描いた短編連作五話。  この凧屋旅館には、数千冊の文庫の書庫があり、文庫旅館としても知られている。円の曾祖父の清の友人の海老澤から譲り受けた歴史のある文庫だ。  ところが円は幼い頃から、本から出てくる香りを強烈に感じる体質で、本を読むことが出来ない。そして、訪れるお客さんからも香りを感じる事が出来る特異体質なのだ。  それぞれの章で、心にうっぷんを抱えた客たちが、円が文庫から選んだ本に寄って、自分回帰を感じる。  円は文庫の個性の香りと客の香りの一致を感じる事が出来る。客は円が選んだ本を読んで自分の内面を振り返り考えるきっかけをつかむ。本が読めない円に本の内容を説明する事で、円との対話の中で、自分の求めるものに気付くのだ。        目次   一冊目 川端康成『むすめごころ』   二冊目 横光利一『春は馬車に乗って』   三冊目 芥川龍之介『藪の中』   四冊目 志賀直哉『小僧の神様』   五冊目 夏目漱石『こころ』  最後の五冊目で、曾祖父の清と海老澤の経緯が明かになり、驚きの事実が判明する。  名取佐和子さんの親しみやすい文章と老舗旅館のまったりとした佇まいに、円のおっとりとした振舞いに惹かれます。  自分探しの再生の物語が、古本から始まるのも心を捕まれますね。  読んですっきりする読後感が良い作品です(=゚ω゚=)

Posted by ブクログ

2025/10/14

文庫のある凧屋旅館のちょっと鼻がきく若女将と宿泊客の物語と思ったら、なかなかに奥が深く、良い感じに凧屋の歴史が絡み、登場人物もそれぞれ役割があり、丁寧に書かれてるなーと思った 初読みの作家さんだったがよかった 夏目漱石とか、高校生のときしか読んでないから読み返してみたくなる

Posted by ブクログ