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BLANK PAGE 空っぽを満たす旅
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商品詳細
| 内容紹介 | |
|---|---|
| 販売会社/発売会社 | 文藝春秋 |
| 発売年月日 | 2023/12/15 |
| JAN | 9784163917917 |
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BLANK PAGE 空っぽを満たす旅
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僕、やっくん。 ってな事で、内田也哉子の『BLANK PAGE 空っぽを満たす旅』 樹木希林と内田裕也の娘である内田也哉子の対談エッセイ集 谷川俊太郎 小泉今日子 中野信子 養老孟司 鏡リュウジ 坂本龍一 桐島かれん 石内...
僕、やっくん。 ってな事で、内田也哉子の『BLANK PAGE 空っぽを満たす旅』 樹木希林と内田裕也の娘である内田也哉子の対談エッセイ集 谷川俊太郎 小泉今日子 中野信子 養老孟司 鏡リュウジ 坂本龍一 桐島かれん 石内都 ヤマザキマリ 是枝裕和 窪島誠一郎 伊藤比呂美 横尾忠則 マツコ・デラックス シャルロット・ゲンズブール と豪華著名人が亡くなった樹木希林(ちょっと内田裕也)との生前の関わりを対談し、母親を亡くした虚無感や複雑な家庭環境での人生を振り返ったりと内田家の壮大で歪ながら溢れた家庭愛にグッとくる良い本じゃった。 2025年30冊目
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『うわのそら。 この言葉が今、最も自分の心の有り様を表している。 9月に母が他界してからというもの、不思議なくらい、哀しみも、歓びも、焦りも、怒りも、あらゆる 感情が靄に包まれ、どこか 意識から離れたところで 浮遊している感覚なのだ 』 こんな文章で始まる内田也哉子さんの対談集...
『うわのそら。 この言葉が今、最も自分の心の有り様を表している。 9月に母が他界してからというもの、不思議なくらい、哀しみも、歓びも、焦りも、怒りも、あらゆる 感情が靄に包まれ、どこか 意識から離れたところで 浮遊している感覚なのだ 』 こんな文章で始まる内田也哉子さんの対談集です。「母」は女優、樹木希林。父はロックンローラー内田裕也。変わった両親の娘という目で見られてきた也哉子さん。ご苦労されたのですね…。その傷つきを内包しながらも、温かく誠実な人柄を端々に感じられる対談です。 対談相手や読者を傷つけることない慈しみのある文章に癒やされます。 也哉子さんのBLANKな心のページが、対談者に会いに行き、傾聴し、文章をお越し、推敲していく過程で、少しずつ埋まっていくのがわかります。 《対談者》 谷川俊太郎 (詩人) 小泉今日子(俳優/歌手) 中野信子 (脳科学者) 養老孟司 (解剖学者) 鏡リュウジ (心理占星術研究家) 坂本龍一 (音楽家) 霧島かれん (モデル/クリエイティブディレクター) 石内都 (写真家) ヤマザキマリ (漫画家/画家/文筆家) 是枝裕和 (映画監督) 窪島誠一郎 (無言館館主/作家) 伊藤比呂美 (詩人) 横尾忠則 (美術家) マツコ・デラックス (コラムニスト/タレント) シャルロット・ゲンズブール (俳優/映画監督)
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いつも図書館で本を借りているが、20冊に1冊くらい、買って手元に置いておきたくなる本がある…そんな1冊。自分も両親を亡くし、空っぽというよりも拠りどころのない浮遊感と共に生きてきたが、うまく言葉にできないさまざまな感情がここにすべて詰まっていて、そうそう!同じ同じ!そういうことだ...
いつも図書館で本を借りているが、20冊に1冊くらい、買って手元に置いておきたくなる本がある…そんな1冊。自分も両親を亡くし、空っぽというよりも拠りどころのない浮遊感と共に生きてきたが、うまく言葉にできないさまざまな感情がここにすべて詰まっていて、そうそう!同じ同じ!そういうことだったのか!と目から鱗やら涙やらがこぼれてやまない1冊となった。対談相手がいい。それを受ける也哉子さんがまたいい。ずっと漂っている樹木希林さんの気配がすごくいい。「まるで蜃気楼のように、でも確かに存在した二人」。ほんとうに父母の存在、一緒に生きた日々は蜃気楼のよう。お盆に読むのにぴったりの内容でもあった。
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