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インタヴュー・ウィズ・ザ・プリズナー ハヤカワ文庫JA
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商品詳細
| 内容紹介 | |
|---|---|
| 販売会社/発売会社 | 早川書房 |
| 発売年月日 | 2023/11/21 |
| JAN | 9784150315610 |
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インタヴュー・ウィズ・ザ・プリズナー
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商品レビュー
4.8
10件のお客様レビュー
- ネタバレ
※このレビューにはネタバレを含みます
エド、またやったのか…というところからの反転に驚いた。手記の矛盾を紐解いていくのがいい。 怪我人を看たり、死因が気になったりと、エドもクラレンスもダニエル先生の弟子なんだな、と感じるシーンが多かった。時おり解剖ソングが出てきて空気が和らぐのが嬉しくもあり、ロンドンで全員が揃っていたあの頃との距離も感じて切なくもあった。 エドがモーリスの前で仮面を脱ぎ、ナイジェルへの思いを自ら語るシーンが心に残っている。エドは三部作の主人公であり、わたしたちは彼が全てを背負ってしまう人物だと知っているけれど、彼が自ら吐露するシーンはそれほど多くなかった気がする。「愛という言葉には当てはまらないのに、愛と呼ぶほかはない。loveの前にcrazyとつけなくては正確ではない」(p.400) 法について語るシーンも、第1作からの重みがある。 アシュリーの策略により、エドは無事に逃げおおせてクラレンスとも再会できてよかったし、最後の方は柔らかくほほ笑むようになっていたので安住の地にたどり着いたのかな…と思っていたところから、最後の展開に言葉を失った。クラレンスはアルに「書けない」と書いているが、本当に書けない。一緒にロンドンに帰ろう、とクラレンスは言っていたが、それはついぞ叶わなかった。 〈美しい湖〉と共にいたエドは最後に何を思ったのだろう。自ら悪であることを選び、殺人に手を染め、愛する者を失い、埋まることのない喪失を抱えて新大陸へと向かったエド。エドは死刑にならないために志願兵となったが、同時に死に場所を探しているような危うさもあった。エドワード・ターナーの人生とは、何だったのだろう。三部作を読み終え、祈りにも似た感情が渦巻いている。
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18世紀、三部作最後の舞台は新大陸。 読み進めるうちに謎が明らかになっていく過程を体感すると、止められなくなるのはシリーズ共通。 どことなく希望が見えたような気がしてからの幕引きに、苦味。
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エドワード・ターナー三部作、最終章。 アメリカ大陸に渡ったエドが囚人として地下牢に収容されているところから始まる。 アメリカがまだイギリスの植民地だった頃の話。独立を望むアメリカ、先住民インディアンを迫害するアメリカ、イギリスの振る舞いなどがリアリティを持って描かれている。 ...
エドワード・ターナー三部作、最終章。 アメリカ大陸に渡ったエドが囚人として地下牢に収容されているところから始まる。 アメリカがまだイギリスの植民地だった頃の話。独立を望むアメリカ、先住民インディアンを迫害するアメリカ、イギリスの振る舞いなどがリアリティを持って描かれている。 今回はミステリーというより歴史小説の側面が強かった。 第一作目の『開かせていただき光栄です』が完璧なミステリーだったので、それを望む人は少し肩透かしかな? とはいえ、エドがどうなってしまうんだという一心で読み進めたので物語としては楽しめた。 以外ネタバレ ─────────────────────────────────────────────────────────────────── エドには幸せになってほしいと願っていたけど、結局悲しい最後だったね… エドはナイジェルが死んだ時からずっと、死に場所を探していたんだろう。切ない。 このシリーズは、イギリスに生まれたエドワード・ターナーという美しく聡明な人間の決して楽では無い人生譚だった。 私は一作目が衝撃的に面白くて好きだけど、このシリーズを読むことができて良かったな。エドには生きて欲しかったけど(泣 にしても、95歳でなお毎年多数の作品を世に生み出す皆川博子のバイタリティに感服。そのエネルギーをいただきたいよ、、、、
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