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インタヴュー・ウィズ・ザ・プリズナー ハヤカワ文庫JA
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インタヴュー・ウィズ・ザ・プリズナー ハヤカワ文庫JA

皆川博子(著者)

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インタヴュー・ウィズ・ザ・プリズナー ハヤカワ文庫JA

1,430

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商品詳細

内容紹介
販売会社/発売会社 早川書房
発売年月日 2023/11/21
JAN 9784150315610

インタヴュー・ウィズ・ザ・プリズナー

¥1,430

商品レビュー

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6件のお客様レビュー

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2024/09/29

「開かせていただき光栄です」から始まるエドを主人公としたシリーズの三作目。これで完結と銘打たれている。 今作は安楽椅子探偵ならぬ獄中探偵となったエドの語りと回想シーンがそれぞれ交互に展開され、しっかりと追いかけないと話に着いていくのも難しい。けれどその構成がまた上手く、内容に惹き...

「開かせていただき光栄です」から始まるエドを主人公としたシリーズの三作目。これで完結と銘打たれている。 今作は安楽椅子探偵ならぬ獄中探偵となったエドの語りと回想シーンがそれぞれ交互に展開され、しっかりと追いかけないと話に着いていくのも難しい。けれどその構成がまた上手く、内容に惹き込まれる。 本編も大変面白かったのだがネタバレを避けると物語るのが難しい。ただ、巻末の解説が非常に良かった。解説の中で話の内容に触れるものは少ない印象だが、一般的な読者では気付くことが難しいところに専門家の観点から解説が加えられていて、またその内容が非常に興味深く、この三部作への畏敬の念を強くした。(「思えばこの三部作は、初めから小説の小説であった。」から始まる箇所) 生涯自分の記憶に残るシリーズになるだろう。

Posted by ブクログ

2024/03/11

3部作の最終作、シリーズを通して濃くて骨太。 1作目から感じた読み物としての圧倒的質感を維持したままの完結は凄いと思いました。

Posted by ブクログ

2024/01/04

皆川博子『インタヴュー・ウィズ・ザ・プリズナー』(ハヤカワ文庫2023年11月印刷)を読んで――雑文。 通常は作品の感想を書きますが、今回は、ミステリのシリーズ三作目である事もあり、前作をも含めてネタ割りをせずに感想を書くのも辛いので、取り留めのない雑文になります。まあ、ふだんか...

皆川博子『インタヴュー・ウィズ・ザ・プリズナー』(ハヤカワ文庫2023年11月印刷)を読んで――雑文。 通常は作品の感想を書きますが、今回は、ミステリのシリーズ三作目である事もあり、前作をも含めてネタ割りをせずに感想を書くのも辛いので、取り留めのない雑文になります。まあ、ふだんから取り留めのない感想を書いて居りますが。 もう言うてもよかろうが『インタヴュー・ウィズ・ザ・プリズナー』は文庫版が出るまで待って読みました。前二作はハードカヴァーで買い、文庫版に付録が付いたので文庫版も買うたのですが、ハードカヴァーの方は已む無く手放したので、文庫版で揃えたいと思うたからです。今度も文庫版にはおまけが付くかという期待もあったのですが、それがなかった事は残念です。バートンズの短篇があった筈、どこかで纏めていただきたく存じます(できれば文庫サイズで、新装版等でも嬉しい)。文庫版といえば解説が付きものですけれども、杉江松恋氏の解説は読み応え有り、作品世界と距離を置き日常に帰ってくる道標として調度よく、まことに助かりました。 さて、皆川作品に於ける続編は、読むのに覚悟がいるというか、私が続編という物に求めがちな内容から少少外れる事が多い。まさかこんな事とは…!という展開が多い気がします。シリーズ一作目『開かせていただき光栄です──DILATED TO MEET YOU』は、比較的読み易いので皆川作品未読の人にも推奨できるという声もありますが、それはその通り。シリーズ未読の方はやはり一作目から読むのがよいでしょう。 ところで、私の大好きな皆川氏の近作『風配図 WIND ROSE』の続編(?)の話も聞こえて参りますが、紹介を読むだけで不穏で不穏で。楽しみです。

Posted by ブクログ

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