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エヴァーグリーン・ゲーム
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商品詳細
| 内容紹介 | |
|---|---|
| 販売会社/発売会社 | ポプラ社 |
| 発売年月日 | 2023/11/01 |
| JAN | 9784591179437 |

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商品レビュー
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幼少期から難病で入院生活を送り、同じ小児病棟でチェスをする少年に出会った透。 高校のチェス部に所属し、実力はあるがプロの道に進むか悩んでいた晴紀。 母親からピアノのレッスンを強要される日々の中、保健室の先生にチェスを教えてもらった全盲の少女、冴理。 少年院を出て単身アメリカに渡り...
幼少期から難病で入院生活を送り、同じ小児病棟でチェスをする少年に出会った透。 高校のチェス部に所属し、実力はあるがプロの道に進むか悩んでいた晴紀。 母親からピアノのレッスンを強要される日々の中、保健室の先生にチェスを教えてもらった全盲の少女、冴理。 少年院を出て単身アメリカに渡り、チェスの腕を磨く訳ありな釣崎。 チェスと出会い、魅了された4人が日本一を決めるチェスワングランプリに挑む。 チェスどころか将棋のルールすら全く知らないのに、ブクログのおすすめ本で紹介されていたので読んでみました。 正直ルールや専門用語は最後までよく分からなかったものの、それを上回るほどチェスという競技に全てを掛けて闘う4人に圧倒され、引き込まれました。 登場人物の背景がみんな魅力的で、チェスを軸にひとりひとりの視点から思いや葛藤が掘り下げられていて全員応援したくなります。 生きるためにチェスをするのか、チェスをするために生きるのか。チェスを通して自分と向き合っていくそれぞれの生き様に胸が熱くなりました。 釣崎の人生はあまりに波瀾万丈なのでちょっと現実離れし過ぎかな…とも思いましたが、チェスを生きる理由としている点では1番人間味を感じます。 例えお金にならなくても、周りに理解されなくても、ただ一つを没頭することで切り開いていける未来があることを見せてもらいました。 チェスが分からない人にもおすすめしたいです。
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チェスが生きること同義になった若者たちの物語。物語の始まりは、病院の長い闘病生活の中で知り合った透、輝、瑠偉がチェスを通じて友達になり、それぞれ無事に退院していくところから。時間はポンと進んで、舞台は瑠偉が通う開化高校へ。チェス部の後輩晴紀が物語に加わる。さらに、物語の後半で大き...
チェスが生きること同義になった若者たちの物語。物語の始まりは、病院の長い闘病生活の中で知り合った透、輝、瑠偉がチェスを通じて友達になり、それぞれ無事に退院していくところから。時間はポンと進んで、舞台は瑠偉が通う開化高校へ。チェス部の後輩晴紀が物語に加わる。さらに、物語の後半で大きく関わってくる釣崎も。 チェスに魅入られたものたちが16マスのチェス盤で闘う描写は、チェスを全く知らなくても惹き込まれる。読後、自分は、人生を賭けることができるものに出合った彼らの熱量に圧倒されていたんだ、と気づく。チェスがあったから生きてこられた、そんな若者たちの物語でした。
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静かに熱い。 チェスに臨む瞬間が、チェスの指し方が、チェスそのものが、それぞれの人生である。そんな物語を堪能できて、とても良かった。 ずっと未読のままだったので手を伸ばして読んでみて、めちゃくちゃ良かった。章ごとに主要人物の人生とチェスの関わりを追っていったからこそ、決勝戦で...
静かに熱い。 チェスに臨む瞬間が、チェスの指し方が、チェスそのものが、それぞれの人生である。そんな物語を堪能できて、とても良かった。 ずっと未読のままだったので手を伸ばして読んでみて、めちゃくちゃ良かった。章ごとに主要人物の人生とチェスの関わりを追っていったからこそ、決勝戦では涙がこぼれそうになった。 身体的なハンデや死が身近にあったことも要素のひとつかもしれないが、生き抜く力強さとチェスに掛ける思いがどストレートに響いてくる。動か静でいえば静であるが、めちゃくちゃ熱い。 どれだけ世界は理不尽でも、盤上には一切ない。でも、それすら後付けの説明であると、本当に好きなものに理由なんてない。というようなセリフが第四章にあって痺れる。 結局チェスの戦略も戦術も知らないまま読んだのだが、それぞれの性格や戦い方を想像しながら盤を挟み向かい合うものたちを追いかけた。ちょっと余韻に浸っていたい。
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