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エヴァーグリーン・ゲーム の商品レビュー

4.1

105件のお客様レビュー

  1. 5つ

    31

  2. 4つ

    50

  3. 3つ

    16

  4. 2つ

    3

  5. 1つ

    1

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2025/12/19

大好きなものに人生をかけるチェスプレイヤーたちの物語。前半、熱い展開に興奮しました。 荒削りで勢いに乗って書いた感じが、また良かった。作者はチェスが好きで好きで堪らないのだろうと想像に難くない。 ただし釣崎のエピソードは非現実感が強く、あまり入り込めなかった。マフィアの描写はい...

大好きなものに人生をかけるチェスプレイヤーたちの物語。前半、熱い展開に興奮しました。 荒削りで勢いに乗って書いた感じが、また良かった。作者はチェスが好きで好きで堪らないのだろうと想像に難くない。 ただし釣崎のエピソードは非現実感が強く、あまり入り込めなかった。マフィアの描写はいかにも空想っぽく、ヤンの日本語はあまりにステレオタイプ。ちょっとそこで冷めたので★マイナス1といったところ。 一生を捧げられるものがあることが羨ましい。それに出会えたことも奇跡だし、同じものを愛せる仲間やライバルがいることが、なんと尊いことか。 私も今からでも、そんな対象に出会えるだろうか。

Posted byブクログ

2025/10/28

チェスに、文字通り人生を捧げた4人の物語。 難病で入院中、チェスを知った少年。 難関校に進み、親の希望通りの官僚エリートコースかチェスの道に悩む少年。 親とも衝突し、藻掻く中でチェスを知った少女。 少年院を出てチェスにのめりこみ、ヤクザやマフィアといった裏社会とチェスで関わる青...

チェスに、文字通り人生を捧げた4人の物語。 難病で入院中、チェスを知った少年。 難関校に進み、親の希望通りの官僚エリートコースかチェスの道に悩む少年。 親とも衝突し、藻掻く中でチェスを知った少女。 少年院を出てチェスにのめりこみ、ヤクザやマフィアといった裏社会とチェスで関わる青年。 チェスがなければ、きっと交わらなかったはずの人生が大会で交差していく。 何かに夢中になるという、きらめきを感じられる一冊。ただこういう物語で非行どころではない、マフィアなど裏社会がガッツリ絡んでくるのは、ちょっと珍しい気もする。 チェスがわからない人でも楽しめるし、最初の方はちょっぴり図解もあり。 なんだかちょっとチェスが気になって、軽くアプリを始めてみた次第……

Posted byブクログ

2025/10/22

人生をかけた盤上の戦い。難病・透,エリート晴紀,全盲冴理,不良釣崎。チェスワンGP。劣勢からステルメイト引分の戦術に戸惑う。「生きる事を諦めるな」最終戦,憎らしい程強い釣崎が透を叱咤するのが面白い。

Posted byブクログ

2025/10/01
  • ネタバレ

※このレビューにはネタバレを含みます

2025/9/30 チェスの話。チェスわからない。 ヒール役の釣崎。憎たらしくてさ。 この世界のモブたちと同じように嫌ってた。 でも決勝前にマフィアの連れとしゃべってるときにもう終わりにしてほしいなぁみたいなこと思ってる場面で猛烈に怒りがわいてきて。 釣崎を搾取してきた諸々に。 不条理な世の中であることに。 ひっくり返してこいつを救えよ!マフィアとか潰れてしまえ!小説なんだから!!!とは思っていた。 でも思ってもいないひっくり返し方されてたまげた。 読者の私でさえ透の死は確定事項として受け入れていた。 神様が超強いフィクションの世界だけどそこは納得させられてた。 だから自然と透が釣崎を倒すことを祈っていた。 そこを返すか!釣崎という強烈な駒を使って! すごい! たぶんこれがチェスなんだろう。 私、どんでん返しの名作にはこれを挙げることにする。

Posted byブクログ

2025/09/30

チェスの高みを目指す若者たちの話。チェスも将棋も出来ない私が読んで面白いのか不安があったが、登場人物たちそれぞれのエピソードに惹き込まれる。そしてチェスの大会を軸にだんだん交わっていくのだが、目線がどんどん変わるので飽きずに読んでいけた。辛く悲しい場面もあるけれど、何かに夢中にな...

チェスの高みを目指す若者たちの話。チェスも将棋も出来ない私が読んで面白いのか不安があったが、登場人物たちそれぞれのエピソードに惹き込まれる。そしてチェスの大会を軸にだんだん交わっていくのだが、目線がどんどん変わるので飽きずに読んでいけた。辛く悲しい場面もあるけれど、何かに夢中になれる人生が羨ましくなる。読後、登場人物たちそれぞれの幸せを強く祈った

Posted byブクログ

2025/09/22

チェスに魅せられた者たちの人生を描く群像劇。なかなかおもしろかったです。終盤の伸夫のセリフはめちゃくちゃアツかったです。とはいえ、随所で安易に暴力的要素を入れ込んでくるところはあまり好きになれませんでした。【2025年8月13日読了】

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2025/09/16

読み終わって後味がよい、爽やかな小説だった。チェスに全てをささげた人たちが、全身全霊で勝負する様子は緊張感があり、人生をかけた勝負というものがどんな様子なのか伝えてくれる。勝つために生きる。そのために死ぬほど悔しい思いを、何度も乗り越えなければならない。ラストの釘崎がめちゃくちゃ...

読み終わって後味がよい、爽やかな小説だった。チェスに全てをささげた人たちが、全身全霊で勝負する様子は緊張感があり、人生をかけた勝負というものがどんな様子なのか伝えてくれる。勝つために生きる。そのために死ぬほど悔しい思いを、何度も乗り越えなければならない。ラストの釘崎がめちゃくちゃカッコよかった。自分にも「これしかない」と思うものが欲しいなと思った。

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2025/09/05

チェスを愛しチェスに出会うことで人生が変わった4人の主人公が交差する物語。 この私という一人称は誰の言葉だろう。 そんな不自由さも読み進めることで不思議とその人の声になって頭と心に響く。 5章はずっとハラハラドキドキ。 最終6章はずっとにこやかに清々しく読めました。 いい本に出会...

チェスを愛しチェスに出会うことで人生が変わった4人の主人公が交差する物語。 この私という一人称は誰の言葉だろう。 そんな不自由さも読み進めることで不思議とその人の声になって頭と心に響く。 5章はずっとハラハラドキドキ。 最終6章はずっとにこやかに清々しく読めました。 いい本に出会えたことに感謝です。

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2025/09/02

病院でチェスを通じて出会った透と輝と瑠偉。新しく出会った人をチェスに引き込みつつ大人になる。瑠偉はチェスの普及に力を入れ、透と瑠偉の中高の友人晴紀はグランドマスターを目指す。冴理、釣崎もチェスに魅せられていく。クセのある脇と思われた人物がとても強かったりと意外感もあり、楽しめる。

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2025/07/17
  • ネタバレ

※このレビューにはネタバレを含みます

言葉どおり人生のすべてをチェスに賭けた人たちの青春。知的なゲームの物語のはずが、生々しさと疾走感があった。 チェスのことがわかる人が読んだら、棋譜や指し方で登場人物の性格とか分かるものなのだろうか。作中出てくるチェスの名手による名言がかっこよくて、一層興味が湧いた。 大会後の後日談は、読み手によっては出来過ぎ感があると思うかも??私はハッピーエンドが好きなので、平和な終わり方でほっとした。

Posted byブクログ