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なぜ私たちは燃え尽きてしまうのか バーンアウト文化を終わらせるためにできること
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商品詳細
内容紹介 | |
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販売会社/発売会社 | 青土社 |
発売年月日 | 2023/10/27 |
JAN | 9784791775910 |
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なぜ私たちは燃え尽きてしまうのか
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商品レビュー
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8件のお客様レビュー
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【要約】 ■バーンアウトの定義 筆者は、バーンアウトの定義を、「仕事に対する自身の理想と現実のギャップを埋めるために無理を重ねた結果」だと説明しているが(初出はP20。それ以降も度々出てくる)、これは定義ではなく原因だと思う。 定義としては、"仕事に熱心に取り組むあまり心身を疲弊させて働けなくなった状況"、もしくは、"もはや働けないほど疲弊しきっているのにまだ無理矢理働いている状況"のことだと思って読んだ。 そしてそれは白黒はっきりつく状況ではなく、スペクトラムとしてとらえる必要があるとのこと。(P84) ■なぜバーンアウトが起きるのか 現代では、勤勉であることが美徳されているだけでなく、仕事によって自己実現を目指すことがまるで当たり前であるかのように私たちの価値観に刷り込まれている。これを筆者は「高貴な嘘」と表現する。 この高貴な嘘のせいで、もっと頑張りたい・頑張れるはずなのにもう頑張れないという状況が生まれる。それが「理想と現実のギャップ」であり、このギャップを埋めるために無理を重ねるとバーンアウトが起きる。(P20など) ■どうしたらバーンアウトを防げるのか 「高貴な嘘」を信じ切らないこと。 仕事で自己実現しようと思わないこと。 仕事ではなく、普遍的な尊厳、自身と他者に対する思いやり、余暇の過ごし方の中で見つけた目的などを自らの価値観の土台に置くこと。(P274) 【感想】 自分もバーンアウトに陥ってるなあと思いながら読みました。 ただ、仕事で自己実現を目指さないというのも難しくて、「せっかくやるからには自分の誇りとなるような仕事をしたいなあ…」とか、「でもそういう考えのせいで自分は今バーンアウトに陥ってるんだよな…」とか色々考えました。 で、自分の中では、仕事"だけで"自己実現しようとするのが間違いなんだろうなという結論に至りました。 仕事かプライベートかという極論ではなく、仕事とプライベートの両方で自分の人生を見つめながら今何が大切なのかを考えて生きていくことが大切なのかなと。 とりあえず今の自分の考えとしてはここに落ち着きました。
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自分と著者の状況が被ってると感じて、ああ、自分はバーンアウトしてるんだなあ、と感じて読んでみた。 バーンアウトは理想と現実のギャップに起因する情緒的消耗感、脱人格化、個人的達成感の低下の発現。回避する方法は仕事が全てととらえないこと。仕事と自分は同一ではないし、仕事が尊厳を与えて...
自分と著者の状況が被ってると感じて、ああ、自分はバーンアウトしてるんだなあ、と感じて読んでみた。 バーンアウトは理想と現実のギャップに起因する情緒的消耗感、脱人格化、個人的達成感の低下の発現。回避する方法は仕事が全てととらえないこと。仕事と自分は同一ではないし、仕事が尊厳を与えてくれるのではなく、仕事に尊厳を与えるのは自分で、仕事に意味を与えるのも自分であると気づくこと、とのこと。 完全には納得できないが、まぁそうだよな、とも思う。
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積読チャンネルでこの本を知り読んだ。仕事を尊厳の源と捉えバーンアウトに至ってしまうこと、ポスト工業化の時代には感情までもが商品となり、愛想の良さをもコントロールしなければいけなくなっていることなど、気付かされることばかりだった。生産性を仕事外でも気にし、時間を金額換算する癖が自分にあると自覚した時、自分も『高貴な嘘』に取り込まれていたことに恐ろしくなった。仕事以外の時間に少しずつ軸足を移していこうと思う。
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