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スピノザの診察室
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スピノザの診察室

夏川草介(著者)

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スピノザの診察室

定価 ¥1,870

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商品詳細

内容紹介
販売会社/発売会社 水鈴社
発売年月日 2023/10/27
JAN 9784164010068

スピノザの診察室

¥1,650

商品レビュー

4.4

901件のお客様レビュー

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2026/02/18

人が自分の道をどう選び、どう決めるか。みんなにとってこれが最良というものはなく、向き不向き、したいこと、優先したいこと、できること、など、それぞれのその時の状態や思いで決めていくものだと思う。が、自分にとって本当に最良だったのか、後から思い返すこともあるだろう。後悔することもある...

人が自分の道をどう選び、どう決めるか。みんなにとってこれが最良というものはなく、向き不向き、したいこと、優先したいこと、できること、など、それぞれのその時の状態や思いで決めていくものだと思う。が、自分にとって本当に最良だったのか、後から思い返すこともあるだろう。後悔することもあるだろう。マチ先生は、よく人を分析して、自分の選択も理解して、これがよかった、と実感を重ねていく、その最中にいるんだろうなと思う。 いい物語に出会うと、その物語を楽しむだけでなく、自分の人生と重ね合わせて考えるようになる。たくさん学んで、心豊かになりたい。

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2026/02/17

ドクターが書いているお話とあって、終末期の医療のリアルを描かれていると感じました。 治すだけが医療じゃない、その人らしく見送ることも本当に大事です。 今の医療制度では治療しないと入院継続できません…治療を希望しないとすぐ退院を促されてしまい、行き場がなくて仕方なく治療するという...

ドクターが書いているお話とあって、終末期の医療のリアルを描かれていると感じました。 治すだけが医療じゃない、その人らしく見送ることも本当に大事です。 今の医療制度では治療しないと入院継続できません…治療を希望しないとすぐ退院を促されてしまい、行き場がなくて仕方なく治療するということもあります。 今の高齢化社会、もう少し見送るための医療が認められて、見送る家族も治療しない選択をすることに罪悪感を抱かなくてすむようになればいいのに…と思います。

Posted by ブクログ

2026/02/16

『お疲れ様でした』 口にするその言葉に託す想い。 雄町哲郎は、以前は大学病院で将来を期待された凄腕の医師だった。しかし今は町中にある地域病院で内科医として働きながら甥の龍之介とともに暮らしている。 甥、患者さん、現職場、前職場の人との関わり。想い。 自分にとって何が大切か...

『お疲れ様でした』 口にするその言葉に託す想い。 雄町哲郎は、以前は大学病院で将来を期待された凄腕の医師だった。しかし今は町中にある地域病院で内科医として働きながら甥の龍之介とともに暮らしている。 甥、患者さん、現職場、前職場の人との関わり。想い。 自分にとって何が大切かを考え、しっかりと選ぶことができる、地に足がついたしなやかな強さ。安定感。 人はいつか死を迎えることになる。 それまでの時をいかに過ごすことができたか、過ごさせてもらえたかによって、残された者の悲傷、沈痛な想いもいつか共に歩む温かな想いへと昇華する手伝いとなる。 一日一日。 いま、この時、この瞬間を、息が止まるその瞬間まで、どう生きるのか。 人と人との関わり・温かさが安心をくれる、『幸せ』を考えさせてくれる物語です。 お疲れ様でした。 それが、旅立った者に送る唯一の言葉である。 世界には、慈悲も慈愛も存在しない。努力も忍耐も役に立たない。 人は無力な存在だから、互いに手を取り合わないと、たちまち無慈悲な世界に飲み込まれてしまう。手を取り合っても、世界を変えられるわけではないけれど、少しだけ景色は変わる。真っ暗な闇の中につかの間、小さな明かりがともるんだ。その明かりは、きっと同じように暗闇で震えている誰かを勇気づけてくれる。そんな風にして生み出されたささやかな勇気と安心のことを、人は『幸せ』と呼ぶんじゃないだろうか。

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