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源氏物語(1) 古典新訳コレクション 河出文庫
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商品詳細
| 内容紹介 | |
|---|---|
| 販売会社/発売会社 | 河出書房新社 |
| 発売年月日 | 2023/10/06 |
| JAN | 9784309419978 |

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源氏物語(1)
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商品レビュー
3.9
41件のお客様レビュー
読みやすかった。 あさきゆめみしを読んでいたせいもあるのか 楽しく読めました。 若紫の成長がたのしみです。
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女は貴族であっても、その名前は通称や愛称しかないことからもわかるように、夫が亡くなれば身分を失い凋落していくことを免れない哀れな存在であった。そのような社会が、光君によって炙り出される。 歌を読み合い、双方の気持ちを確かめたり、教養のほどを伺ったり、隔世の感があった。 ついつい...
女は貴族であっても、その名前は通称や愛称しかないことからもわかるように、夫が亡くなれば身分を失い凋落していくことを免れない哀れな存在であった。そのような社会が、光君によって炙り出される。 歌を読み合い、双方の気持ちを確かめたり、教養のほどを伺ったり、隔世の感があった。 ついつい現代のスタンダードで読んでしまうが、今よりも暗く、不確かで、物の怪がすぐそばにいた当時は、言葉に対する感覚も研ぎ澄まされていたのかもしれない。 日本人だから読んでおいたほうがよいかなと思い手に取ったが、角田さんの口語訳で満足だった。気が向いたら残り7巻も読みたい。
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マンガ「あさきゆめみし」は読んでいたが、小説としては初・源氏物語に挑戦。 全体に和歌は古文そのままでリズムが味わえ、現代語訳で意味も取れるのが趣深い。 物語は、源氏の亡き母を慕うコンプレックス、貴族男性の女性を追い求めるのが人生という価値観=風流を駆動力に進む。 幽霊の話し...
マンガ「あさきゆめみし」は読んでいたが、小説としては初・源氏物語に挑戦。 全体に和歌は古文そのままでリズムが味わえ、現代語訳で意味も取れるのが趣深い。 物語は、源氏の亡き母を慕うコンプレックス、貴族男性の女性を追い求めるのが人生という価値観=風流を駆動力に進む。 幽霊の話しがでてきて(夕顔)、序盤の男たちの四方山話の伏線が回収されていくのは、小説として完成されている。 光源氏が、紫の上を連れ去るのは、この時代もアウトに描かれていることに少し安心する。
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