源氏物語(1) の商品レビュー
2024年大河ドラマ「光る君へ」の影響を受け『源氏物語』がずっと気になっていました。 今、あらためて、角田光代さんによる現代語訳の『源氏物語』を読み始めています。 主人公、光源氏の両親の悲恋から物語は始まります。帝の次男として誕生した光源氏もまた様々な恋に生きます。光源氏の恋は...
2024年大河ドラマ「光る君へ」の影響を受け『源氏物語』がずっと気になっていました。 今、あらためて、角田光代さんによる現代語訳の『源氏物語』を読み始めています。 主人公、光源氏の両親の悲恋から物語は始まります。帝の次男として誕生した光源氏もまた様々な恋に生きます。光源氏の恋は十代にして、不倫、ホラー、ラブコメなど波乱万丈です。釣り合いの取れた才色兼備の正妻がいるというのに、危うい恋に次々とのめり込んでいきます。相手が人妻であっても、躊躇なく平気で好きになるタイプですが、なかでも、義理の母(帝の妻)を本気になってしまうのは危険すぎました。そうかと思えば、10歳くらいの姫君を引き取りたいと言い出します。 1000年も前の平安時代の話なので、現代とは価値観が違うのでしょう。そう思って読み進めていたら、姫君の祖母である尼君も「姫君はまだどうともできないお年なのに、源氏の君はいったいどういうおつもりなのだろうと、気味悪く思うのだった」とあり、この時代から見ても、やっぱり光源氏は変な人だったようようです。 光源氏の恋の冒険の始まりが描かれる文庫本1巻ですが、それだけでなく、当時の風俗、煌びやかな朝廷絵巻、貴族たちの人間関係のかけひきや心情など様々な要素が盛り込まれ、エンタメ長編小説のスタートとして読み応え充分でした。
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はじめて源氏物語の文章全体を読んだ。心理描写や、ストーリー展開など、1000年前にこんなに立派な小説があったのかとおどろき。平安時代の貴族の暮らしの解像度が上がる。 あとがきに書かれていた、源氏物語は光源氏を通してこの時代を生きた様々な女性を描く小説なのではないかとの考察が腑に...
はじめて源氏物語の文章全体を読んだ。心理描写や、ストーリー展開など、1000年前にこんなに立派な小説があったのかとおどろき。平安時代の貴族の暮らしの解像度が上がる。 あとがきに書かれていた、源氏物語は光源氏を通してこの時代を生きた様々な女性を描く小説なのではないかとの考察が腑に落ちた。
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はじめて読んだ、光君って現代にいても相当クズ?(でも顔がいい上に育ちもいいのでなんとかなっているタイプ)と解釈しましたが合ってるでしょうか。 読みやすいけどやっぱり難しくて、ゆっくり読むのも楽しい。
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とても読みやすく、いきなり主要人物が亡くなったり物語の展開も早めで、読み続けられそうな気がしました。 和歌には原文と和訳が載せられて、古典を読んでいる雰囲気も味わえます。 全冊読了を目指します!
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2026年最初の一冊は源氏物語!!! もともと皇族だったけどこのままだと政に支障きたすからすげー家臣になって源の姓になりました!うん!顔が綺麗で教養もある俺!色んな女に興味あり!な話。高校でやった六条御息所の牛車がぶっこわれることと映画で六条御息所が葵の上を呪い殺すことしか覚えて...
2026年最初の一冊は源氏物語!!! もともと皇族だったけどこのままだと政に支障きたすからすげー家臣になって源の姓になりました!うん!顔が綺麗で教養もある俺!色んな女に興味あり!な話。高校でやった六条御息所の牛車がぶっこわれることと映画で六条御息所が葵の上を呪い殺すことしか覚えてない〜!笑 のノリで読み始めたけどめちゃくちゃやばくて面白い!平安のみんなもあなや〜!とか言いながら新刊楽しみにしてたんだろうなって思う。さっそく2.3巻を予約!続きが楽しみ! 以下長めの感想(ネタバレ注意) 【桐壺】 光源氏のお母さんの話。お母さんもおばあちゃんも苦労が多くて本当に気の毒だった。ちょっと泣いた。桐壺爆速で亡くなってしまったしね…とても可哀想だったけど、美しくて気立も良く優しくて、そんな方が亡くなってしまったらもう無敵なんだよな…弘徽殿女御、かなわねーよ!! 桐壺:光源氏の母。めちゃ綺麗。 弘徽殿女御:桐壺よりも先に桐壺帝に嫁いでた人。後ろ盾強い!右大臣の娘。 藤壺:桐壺が亡くなった後帝の寵愛を受けた方。桐壺に似ている。光君もそれでなつく。 【箒木】 雨の夜に光源氏と親友、同僚たちが女について語るのだ。そしてその後光君は病に臥した乳母の家に行ったのだが、乳母の隣の家の女が気になるのだー!の巻。 男が語る夜、お前ら都合良すぎだろ〜とわたくしめは思います。ただ馬頭がそっけなくして亡くなってしまった女は本当に本当に可哀想で涙が止まらなかった!!素敵な人だったのに!!!気づくの遅いよー!! 名前は出てこないけど頭中将と夕顔のあれこれの話も出てきた。 頭中将:光君の親友。夕顔の元カレ。お父さんは左大臣なので偉い。葵の上のお兄ちゃん。 葵の上:光君の最初の嫁。身分とか申し分ないけど光君はほっつき歩きまくっている…。 空蝉:六条の手前に住んでる超いい感じの方。光君とは一度きりだけど思い合っていた。が、旦那の転勤で遠くに行った。小君のお姉ちゃん。 【空蝉】 光君やばすぎる。本当すげえな〜、全ての女とどうにかなります!って感じだよ〜。 でも空蝉も結局一度きりとはいえ絆されてるから、イケメンって強すぎるのだなぁ〜。 【夕顔】 夕顔可哀想すぎた。最後まで誰かわからず〜な感じだったけど頭中将の時もいい人柄だったのが伝わってたから尚更悲しい!!! きれいな女の生霊だと思うんだけどお主六条御息所か?!でも言及されてないし、光君は手を出しすぎなので違う人かも〜。 夕顔:光君の心に残ってそうな人。生霊か何かにやられて亡くなってしまった。とても可愛いなって感じの性格の方だったと私も思うし、絶対見た目も可愛かったよね。 【若紫】 光君やばすぎる!!!これは流石にきもい! 結局桐壺に似てる女がこの世にいる限りこの男が病むことなんかないだろ〜って思った。 あとついに藤壺とどうにかなってしまったのだ…まだ一巻なのにこんな…!! 若紫:藤壺のきょうだいの子供。藤壺に似てるってことでまだ子供だが光君にロックオンされる。小さい頃から近くに置いて思いのままに育てるらしい、気持ち悪い。 【末摘花】 まさかのクセツヨの姫が出てきた。珍しく光君もちょっとかわいそうかも〜とか思わせてくる話。よくよく考えたら可哀想ではないんだよな。こんなボロ屋に隠れた美女がいるかも!みたいな妄想と現実のお話。
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わかるかなぁ、難しいかなぁ…と少し心配ではありましたが、大変わかりやすかったです。 子供の学校副教材の国語便覧に、とても詳しく載っていたので、それを参考にしながら読みすすめました。 しかし…。 光源氏よ、プレイボーイ過ぎやしないか? まだまだ先はあるので、少しずつ読んでいき...
わかるかなぁ、難しいかなぁ…と少し心配ではありましたが、大変わかりやすかったです。 子供の学校副教材の国語便覧に、とても詳しく載っていたので、それを参考にしながら読みすすめました。 しかし…。 光源氏よ、プレイボーイ過ぎやしないか? まだまだ先はあるので、少しずつ読んでいきます。
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読みやすいのに、日本語の美しさは損なわれない訳で、とても楽しく読むことができました。 平安時代とは生活や習慣が異なるため理解が難しい部分もありますが、現代と似たような思考も出てきます。1000年経っても変わらない部分を見ることができて面白いです。
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読みやすかった。 あさきゆめみしを読んでいたせいもあるのか 楽しく読めました。 若紫の成長がたのしみです。
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女は貴族であっても、その名前は通称や愛称しかないことからもわかるように、夫が亡くなれば身分を失い凋落していくことを免れない哀れな存在であった。そのような社会が、光君によって炙り出される。 歌を読み合い、双方の気持ちを確かめたり、教養のほどを伺ったり、隔世の感があった。 ついつい...
女は貴族であっても、その名前は通称や愛称しかないことからもわかるように、夫が亡くなれば身分を失い凋落していくことを免れない哀れな存在であった。そのような社会が、光君によって炙り出される。 歌を読み合い、双方の気持ちを確かめたり、教養のほどを伺ったり、隔世の感があった。 ついつい現代のスタンダードで読んでしまうが、今よりも暗く、不確かで、物の怪がすぐそばにいた当時は、言葉に対する感覚も研ぎ澄まされていたのかもしれない。 日本人だから読んでおいたほうがよいかなと思い手に取ったが、角田さんの口語訳で満足だった。気が向いたら残り7巻も読みたい。
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マンガ「あさきゆめみし」は読んでいたが、小説としては初・源氏物語に挑戦。 全体に和歌は古文そのままでリズムが味わえ、現代語訳で意味も取れるのが趣深い。 物語は、源氏の亡き母を慕うコンプレックス、貴族男性の女性を追い求めるのが人生という価値観=風流を駆動力に進む。 幽霊の話し...
マンガ「あさきゆめみし」は読んでいたが、小説としては初・源氏物語に挑戦。 全体に和歌は古文そのままでリズムが味わえ、現代語訳で意味も取れるのが趣深い。 物語は、源氏の亡き母を慕うコンプレックス、貴族男性の女性を追い求めるのが人生という価値観=風流を駆動力に進む。 幽霊の話しがでてきて(夕顔)、序盤の男たちの四方山話の伏線が回収されていくのは、小説として完成されている。 光源氏が、紫の上を連れ去るのは、この時代もアウトに描かれていることに少し安心する。
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