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少女、女、ほか
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商品詳細
| 内容紹介 | |
|---|---|
| 販売会社/発売会社 | 白水社 |
| 発売年月日 | 2023/10/01 |
| JAN | 9784560093665 |
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少女、女、ほか
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商品レビュー
4.6
5件のお客様レビュー
読点がなく、一文の中でも主語が変わる読み辛い文章。おまけに第一章は主人公アマとその取り巻きの性を巡る話しで読み難かった。が二章以降はそれぞれの出自、生立ち、と面白い様にページが進んだ。
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圧倒的!溢れんばかりの具だくさんサンドウィッチ! メモを取りながら読まなかった後悔か、読み進めるにしたがって深くなる。
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読んでいるとポジティブなエネルギーが満ちてくる。女性たちの不屈の半生に引き込まれていく。 登場する12人の女性たちは、警官や教師を始めとする周囲からの人種差別による侮辱、旧弊な男尊女卑、セクシュアリティによる偏見に抗い、日々繰り返される抑圧に対して声をあげ続ける。 だが、ものこ...
読んでいるとポジティブなエネルギーが満ちてくる。女性たちの不屈の半生に引き込まれていく。 登場する12人の女性たちは、警官や教師を始めとする周囲からの人種差別による侮辱、旧弊な男尊女卑、セクシュアリティによる偏見に抗い、日々繰り返される抑圧に対して声をあげ続ける。 だが、ものことはそう単純化できない。もっと入り組んでいる。 同じ“カテゴリー”に属していても、そこには経済格差による特権が存在する “特権って相対的で文脈によるよね”。 レズビアンのコミュニティにも支配がある “それって男性優位主義じゃない?”。 性適合手術により女性として生きることを選択した後にフェミニズムに目覚める “百パーセント女性として存在するようになったら、自分が多くのことを男として当たり前だと見なしていたと気づいたの”。 そして世代によるカルチャーの継承も問題だ。 移民2世、3世と移っていくにつれて、どうしてもアイデンティティの立ち位置は変化する 19歳の大学生でロンドンに住むヤズの言葉は、国を超えて若い世代には響くだろう。 ”要するに上の世代が何もかも台無しにしてくれたから、あたしの世代はもうほんッとに絶望的なのよ すぐにでもあたしたちが年長者たちから知的主導権を奪い取らないことには” 苦労話(と人生讃歌)のショウケースに陥らないのは、バーナディン・エヴァリストの腕の見せどころ。12人それぞれに、いかにもその人らしいセリフやエピソードを用意している。 例えばヤズ。 “あたし今十代後半のシニカルな時期だからどうしてもそうしちゃうのよね。天国行ってキュートに振る舞えるようになるまで待ってて”偉ぶった父親をからかう小生意気で、才気煥発な娘のちょっと得意げな様子がパッと浮かぶ。 12人の人生を辿って思うのは、母と娘の関係性の不思議さ。 反発と衝突ののちに、娘が変わることも、母親が理解を示すことも、相容れないまま受け入れられないこともある。だが、互いにまるで秘密結社の同志のようなどこかで繋がっている感じは、母娘特有なものがあるんだろうなと思う。 もちろんそこには社会や結婚といった制度が強いた連帯もあるだろうけれども。 そして、最終章に至って思うのは、やっぱり人生讃歌でいいじゃないかということ。 『大切なのは共にいること。人生、捨てたもんじゃない。笑って泣かせ心揺さぶる真実の物語。』という背表紙の書評に、そうだよなと頷く。 みんな人知れず傷を抱えて生きてきたんだから。
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