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ひゃっか! ハルキ文庫
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ひゃっか! ハルキ文庫

今村翔吾(著者)

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ひゃっか! ハルキ文庫

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商品詳細

内容紹介
販売会社/発売会社 角川春樹事務所
発売年月日 2023/10/14
JAN 9784758445955

ひゃっか!

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商品レビュー

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2026/03/05

今村翔吾の珍しくも現代小説!さらに高校青春モノ!ええい、ひかえおれ!面白くないわけがなかろう!!!というわけで。 「全国高校生花いけバトル」。華道の大会なのだが、ステージ上で観客の前で即興で花をいける大会である。花をいける所作も審査対象となる。全国9ヶ所での予選を勝ち抜くと、栗...

今村翔吾の珍しくも現代小説!さらに高校青春モノ!ええい、ひかえおれ!面白くないわけがなかろう!!!というわけで。 「全国高校生花いけバトル」。華道の大会なのだが、ステージ上で観客の前で即興で花をいける大会である。花をいける所作も審査対象となる。全国9ヶ所での予選を勝ち抜くと、栗林公園での本戦に進めるのだ。 華道部の顧問が経験者を教えてくれたので、大塚春乃はその男の子山城貴音くんを訪ねてみることにした。だが補習とバイトで忙しいという。体育に家庭科、古文、漢文に数学。しかも夏明けに引越すらしい。勉強をみてあげることで、大会出場の話がついた。 貴音のうちは大衆演劇の流しのうちなので、本当に貴音は忙しく、火曜と木曜と日曜の昼しか時間がない。早速春乃と貴音は授業と花の練習を始める。が、肝心の話がない。しかも大会の時にどんな花器があるのか、今のところわからないのである。下絵を描いてみることにした。これならお金がかからない。しかし貴音は妙な絵を持ってきた。ぼんやりした形に色だけ指定してある。なるほど。花も何があるかわからないからな。二人は舞台で即興でいける意味を考え始める。舞台だから、魅せなきゃいけないんだ。貴音が台本を書き始めた。

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2026/01/18

 春乃ちゃんと貴音(たかね)くんが図書館で勉強する場面で、貴音くんがフラワーアレンジメントの本を司書さんに出してもらって、「やっぱさあ、プロはすごいよな」というところが好きでした。  そのあとに貴音くんは、こう続けます。 「きっと花も同じだろうな。きっと作品を作るまでに多くの人が...

 春乃ちゃんと貴音(たかね)くんが図書館で勉強する場面で、貴音くんがフラワーアレンジメントの本を司書さんに出してもらって、「やっぱさあ、プロはすごいよな」というところが好きでした。  そのあとに貴音くんは、こう続けます。 「きっと花も同じだろうな。きっと作品を作るまでに多くの人が花に向き合ってきたんだろうな。」  春乃ちゃんが「誰かにとっての大事な瞬間を彩るため」に花を届け続ける人たちがたくさんいることを再認識して、「だからこそ最高に綺麗に生けなくちゃね」と大会に向けて気合が入る瞬間なのでした。  そして、大会に向けての特訓と、貴音くんの進級のための勉強を進め、関東予選が近づいていきます。  さあ、ふたりはどうなるでしょう。。。  花いけバトルのことも、大衆演劇の小屋の生活のことも分かる「花のある」「大事な瞬間を」「お客さんに魅せる」爽やかでカッコイイ高校生小説でした♡    〔作品紹介・あらすじ〕 「全国高校生花いけバトル」。即興で花をいける、5分の勝負。 二人一組でエントリー。花をいける所作も審査対象。──高校二年生の大塚春乃はこの大会に惹かれ、出場を目指していた。 だが生け花は高校生にとって敷居が高く、パートナーが見つからない。 そんな春乃の前に現れた転校生・山城貴音。大衆演劇の役者だという彼は、生け花の素養もあると聞き……。 高校生たちの花にかける純粋な思いが煌めく、極上の青春小説。

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2026/01/18

高校生が即興で花を生ける「花生けバトル」を舞台にした青春小説。これは作家が上手いことを考えたものだと思ったら、実際にあるイベントだという。この小説の刊行が2018年、第1回全国高校生花生けバトルの開催が2017年だから、それを見て題材として面白いと思ったか。花が好きな女子高生と大...

高校生が即興で花を生ける「花生けバトル」を舞台にした青春小説。これは作家が上手いことを考えたものだと思ったら、実際にあるイベントだという。この小説の刊行が2018年、第1回全国高校生花生けバトルの開催が2017年だから、それを見て題材として面白いと思ったか。花が好きな女子高生と大衆演劇の役者として活躍する転校生を中心に展開するストーリーはなかなかの面白いものだった。自分には生花の知識は全くないが、花の名前や生花の技術等はきっちり書かれていて、場面場面で花々が美しく彩られる。 ちょっと残念かなと思ったのは学校内のゴタゴタなど盛り込みすぎで大会に進むあたり飛ばしすぎかな、大衆演劇の話も中途半端かな等々。まだ時代小説作家としての地位を確立する前の作家の作品としては、読みやすい話を軽くドラマチックに仕立て上げたのか、なんて感じがして。でも最後の方は一気読み。予想通りの結末、爽やかな青春物語でスッキリとした終わり方でした。

Posted by ブクログ