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ファン・ボルム(著者), 牧野美加(訳者)

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商品詳細

内容紹介
販売会社/発売会社 集英社
発売年月日 2023/09/26
JAN 9784087735246

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商品レビュー

4.3

442件のお客様レビュー

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2026/07/14

初韓国翻訳小説 働きすぎの現代人にとって刺さる人にはとんでもなく刺さるんではないだろうか。僕はまだ働いてないから全てを理解したわけではないが共感できる部分もあった。参照された小説や映画などが多くあったためそれらの作品を見ているだけでも話の解像度が上がった気がする。なぜなら是枝監督...

初韓国翻訳小説 働きすぎの現代人にとって刺さる人にはとんでもなく刺さるんではないだろうか。僕はまだ働いてないから全てを理解したわけではないが共感できる部分もあった。参照された小説や映画などが多くあったためそれらの作品を見ているだけでも話の解像度が上がった気がする。なぜなら是枝監督の作品が途中に話にあげられて、僕自身その作品を見ていたためその部分の話をよく理解できたから。日頃から多くの作品に触れてると日常の幸福度も上がるんだなとしみじみ感じた。

Posted by ブクログ

2026/07/08

分かっちゃいるけれど、人生には正解なんてないんだろうなということ。 韓国という、日本よりもさらに激しい競争社会の中で、客観的には成功したヨンジュ。大学まで行ったけれど、社会の中でうまく居場所を見つけられなかったミンジュン。そもそも大学へ行かないことを選んだミンチョル。 この本...

分かっちゃいるけれど、人生には正解なんてないんだろうなということ。 韓国という、日本よりもさらに激しい競争社会の中で、客観的には成功したヨンジュ。大学まで行ったけれど、社会の中でうまく居場所を見つけられなかったミンジュン。そもそも大学へ行かないことを選んだミンチョル。 この本には、ある意味で、決められたレールから少し外れた人たちが出てくる。でも、彼らは別に負けた人として描かれているわけではない。悩みながらも、自分の選択を少しずつ受け入れて、自分のペースで日々を過ごそうとしている。そこがとてもよかった。 大きな成功をすることや、誰かに認められることだけが、人生を豊かにするわけではないのかもしれない。今日一日をどう過ごすか。本を読むこと、人と話すこと、働くこと、休むこと、少し考えること。そういう小さな時間の積み重ねが、結局その人の人生になっていくのだと思った。 ヒュナム洞書店は、本を売る場所でありながら、疲れた人が少し立ち止まれる場所でもあった。誰かを劇的に救うわけではないけれど、その人がその人のペースで考え直す時間を許してくれる。そういう場所があるだけで、人は少し楽になれるのかもしれない。私の近所にもそんな場所があればいいのに。

Posted by ブクログ

2026/07/07

良かったー、、、刺さってしょうがない。小説のような、自己啓発のような、ビジネス本のような、不思議なジャンル。 仕事に悩んだときや生きるのに疲れたとき、本を無性に読みたいときなど、人生の色んな局面で読み返したくなる作品。 「ミンジュンは休みたかった。振り返ってみれば、中学一年の...

良かったー、、、刺さってしょうがない。小説のような、自己啓発のような、ビジネス本のような、不思議なジャンル。 仕事に悩んだときや生きるのに疲れたとき、本を無性に読みたいときなど、人生の色んな局面で読み返したくなる作品。 「ミンジュンは休みたかった。振り返ってみれば、中学一年のころから心穏やかに休んだことがない。ひとたび優等生になるとずっと優等生であり続けなければならなかったし、優等生は常に努力しなければならなかった。努力するのは嫌いではなかった。でも、努力した結果がこれなら、努力しないほうが良かったのかもしれない。」 ↑まさに心底共感する文章。私の社会人なりたてのやさぐれ期は、ここからくる挫折だった。無気力症候群を的確に言語化してくれた。 「目的もなく一つの対象にこんなに長い時間を費やしたことはなかったと考えながら、今自分がとても贅沢なことをしていると感じた。時間をたっぷりと費やす贅沢。時間を存分に費やしながら、少しずつ自分自身の好みを知っていった。ミンジュンはうっすらと感じていた。ある対象に関心を寄せていれば、やがては自分自身を見つめるようになるのだろうと。」 ↑今の生活をこんな風に感じられる人間になりたい、なろう。とても贅沢で貴重な時間の費やし方であること。時間を無駄にしていると捉えるのか、贅沢な自分探しの旅中と捉えるのか。 「あれこれ考えた末、自分はただの平凡な人間なんだ、という結論に至ったりもします。いくらがんばって前に進んだところで、行き着く先は「平凡な人間」でしかないんだ、と。平凡な人間である自分はどうしても、他人を悲しませたり、苦しめたりしてしまう、ただそれだけのことなんだ、と。人間は、笑い合いもすれば、苦しめ合いもするものなんだ、と。……本を閉じて考えました。自分は未熟な人間だという思いにばかりとらわれないようにしよう。 それでも自分にはまだチャンスがあるんじゃないか。未熟な自分もまだ、善い行動をとったり、善い言葉を口にしたりできるんじゃないか。情けない自分も、ごく、ごくたまにはいい人になれるんじゃないか、って。そう考えると、ちょっと元気が出ますね。これからの日々が少し楽しみになったりもします。」 ↑不機嫌をぶつけてしまったり自己嫌悪することも多いけれど、未熟な自分でも、自分のことを後回しにして他者を優しく思いやれる長所があるではないかと、ごく、ごくたまにはいい人になれるんじゃないかっていう言葉がとても良かった。救われた。

Posted by ブクログ

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