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ファン・ボルム(著者), 牧野美加(訳者)

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商品詳細

内容紹介
販売会社/発売会社 集英社
発売年月日 2023/09/26
JAN 9784087735246

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商品レビュー

4.2

216件のお客様レビュー

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2024/11/13

癒やされる。忙しい現代社会に疲れた人に是非手に取ってほしい。 韓国人作家の小説は初めて読んだと思うが、物語の中に流れている雰囲気、人生の哲学、どれも心地よく、身体に染み込むように言葉が馴染んだ。 お気に入りの書店でゆっくりコーヒーを飲みながら読書に浸る。そんな経験はないのだが...

癒やされる。忙しい現代社会に疲れた人に是非手に取ってほしい。 韓国人作家の小説は初めて読んだと思うが、物語の中に流れている雰囲気、人生の哲学、どれも心地よく、身体に染み込むように言葉が馴染んだ。 お気に入りの書店でゆっくりコーヒーを飲みながら読書に浸る。そんな経験はないのだが、そんな感覚になることができた。 本は記憶ではなく身体に残り、その人が選択の岐路に立った時に背中をそっと押す。というような文章は特に腑に落ちたし、読んだ本をあまり覚えていない自分としては、なんだか少し救われた思いがした。

Posted by ブクログ

2024/11/13
  • ネタバレ

※このレビューにはネタバレを含みます

読書中は、ヒュナム洞書店とそこに関わる人々のやりとりを、その場の隅っこでこっそり聞いているような気持ちになった。(特に書店での場面) 彼らの日常はドラマチックではないけれど、交流の過程でちょっとずつ変化していく。それを数ページからなる40のエピソードを通して深く感じることができた。 読了後は、ヒュナム洞書店のような場所が現実にあったらなぁとため息を吐いてしまうほど、この本に夢中になった。 【好きなお話】 ●『書店員みずから司会を務めるトークイベント』 「とりあえずやってみようと思ったんです。才能があるのかないのか悩むくらいなら、まずは書いてみようと。一度くらいはこんなふうに生きてみたいと思っていたので」(p51) この台詞が印象に残っているのは、多分いま私に足りない考え方だと思ったから。「とりあえずやってみる」の前に、「どうせ…」の気持ちが芽生え、悩んだ末に諦めることが多いので…。 ●『心満たされる日曜日を過ごした夜は』 このエピソードすべてが、私の思い描く理想的な休日の過ごし方すぎて羨ましい!コーヒーを飲みながら今日は何をして過ごそうかと考える余裕を作りたい! ●『仕事に対する私たちの姿勢』 仕事に疲れている時に読むと「今の仕事は自分にとって良いのかな」と考えてしまうようなお話だった。各々が話す仕事に対する考えに共感したり、こういう考えもあるのかと新たな視点を得たりした。 ●『オンマたちの読書クラブ』 「何か話そうとすると急に頭の中が真っ白になった。胸はドキドキし、手は震えた。(中略)口が開かない、誰かに縫い合わされたみたいだと、べそをかいた」(p236) これに加えて、自分の考えを整理するためにメモを取るなど、初めての会で緊張するミンチョルオンマ(ヒジュ)に共感した。 その後、彼女が読書クラブに意欲的になっている場面も含めて、好きなエピソードのひとつである。

Posted by ブクログ

2024/11/11

こういう日常な小説大好き。読書会に参加したくなる。素敵。映画化して欲しい。 でも、どうも名前が入ってこなくて何度もヒュナム洞書店に集う人々のページを確認した。

Posted by ブクログ

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