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ラウリ・クースクを探して

宮内悠介(著者)

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商品詳細

内容紹介
販売会社/発売会社 朝日新聞出版
発売年月日 2023/08/21
JAN 9784022519269

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商品レビュー

3.9

81件のお客様レビュー

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2024/05/08
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※このレビューにはネタバレを含みます

R6直木賞ノミネート ソ連時代のエストニアに生まれたラウリ・クークス 黎明期のコンピュータプログラミングで稀有な才能をみせたラウリは親友と呼べるロシア人のイヴァンと出会う。 だが、ソ連は崩壊しエストニアは独立。 時代に翻弄されていく彼らを描く。 とても温かでリアルな偽史 デジタル国家エストニアを舞台にしたもの悲しくもハートフルな話

Posted by ブクログ

2024/05/07

エストニアの天才プログラマー少年が時代に翻弄されながら歩んだ半生を辿る。日本の作家が、こんな小説を書いてしまうという想像力(創造力)にまず恐れ入る。 読んでいると、いろんな想いが想起される。 今や小国ながらIT先進国として有名になったエストニア。ソ連崩壊の時代に、バルト三国の...

エストニアの天才プログラマー少年が時代に翻弄されながら歩んだ半生を辿る。日本の作家が、こんな小説を書いてしまうという想像力(創造力)にまず恐れ入る。 読んでいると、いろんな想いが想起される。 今や小国ながらIT先進国として有名になったエストニア。ソ連崩壊の時代に、バルト三国の一国として独立の闘争があったことはもちろんニュースでは知っていたが、その背後にこの小説で描かれるような苛烈な背景があったとは全く考えたこともなかった。 IT化に成功したのではなく、国が生き延びるためにIT化を成功させるしか途がなかったのだ。 そして、国家と民族の間の軋轢と衝突は、純粋だった少年少女たちの仲を引き裂き、人生の隘路に迷い込ませていく。 早熟の才能の持ち主が「消えた天才」となっていく姿は切ないが、すべてを洗い流すようなラストに向かう展開は安らかさを漂わせる。

Posted by ブクログ

2024/05/02

ソビエト連邦崩壊時期に共和国の主権宣言が次々となさる中、政治的な混乱の中で生きざるを得ない若者たちの友情物語といったところでしょうか。 当時の歴史にもふれつつ、政治的な同調圧力の恐ろしさ、不穏な世の中への憤りや喪失感が主人公を通じてジワジワきます。そんな時代を経て今の世界情勢不...

ソビエト連邦崩壊時期に共和国の主権宣言が次々となさる中、政治的な混乱の中で生きざるを得ない若者たちの友情物語といったところでしょうか。 当時の歴史にもふれつつ、政治的な同調圧力の恐ろしさ、不穏な世の中への憤りや喪失感が主人公を通じてジワジワきます。そんな時代を経て今の世界情勢不安が何とも恐ろしい。実に恐ろしく心底恐いよ。

Posted by ブクログ

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