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バスタブで暮らす ガガガ文庫
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バスタブで暮らす ガガガ文庫

四季大雅(著者), 柳すえ(イラスト)

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バスタブで暮らす ガガガ文庫

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商品詳細

内容紹介
販売会社/発売会社 小学館
発売年月日 2023/08/18
JAN 9784094531466

バスタブで暮らす

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商品レビュー

4.5

17件のお客様レビュー

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2024/08/17

めっっっちゃ良かった。 序盤は就職先でパワハラに遭い 実家に帰ってきた女の子めだか。 実家のバスタブを住みやすくカスタムし、そのうち配信ユーチューバーになっていって、、、 で、こっから先はこれではイカン、と自分なりに立ち上がって再生していくストーリーだろうと思ってたけど、まぁ、...

めっっっちゃ良かった。 序盤は就職先でパワハラに遭い 実家に帰ってきた女の子めだか。 実家のバスタブを住みやすくカスタムし、そのうち配信ユーチューバーになっていって、、、 で、こっから先はこれではイカン、と自分なりに立ち上がって再生していくストーリーだろうと思ってたけど、まぁ、最終的には立ち上がるんだけど、途中のストーリーがまぁ シュール。 でもそれがおもしろくて考えさせられる事もあり、つい人にお勧めしたいなぁと思った。 バスタブで暮らすって、そんなに快適か?と思うけど一人になりたい時は狭い空間でフタを閉じてすべてシャットアウト!できたらいいのだけど。 最後に主人公のめだかもそうだけど 家族の名前もめちゃ個性的。 でも普通に読める(笑)

Posted by ブクログ

2024/07/22

表紙の宣伝文句にすっかりつられて購読したのですが、非常に大満足の一冊でした。普段ライトノベルを読まない人にこそ、読んでほしい! なんとなくモヤモヤする生きづらさや閉塞感を抱えがちな現代、この小説に元気をもらえる人はきっといると思うし、自分もまたその一人だ。また何度も読みなおすだろ...

表紙の宣伝文句にすっかりつられて購読したのですが、非常に大満足の一冊でした。普段ライトノベルを読まない人にこそ、読んでほしい! なんとなくモヤモヤする生きづらさや閉塞感を抱えがちな現代、この小説に元気をもらえる人はきっといると思うし、自分もまたその一人だ。また何度も読みなおすだろう傑作です。

Posted by ブクログ

2024/06/14
  • ネタバレ

※このレビューにはネタバレを含みます

近年読んだ本の中でも、素晴らしい作品でした ライトノベルでカテゴライズされているので 文体は読みやすく、するすると文章が入ってくるのですが 内容は文学の要素が強いと思います 主人公は大人になりきれない、生き辛さを抱えた女の子なのですが 私は母の視点で読んでました ここからネタバレ含んだ感想です かなり良い本ですので、是非読んだ後で見てください ↓ ↓ ↓ ↓ ↓ ↓ 母視点で読んでます ブラック企業に就職して心を病み、絶対安全地帯のバスタブに引きこもってしまった娘 たぶん家族はめだかの心を守るため いつも通り接して、いつも通り過ごそうと 暗黙の了解があったんでしょうね ホント暖かい家族です めだかの意思を尊重し、お願いをたくさん叶えてくれる優しい兄(この兄は天才です) そこにいることだけをただ受け入れてくれている父 いつもパワフルでムードメーカーの母 そんな家族の温かさに全力で守られてるめだかに 「そろそろ、バスタブから出たら?」 この言葉をめだかに言えるのって、母だけなんですよね なんでか説明できないのですが、謎の納得感がありました Vチューバーになって、外社会とのつながりや 自己表現、そして外社会での居場所を作るめだかですが 母としては心配ですよね ましてや自分の寿命がわずかなんですから この娘は私がいなくなっても暮らしていけるのだろうか? 就職も仕事も無しで、これから大丈夫なのか?社会保障は?税金は? このままバスタブでの暮らしが続いてしまうのだろうか? 自分のことよりも、心配していたと思います。 自分がまだ「お母さん」をできるうちに 心を鬼にして、バスタブの絶対安全領域から無理やり出すのですが めだかにとっては、母が般若に見えてしまうのですね このシーンも母目線で読んでいたので 母と気持ちがわかりすぎて悲しかったです 母はめだかを帝王切開 未熟児で出産したことに負い目を感じていたので また、バスタブという胎内から無理矢理出してしまい相当堪えたと思います そんな母も自分の心を守るために向かった先が 自分の実家なんですよね そして、今度はきちんと自分の意思で生まれ直すため、生まれ変わりの危険な旅に出ためだかは 母の行き先がちゃんとわかっていましたね お母さんじゃなくなってしまった母を 自分がされていたように、愛情で包み込むめだかに心打たれました 能面の下が優しい顔で安心しました 母の愛がしっかり伝わっていて良かった 最後は思い出の中の母の言葉で 改めて産声を上げることができたので きっとこれからこの子は大丈夫だ、と希望が持てました 私も家族の在り方や、子供との距離感、接し方など すごく考えさせられました たまに、生まれてきてくれただけで幸せじゃんってこと、忘れちゃうんですよね ホント反省

Posted by ブクログ

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