1,800円以上の注文で送料無料

母影 新潮文庫
  • 中古
  • 書籍
  • 文庫

母影 新潮文庫

尾崎世界観(著者)

追加する に追加する

母影 新潮文庫

定価 ¥605

440 定価より165円(27%)おトク

獲得ポイント4P

在庫なし

発送時期 1~5日以内に発送

商品詳細

内容紹介
販売会社/発売会社 新潮社
発売年月日 2023/07/28
JAN 9784101044521

母影

¥440

商品レビュー

3.5

35件のお客様レビュー

レビューを投稿

2024/11/13
  • ネタバレ

※このレビューにはネタバレを含みます

何度か親のそういった場面に遭遇したことがありますが、子どもの頃の親の性的な行為って強烈に残る。 子どもが大人になって「あれはこういうことだったのか」が繋がった時のなんとも言えない気持ち悪さ。 性的に大人になって数年経つので忘れてましたが、数年ぶりに思い出させられた作品。 しかも主人公の場合、親の相手は親が愛した人でも何でもなく、自分の担任や政治家、知らない汚い大人たち。これが数年後に理解できるようになってしまったとき、主人公は親のことをどう思うのだろうか。 気持ち悪いと思うならまだ真っ直ぐ生きれてると思うけど、 「うちの親おくれてるから仕方ない」と納得してしまうことが、一番最悪の結果。 けど大きくなるにつれて、親がおくれてること(とまでいわなくても周りと比べて変なこと)、気づいちゃうもんね。おくれてるからって世界に蔑まれていい理由には全くならないのに、この世界に生きてると、そんなクソみたいな理不尽に納得してないと、自分の首を絞めることがあるのが現実。 きっと主人公はこの体験が人生の大きな壁になることでしょう。貞操観念も狂っちゃうんじゃないかな、とか考えたら苦しくて、他の方のクチコミにもありましたが「文学的すぎて子どもを装った大人が書いてる感」を多少感じつつ、気付いたら感情移入?してた事に、読み終えてからの胸糞感で気付きました。 又吉さんの解説で納得した部分もあり、私にとっては又吉さんの解説ありきでこの一冊を自分の中に落とし込めたと思ってますが、主人公の体験を「この時期の大切な経験」だとは思えなかったです。これからこの時期を迎える子どもたちにはできれば誰一人こんな経験せずに生きてほしい。

Posted by ブクログ

2024/11/08

尾崎さん好きだけど、ちょっとよくわからなかった たぶん自分が解像度低いだけ、、 母の影と自分の影、時に客の影を主人公の心情を混ぜながら描き練られている

Posted by ブクログ

2024/08/22

子ども目線の言葉選びや感じ方がおもしろかった。尾崎さんらしい音へのこだわりっていう又吉さんの解説もなるほどってなった。

Posted by ブクログ

関連商品

同じジャンルのおすすめ商品

最近チェックした商品