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卒業生には向かない真実 創元推理文庫
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卒業生には向かない真実 創元推理文庫

ホリー・ジャクソン(著者), 服部京子(訳者)

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卒業生には向かない真実 創元推理文庫

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商品詳細

内容紹介
販売会社/発売会社 東京創元社
発売年月日 2023/07/18
JAN 9784488135072

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商品レビュー

4.1

243件のお客様レビュー

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2025/12/11

前二作に続いて読了。 前作で感じた通り、冒頭からかなり陰鬱な滑り出しで、これまでの主人公とはすっかり印象が変わっている。 前作までの(特に一作目の)青春ミステリー、スモールタウンマーダーが好きな人からすると、今作は受け入れがたいかもしれない。 しかし、それもまた終盤で語られる様に...

前二作に続いて読了。 前作で感じた通り、冒頭からかなり陰鬱な滑り出しで、これまでの主人公とはすっかり印象が変わっている。 前作までの(特に一作目の)青春ミステリー、スモールタウンマーダーが好きな人からすると、今作は受け入れがたいかもしれない。 しかし、それもまた終盤で語られる様に、主人公の「成長と変化」として見ることができるだろう。 それでも前半は過去作同様捜査パートが織り込まれており、シリーズの延長線上にある安心感はある。 だが中盤以降、物語は突然の転換を迎え、そこからは全く別の景色へと変わっていく。 視点は外側の事件から主人公の内面へと深く潜り、一挙手一投足、思考の揺らぎまでもが緻密に描かれていく。 自分もその中に取り込まれている様な没入感があり、ページを先にめくって見てしまわないように、視線を後の方に移して先の展開を見ないように、今読んでいる1行に視点を集中させて読む…そんな感覚を味わったのは久しぶりだった。 これは物語の展開もそうだが、作者の筆致の確かさと、翻訳の絶妙さもあったと思う。 主人公の行動や結末には賛否が分かれるだろう。 だが、一作目から張り巡らされてきた伏線や人物の軌跡が一点に集約され、三部作全体の構造を完成させる形で、シリーズとしては見事な到達点に至ったと思う。 真実は消えないし変えられもしない。 けれど、それを見ようとする目を曇らせることはできるかもしれない。 しかし、真実は当人をさいなむ。 最後の周囲の人への想いも身につまされ、シリーズを通して読んで良かったと思える作品だった。

Posted by ブクログ

2025/12/04

とんでもない話だった。前作の終わりからして、3作目は「戦い」の巻になるだろうと思っていた。主人公が受けた傷に立ち向かう、そんな話になると思っていた。 ところが読み進めていくと、これは確かに戦いだけど、思っていたのとは全然違う方へ話は転がっていく。 ずしんと心が重い。この物語にはい...

とんでもない話だった。前作の終わりからして、3作目は「戦い」の巻になるだろうと思っていた。主人公が受けた傷に立ち向かう、そんな話になると思っていた。 ところが読み進めていくと、これは確かに戦いだけど、思っていたのとは全然違う方へ話は転がっていく。 ずしんと心が重い。この物語にはいろんな捉え方があると思う。 個人的にはこんな展開になってしまったことが悲しい。これは、ハッピーエンドなのだろうか?私にはバッドエンドの様に思える。 真に正しい、とはどうあることなのか。 この終幕のあと、二人は取り戻せるのだろうか。守るために失ったものは、あまりにも大きすぎる。

Posted by ブクログ

2025/11/29

この三作目はミステリーというより全編に渡ってホラーサスペンスといった感じ また、主人公ピップの倫理観が現代日本を生きる自分とはあまりに違いすぎて作者がどういった結末にもっていくつもりなのか全く分からず読み終えた 謝辞を読んで作者の現代社会への思いを受け取ったことでこの作品の流れ...

この三作目はミステリーというより全編に渡ってホラーサスペンスといった感じ また、主人公ピップの倫理観が現代日本を生きる自分とはあまりに違いすぎて作者がどういった結末にもっていくつもりなのか全く分からず読み終えた 謝辞を読んで作者の現代社会への思いを受け取ったことでこの作品の流れにはかなり納得できたことは良かったとは思う

Posted by ブクログ