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いい子のあくび
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商品詳細
内容紹介 | |
---|---|
販売会社/発売会社 | 集英社 |
発売年月日 | 2023/07/05 |
JAN | 9784087718362 |
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商品レビュー
3.7
223件のお客様レビュー
この人と喋る時の自分と、違う人と喋る時の自分は使い分けてるかもしれないけど、どちらもその時は本当にそう感じているし、だからどちらも本当の自分。 末永い幸せ 結婚は人身売買、女が家に入るという考えの悍ましさ
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"割に合わなさ"を描いた中編の表題作「いい子のあくび」、他2作の短編からなる小説。 日常に潜むモヤモヤにフォーカスされていて、みんな何かしら共感できる部分はあるんじゃないかな? 登場人物の言動に心がざわざわ。かなり共感できる部分もあれば理解し難い部分もある...
"割に合わなさ"を描いた中編の表題作「いい子のあくび」、他2作の短編からなる小説。 日常に潜むモヤモヤにフォーカスされていて、みんな何かしら共感できる部分はあるんじゃないかな? 登場人物の言動に心がざわざわ。かなり共感できる部分もあれば理解し難い部分もあるけど、人間らしさが惜しみなく描かれているから面白いです! 愛嬌が大事と思ってこれまで生きてきた自分としては、心の奥の細胞を綿棒で擦り取って顕微鏡で観察されているような感覚になりました。 「あるある」と共感できる作品は世の中にいっぱいあるけど、こんなにも奥の方の、言語化できないでいる心の内を文章に起こしてくれている作品はなかなか無いと思います!
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歩きスマホをしてぶつかってくる人をよけてあげるなど、公私ともに「いい子」の佐元直子だが、常に鬱屈した「割りに合わなさ」を感じ続けていて、ある日思い切って行動に出るという表題作の「いい子のあくび」ほか2編の短編を収録。 3作とも、面倒くさいなぁという感性を持った女性が主人公で、特に...
歩きスマホをしてぶつかってくる人をよけてあげるなど、公私ともに「いい子」の佐元直子だが、常に鬱屈した「割りに合わなさ」を感じ続けていて、ある日思い切って行動に出るという表題作の「いい子のあくび」ほか2編の短編を収録。 3作とも、面倒くさいなぁという感性を持った女性が主人公で、特に表に見せる「いい子」とは違うダークな面を持つ表題作の主人公とは関わりたくないなと思う。ただ、自分は男性ではあるが、彼女らの感覚の中に「なんかわかるかも」と思うものも結構あった。 表題作の主人公が抱えるいつも先に気付く人ばかりがよけてあげたりするのが割りに合わないという感覚も、自分もそういう行動をとることがあり、普段は別に気にすることもないが、割りに合わないなと思うこともあるなと再認識した。また、矛盾する感情があっても、それは表と裏というよりも全部が全部本当で、ばらばらなものが集められて心のかたちに並べられたみたいという感覚も理解できた。 「末永い幸せ」の主人公が、結婚式に「じんしんばいばい」を感じて、親友の結婚式であっても出たくないと感じるというのも、自分は結婚式をしたこともあるし、出るのも各々のこれまでの人生を感じられたりして好きなのだが、主人公の結婚式に対する違和感は一理あると思った。 そして、3作に共通する、人生の中で仲良くなった人との関係の儚さを憂えながらも諦観するような気持ちも共感するところである。
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