商品詳細
内容紹介 | |
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販売会社/発売会社 | 集英社 |
発売年月日 | 2023/07/05 |
JAN | 9784087718362 |
- 書籍
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いい子のあくび
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いい子のあくび
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商品レビュー
3.7
203件のお客様レビュー
直子さん・私さんの心と、 私の心が、 よく似ていて、 もどかしくなってしまいました 奏さんのような感覚は大事にしたいですね
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やっぱり好きだなぁ〜〜〜 一瞬イラッとして瞬間には忘れてる不快な気持ちが丁寧に掘り下げられて…読んでいてすごく共感。 周りの人の心の中が透けて見えるよう、自分のことさえも他人事のように俯瞰して見えてしまって、自分を生きてる実感がなくなっているあの感じが散りばめられていた。 最後の...
やっぱり好きだなぁ〜〜〜 一瞬イラッとして瞬間には忘れてる不快な気持ちが丁寧に掘り下げられて…読んでいてすごく共感。 周りの人の心の中が透けて見えるよう、自分のことさえも他人事のように俯瞰して見えてしまって、自分を生きてる実感がなくなっているあの感じが散りばめられていた。 最後の『末永い幸せ』刺さりまくった! 高瀬さんの著書は、最後に、それでもこの世界で生きていくんだっていうなんともいう切なさというか、いい意味での諦めを感じるのかな…。(読んだの2冊目だけど。)でも虚しい気持ちにはならないの不思議。 なんかこういう小説を書いてくれる人がいることにホッとする。
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歩きスマホしてる人が憎すぎて心の中でひどい悪態をつき、わざとぶつかっては怪我を負った歩きスマホ犯人をネットで探して、また口には出さず悪態をつく。時には友だちに毒舌もはくけれど、それだって、友だちが喜ぶようにカスタマイズしている。きみは優しいね、という恋人に対しても、私を見抜けない...
歩きスマホしてる人が憎すぎて心の中でひどい悪態をつき、わざとぶつかっては怪我を負った歩きスマホ犯人をネットで探して、また口には出さず悪態をつく。時には友だちに毒舌もはくけれど、それだって、友だちが喜ぶようにカスタマイズしている。きみは優しいね、という恋人に対しても、私を見抜けないなんてどうかしている、とまた悪態をつく。 こんな感じで主人公の歪んだ独白めいた物語が続く。こわ、と思いながらも切り捨てる気にはなれない。むしろよくわかる。歪んでるのが人間よね、と思う。少しでも歪みを矯正するために勉強して、友人をつくって、旅をする。それでも歪んでるのが人間よね、と思う。歪んでなさそうな人こそ歪んでる。なんにせよ、歩きスマホはほんとに悪い。平気で歩きスマホをする人が多いせいで、過去のトラウマのせいで、主人公は苦悩する。 本を読んでいないとどうも頭が動いてない気がして、読みやすいのを、時間を見つけて一気読み。脳内すっきりした。
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