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ベスト・エッセイ(2023)
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ベスト・エッセイ(2023)

日本文藝家協会(編者), 林真理子(編者), 藤沢周(編者), 堀江敏幸(編者), 町田康(編者), 角田光代(編者)

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ベスト・エッセイ(2023)

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商品詳細

内容紹介
販売会社/発売会社 光村図書出版
発売年月日 2023/06/26
JAN 9784813804383

ベスト・エッセイ(2023)

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商品レビュー

3.9

26件のお客様レビュー

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2024/07/31
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※このレビューにはネタバレを含みます

以前図書館で、ベストエッセイ2007というのを見つけて、こんなナイスな書籍があったんだ!毎年買いたい!と思ったのですが、単行本(2200円)なので、毎年買うのに躊躇して、図書館でリクエスト(ごめんなさい)。このたび2023年版を入手。沢木耕太郎さんや、酒井順子さん、田中慎弥さんが良かった。中山祐次郎さんも入ってる!すごいなー。 この本の良いところは、非常に短い(しかも角田光代さんを始めとする蒼々たるメンバーが厳選した)エッセイが、たっぷり詰まっているところ。好きな作家さんだけ拾い読みしても良い。もちろん知らなかった方の文章を始めて読んで、すてき!この人の文章を他にも読んでみよう、という出会いもある。 今回、知らなかった方で「いいな」と思ったのは小川哲さんで「ぼくらの第二次世界大戦」というエッセイ。かつて日本がした戦争は、もう80年以上も前で、我々にとっては「他人事」ではあるが、それでも他国に対する戦後補償の問題があり、「日本が戦争をした」という文章を「僕たちが戦争をした」と読み替えなければならない。その事実とどう向き合うかを書いていて、深く考えさせられた。そこから「地図と拳」という満州を扱った小説が書かれたらしく、読みたいと思った。ご自身の作品についてのエッセイのようですね。 中山祐次郎さんの、医師国家試験の問題についてのエッセイも興味深かった。少し前に、「泣くな研修医」シリーズのスピンオフ(?)の、医学生時代の小説を読んで、まだ記憶に新しかったので、このエッセイも読んで良かったです! あと内澤旬子さんが山羊五頭と格闘する話も面白かったです。

Posted by ブクログ

2024/07/16

普段全く馴染みのない業界の方や作家さんの世界に触れられて興味深かったし、特に後半のエッセイたちが良かった。うーん、あんまり面白くないな?何で入れたんだ?と思うものも結構あった気がするけど、自分が興味なかっただけかもしれない。 なんせ気が向いた時にちょっとずつちょっとずつ読み進めて...

普段全く馴染みのない業界の方や作家さんの世界に触れられて興味深かったし、特に後半のエッセイたちが良かった。うーん、あんまり面白くないな?何で入れたんだ?と思うものも結構あった気がするけど、自分が興味なかっただけかもしれない。 なんせ気が向いた時にちょっとずつちょっとずつ読み進めて、結局1年近くかけてやっと読み終わったので記憶も朧げだけれども… 読んで良かったのは間違いないし、時間が経ってからまた読み返したいエッセイもいくつかあったので、買って良かったと思う。

Posted by ブクログ

2024/06/15

すごく面白かった。迷いなく星5。 背表紙の帯にある、 「ああしておけばよかった、と悔やむにも、こうしていこう、と前を向くにも、それを人に伝えるためには、言葉が必要です。この本には、ささやかで、見過ごしそうな言葉の標が並んでいます。目を凝らし、耳を傾けてください。繰り返される新鮮な...

すごく面白かった。迷いなく星5。 背表紙の帯にある、 「ああしておけばよかった、と悔やむにも、こうしていこう、と前を向くにも、それを人に伝えるためには、言葉が必要です。この本には、ささやかで、見過ごしそうな言葉の標が並んでいます。目を凝らし、耳を傾けてください。繰り返される新鮮な「いま」の力に、あらためて驚かされることでしょう。」 という本書編纂委員である堀江敏幸さんのこの言葉が好きで手に取った。 以下読み返したい作品 ・犬の暮らしの手帖(七尾旅人) ・つくし(高田郁) ・「絆」に二つの意味(本田秀夫) ・教えてあげたい(乗代雄介) ・間違えてはいけない問題(中山裕次郎) 読みこぼしたくなくて、何度も戻っては一つ一つの言葉を丁寧に受け止めながら読了した。

Posted by ブクログ

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