商品詳細
| 内容紹介 | |
|---|---|
| 販売会社/発売会社 | 光村図書出版 |
| 発売年月日 | 2023/06/26 |
| JAN | 9784813804383 |
- 書籍
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ベスト・エッセイ(2023)
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ベスト・エッセイ(2023)
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商品レビュー
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2025.8.29市立図書館 2022年の1年間に各種媒体に発表されたエッセイ・コラムのよりすぐり75篇(含・編纂委員作品)。一つ一つが短く話題も多岐にわたるので隙間読書に向く。知らぬ書き手、ぱっとみ興味のないテーマでも、読めば得るものがあってどんどん読める。 あのころはまだまだ...
2025.8.29市立図書館 2022年の1年間に各種媒体に発表されたエッセイ・コラムのよりすぐり75篇(含・編纂委員作品)。一つ一つが短く話題も多岐にわたるので隙間読書に向く。知らぬ書き手、ぱっとみ興味のないテーマでも、読めば得るものがあってどんどん読める。 あのころはまだまだコロナ禍の最中だったのだなあと思い出される。訃報をきいての追悼文も少なくなく、この年はアントニオ猪木や藤子不二雄A、松岡享子、石原慎太郎、西村京太郎、宮沢章夫、青山真治、西村賢太らが亡くなったのだな、と思い出す。道をきわめている人の発見や悟り(赤木明登)や読み切りのたのしい小文(内澤旬子や岸本佐知子、三浦しをん)もいい。 心に残ったのは⋯ 赤木明登「工藝家の夢」 小川哲「ぼくらの第二次世界大戦」 細馬宏通「「伏線」と「回収」」 川添愛「心に残る 猪木の言葉」 浅田次郎「アジフライの正しい食べ方」 藤原麻里菜「天井を見続ける」 荒俣宏「気を見て、鳥も見ること」 阿川佐和子「松岡享子さんの教え」 磯野真穂「ありのままの自分とは」 本田秀夫「「絆」に二つの意味」 村田喜代子「電気が消えた!」 岸本佐知子「栗」 桐野夏生「女ともだち」 中山祐次郎「間違えてはいけない問題」 内澤旬子「どう考えてもおかしい」 三浦しをん(編纂委員)「オヤジギャグの道理」 文芸誌や出版社PR誌などに載ったものは既読のものもあるが、地方新聞のコラムなどはなかなか自分でみつけることはできないので、こうして読むべき文章が集められて一冊になっているのはありがたい。
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ベストエッセイ2023 ∞----------------------∞ 流行病も落ち着いてきた2022年のエッセイなので、それが背景にあることを感じるエッセイが多かった。ひっそりと追悼エッセイもいくつか載ってた。色んなジャンルのものが載ってるので、苦手ジャンルの話もさりげなく読んでしまえるのもこの本の良いところ。 いいなと思った作品(全部良いけど) ↓ ○あの素晴らしい愛(きたやまおさむ) ○粉モノ・ダイバーシティ(三崎亜記) ○繰り返す(平松洋子) ○気分はビヨンセ(石田夏穂) ○ただそれだけで(沢木耕太郎) ○本と引越し(鎌田裕樹) ○「伏線」と「回収」(細馬宏通) ○心に残る 猪木の言葉(川添愛) ○天井を見続ける(藤原麻里菜) ○さいごのかずは(森田真生) ○青と黒のお話(秋田麻早子) ○生きているだけで幸福(佐藤洋次郎) ○"オンラインアグネス"、登場(酒井順子) ○気を見て、鳥も見ること(荒俣宏) ○あるがままを登る(服部文祥) ○夜の釣り堀(柚木麻子) ○古地図は間違っているほど楽しい(宮田珠己) ○ありのままの自分とは(磯野真穂) ○兄のピッケル(沢野ひとし) ○「フィクション」の力(神林長平) ○つくし(髙田郁) ○雨が降るって本当に不思議です。え?不思議じゃありませんか?(稲垣栄洋) ○幽霊(平岡直子) ○命の時間 錯覚と凝視(穂村弘) ○代、有りマス(茂山千之丞) ○栗(岸本佐知子) ○漕代駅(大辻隆弘) ○教えてあげたい(乗代雄介) ○走る棋士(杉本昌隆) ○オヤジギャグの道理(三浦しをん) ○はじまりの旅(角田光代) 2025/01/05 読了(図書館)
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やはりベストエッセイの名を裏切らない、珠玉の作品揃い。今回は、盟友加藤和彦の自死についての、きたやまおさむの巻頭稿に涙する。「心と心が今はもう通わない」「あの素晴らしい愛をもう一度」、きたやま氏はこの歌を歌えるんだろうか。
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