1,800円以上の注文で送料無料

限界国家
  • 中古
  • 店舗受取可
  • 書籍
  • 書籍
  • 1221-04-05

限界国家

楡周平(著者)

追加する に追加する

限界国家

定価 ¥1,980

770 定価より1,210円(61%)おトク

獲得ポイント7P

在庫あり

発送時期 1~5日以内に発送

店舗受取サービス対応商品【送料無料】

店舗受取なら1点でも送料無料!

店着予定:1/4(日)~1/9(金)

店舗到着予定:1/4(日)~1/9(金)

店舗受取目安:1/4(日)~1/9(金)

店舗到着予定

1/4(日)~1/9

店舗受取サービス対応商品

店舗受取なら1点でも送料無料!

店舗到着予定

1/4(日)~1/9(金)

商品詳細

内容紹介
販売会社/発売会社 双葉社
発売年月日 2023/06/21
JAN 9784575246377

店舗受取サービス
対応商品

店舗受取なら1点でも送料無料!
さらにお買い物で使えるポイントがたまる

店舗到着予定

1/4(日)~1/9(金)

限界国家

¥770

商品レビュー

4.1

34件のお客様レビュー

レビューを投稿

2025/12/03

この話はある意味ゾッとさせられる内容でしたね。 実際日本はこのまま行けば限界国家になっても不思議ではないと思います。 で、そんな国に誰がした、と言われると私たち世代としては一言もない、というのが現実で、非常に身につまされました。 だからこそ私は声を大にして言いたい。 選挙には必ず...

この話はある意味ゾッとさせられる内容でしたね。 実際日本はこのまま行けば限界国家になっても不思議ではないと思います。 で、そんな国に誰がした、と言われると私たち世代としては一言もない、というのが現実で、非常に身につまされました。 だからこそ私は声を大にして言いたい。 選挙には必ず行きましょう。 政治が〜、とか政治家が〜、とかって言ってもそんな政治家を選んでいるのは有権者なんですよ、それは間違いない事実なんですから、と。

Posted by ブクログ

2025/10/13

人口減少が続き、地方が衰退、働き手が減る一方、テクノロジーは進化し、AIやロボットに人間の仕事は奪われていく。そんな日本の未来を「限界国家」と名付け、日本という国そのものが限界を迎えようとしていることに鋭く切り込み、警鐘を鳴らす小説。 小説は、世界最大級のコンサルティング会社「L...

人口減少が続き、地方が衰退、働き手が減る一方、テクノロジーは進化し、AIやロボットに人間の仕事は奪われていく。そんな日本の未来を「限界国家」と名付け、日本という国そのものが限界を迎えようとしていることに鋭く切り込み、警鐘を鳴らす小説。 小説は、世界最大級のコンサルティング会社「LAC」に東洋総合研究所会長の前嶋栄作が訪れ、20年先、30年先の日本がどうなっているか、調査して欲しいと依頼する場面からスタートする。 LACの支社長・下条貴子は部下の津山百合に霞ヶ関の元キャリア官僚から転職してきた社員から意見を聞くよう命じる。 元経産省、元厚労省のキャリアである二人の職員から津山が人口減少について意見を聞く過程で、人手を減らす技術からくる職業寿命の短命化、医療産業の市場規模の縮小、基準値を上げて要治療者を増やす医療産業、長寿化や医療技術の進歩がもたらす医療費負担の莫大な伸長などの課題が紹介される。 キャリア二人の意見で共通するのは、政界や財界が高齢者で牛耳られていることへの批判と若い世代やベンチャー精神の重視。 後半は若手ベンチャー経営者・根本と老いたフィクサー・前嶋との対話となる。 根本は世界中から人材を集め、正社員を雇用せず、プロジェクト単位で人を動かしている。 彼は少子化が進む日本は移民を受け入れて人口を増やせばいい、それで日本の文化や伝統が消滅してもいいという論調。 この点で、前嶋と対立するが、政治家や官僚が既存業界の既得権益を守ろうとするため、新しいビジネスが育たない、少子化、地方の過疎高齢化を作り上げてきたのは、貴重な経験を持つ高齢者であり、若い世代につけを回してきたとの主張が前嶋を追い込んでいく。 根本が象徴的に口にした「高齢者の高齢者による高齢者のための政治」がこの本の骨子を語っているような気がした。 小説というより、日本の少子化がどんな将来をもたらすか、じっくり考えさせられる骨太の模擬議論書といった表現がふさわしい一冊だ。

Posted by ブクログ

2025/10/09

若いベンチャー企業の考え。老コンサルタントどっちも分かるなーというのが感想。 今後の若者の生き方としてはベンチャー企業経営者のマインドの方が重要。VUCAの時代、何が当たるか分からない。若者の特権。とにかく小さく分散的にチャレンジして当たりを見つけていく方が生き方として良いだろう...

若いベンチャー企業の考え。老コンサルタントどっちも分かるなーというのが感想。 今後の若者の生き方としてはベンチャー企業経営者のマインドの方が重要。VUCAの時代、何が当たるか分からない。若者の特権。とにかく小さく分散的にチャレンジして当たりを見つけていく方が生き方として良いだろう。 優秀で行動力のある人だったら自ら荒野を切り拓く生き方も一つだろう。自分はインターネット老人会の会員^_^なので、仕事の仕方価値観には共感する点が多い。 老コンサルタントの考えの共感部分は、とはいえ、今までの経済環境を作り上げたのは、日本文化が育んできた事も多いという事。 日本がアニメ大国と言われるようになったのも、先人の積み上げや有形無形の遺産の部分が多い。トヨタ自動車のカンバン方式も日本人の感性あってのこと。 宗教感やそれまで渡されたバトンのようなものを0と考えるのは合理的説明出来ない。自滅行為だ。 一片の理はある。 自分は無国籍ボーダレスで生きていけるかという点では、大半の日本人は難しいと思っている。 日本を捨てて、完全に海外で勝負出来るのは。という日本人は1%いるかどうかだと思う。日本の生産拠点を構える事を考えた場合より良い日本の環境を作り直すのが、年長者の役目だと思う。 年長者の役目は長いスパンで考えた時の知恵を出す事だ。

Posted by ブクログ