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おばあちゃんのにわ
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商品詳細
内容紹介 | |
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販売会社/発売会社 | 偕成社 |
発売年月日 | 2023/06/19 |
JAN | 9784034253908 |
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おばあちゃんのにわ
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商品レビュー
4.3
9件のお客様レビュー
カナダのジョーダン・スコットさんの絵本ですね。 作は、ジョーダン・スコットさん(1978年生まれ、カナダ)詩人、絵本作家。 絵は、シドニー・スミスさん(1980年生まれ、カナダ)画家、絵本作家。 訳は、原田勝さん(1957年生まれ)翻訳家。 ジョーダン・スコットさんの、おばあ...
カナダのジョーダン・スコットさんの絵本ですね。 作は、ジョーダン・スコットさん(1978年生まれ、カナダ)詩人、絵本作家。 絵は、シドニー・スミスさん(1980年生まれ、カナダ)画家、絵本作家。 訳は、原田勝さん(1957年生まれ)翻訳家。 ジョーダン・スコットさんの、おばあちゃんの思い出をもとにした絵本です。 おばあちゃんは、ポーランド生まれで、第二次世界大戦中は、家族と共にたいへんな苦労をあじわいました。戦争がおわると、カナダに移り住み、ニワトリ小屋を作りなおした家に住みました。おばあちゃんは、英語が少ししか喋れない。 おばあちゃんの いえに ぼくは 毎朝、おとうさんに つれていってくれる。 懐かしい、ノスタルジアにあふれた、ジョーダン・スコットさんの思い出が、温かく染み入るように綴られています! シドニー・スミスさんの柔らかな温もりのある色調で、ドキュメンタリーに彩ります。 深い想いがわきあがる絵本ですね。 (この本は、メメさんの本棚登録で知りました。 メメさん、感動的な胸が熱くなる絵本ですね。 ありがとうございました♪)
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光さす庭を、手を取り寄り添うように歩く、おばあちゃんと少年の表紙に惹き込まれます。 『おばあちゃんのにわ』 ジョーダン・スコット 文 シドニー・スミス 絵 「ぼくのおばあちゃんは、大きな道のそばにある、 もとはニワトリ小屋だった家に住んでいる」 そんな言葉で始まるこの絵本は、...
光さす庭を、手を取り寄り添うように歩く、おばあちゃんと少年の表紙に惹き込まれます。 『おばあちゃんのにわ』 ジョーダン・スコット 文 シドニー・スミス 絵 「ぼくのおばあちゃんは、大きな道のそばにある、 もとはニワトリ小屋だった家に住んでいる」 そんな言葉で始まるこの絵本は、カナダの詩人ジョージ・スコットの祖母との思い出がもとになっています。ポーランドからの移民で、あまり英語が喋れないおばあちゃん。言葉に頼らない二人の親密さを描くカナダの画家シドニー・スミスの情感あふれる絵が胸を打ちます。(カバー解説より引用) ぼくのほっぺに触れるおばあちゃんの手、 毎朝、ぼくが食べるのをじっと見つめる優しい目、 雨の日、ゆっくり歩いてミミズを拾い庭にまく手、 おばあちゃんの庭にはいろんなにおいのする、 いろんな野菜が、食べきれないほどあります。 あとがきより。ポーランドで生まれて育ち、第二次世界大戦中は家族とともに大変な苦労をあじわい、戦争が終わってカナダに移り住んだというおばあちゃん。物を大切に使うところや、家の中のありとあらゆる隅や隙間に食べ物をとっておくところ、食べているものをうっかり落とすと、さっと拾い上げてキスをして返して、ぼくが食べるようすを見守りながら、「お食べ!でないと、やせっぽっちのままだよ!」と笑いながら、時には泣きながら、という文からも戦中の苦労が偲ばれます。そして、ミミズは、おばあちゃんの庭を耕し栄養を入れてくれる大切な存在です。 やがておばあちゃんの家があったところに大きなビルが建ち、おばあちゃんは僕の隣の部屋に。 (庭はジャングルみたいに草がのびほうだい) おばあちゃんに食べ物を運ぶぼく。 器から落ちたリンゴに、キスをして返すぼく。 ぼくは、おばあちゃんのミニトマトのたねを小さな植木鉢にまいて、部屋の窓の外におきます。 ーおばあちゃんが、 ぼくの手のひらのすじを指でくすぐった。ー ぼくは雨の中、ミミズを探しにとびだします。 窓辺から見つめるおばあちゃんと、雨の中手を振るぼくの姿が優しく描かれています。 味わい深い絵と文に涙が溢れます。おばあちゃんの知恵は、引き継がれ、生き続けて大切な想い出(絵本)となっています。 ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー こちらで見かけて気になっていた絵本になります。(いつもありがとうございます。) 図書館の児童書コーナーに立て掛けて飾られていました。お子さんには、内容を理解するには少し難しいかもしれませんので、あとがきを参考にしながら説明してあげると伝わりやすいと思います。 心温まるとてもいい絵本です。(*´︶`*)
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18世紀以来ポーランドが受けてきた列強からの圧迫や侵略の歴史を知ると、このおばあちゃんもどれだけの辛酸を舐めてきたことかと辛くなります。命からがら外国にたどり着き、言葉もよく分からず、それでも、祖国でしていたように、自分で畑を作り、家族を愛して生き抜いてきたのです。食べ物を大事に...
18世紀以来ポーランドが受けてきた列強からの圧迫や侵略の歴史を知ると、このおばあちゃんもどれだけの辛酸を舐めてきたことかと辛くなります。命からがら外国にたどり着き、言葉もよく分からず、それでも、祖国でしていたように、自分で畑を作り、家族を愛して生き抜いてきたのです。食べ物を大事にすること、土を豊かにしてくれるみみずをアスファルトの上から土の中に戻してあげることは、子孫に宝石のように受け継がれたのですね。
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