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客観性の落とし穴 ちくまプリマー新書427
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商品詳細
内容紹介 | |
---|---|
販売会社/発売会社 | 筑摩書房 |
発売年月日 | 2023/06/08 |
JAN | 9784480684523 |
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大事な問題提起でした。客観性とは自然現象、社会現象を測定し、法則性を追求することで数値化され統計化されてきたこと、そしてその数値によって優劣がされ排除がされること、学校での偏差値から優生思想を生み出すことまで、今の世の中、思い当たることはたくさんあります。 筆者はそれを否定してい...
大事な問題提起でした。客観性とは自然現象、社会現象を測定し、法則性を追求することで数値化され統計化されてきたこと、そしてその数値によって優劣がされ排除がされること、学校での偏差値から優生思想を生み出すことまで、今の世の中、思い当たることはたくさんあります。 筆者はそれを否定しているわけではなく、筆者の言う、それ以外も真理がある、一人一人の経験の内側に視点をとることが大切ということを、実践を紹介しながら展開していて、説得力があった。 大学の先生らしく、文章は論理的だがとっつきづらいかも。 個人的には「働く意思のない人を税金で救済するのはおかしい」という学生のコメントに対して、「彼らが統治者の視点から善悪を判断しており、国家権力の論理に思考を乗っ取られてしまっている」というくだりが印象的でした。
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数値による評価を客観的事実として絶対視する考え方は、何が問題なのか。数値データを用いた研究が生まれた経緯、その結果社会にもたらされた影響等を踏まえつつ、その危うさに言及、未来への提唱という形で展開している。 なかなかに難しい内容で「言ってることは理解できるが…」と思わず唸ってしま...
数値による評価を客観的事実として絶対視する考え方は、何が問題なのか。数値データを用いた研究が生まれた経緯、その結果社会にもたらされた影響等を踏まえつつ、その危うさに言及、未来への提唱という形で展開している。 なかなかに難しい内容で「言ってることは理解できるが…」と思わず唸ってしまったが、考えることそのものに意味のある社会問題だと半ば開き直り読み終えた。読後、100%納得できたかと言われればちょっと首を傾げざるを得ないのだが、そのような視点を持つことが自身の選択肢に増えたという点では良かったと思う。 個人的に特に印象に残ったのは、「働く意思のない人を税金で救済するのはおかしい」という学生の意見を、「国事を決定する権力の視点から『善悪』を判断する」としている第7章冒頭部。知らず知らずのうちにこのような「権力の視点」で物事を語っていないかと、自分を顧みるきっかけになった。
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(2025/01/23 1h) 数値に縛られて見落としがちな、人と人との交流の機微について書かれた本。 優しさの詰まった内容で、こういう生き方を忘れないようにしたいと思う。
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