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行動経済学が最強の学問である
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行動経済学が最強の学問である

相良奈美香(著者)

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行動経済学が最強の学問である

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商品詳細

内容紹介
販売会社/発売会社 SBクリエイティブ
発売年月日 2023/06/02
JAN 9784815619503

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商品レビュー

4.3

190件のお客様レビュー

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2026/07/15
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 経済学は人間を合理的な存在と捉えていたが、実際はそうではない。人間は不合理な判断を繰り返すため経済学の理論と現実が乖離する場合がある。その差を埋めるために経済学に心理学の知見を取り入れ、より実践的な学問にしたものが行動経済学である。  行動経済学は人の判断を理論化するものでありビジネスとの親和性が非常に高い。しかしまだ学問として成熟していないため体系化されていない。本書はその行動経済学の理論を3つに分類し体系化したもの。 1. 認知のクセ - システム1 vs システム2 - 非流暢性でシステム1から2へのスイッチが可能 - マクドナルドのサラダが売れなかった理由 - 自制バイアス: 自らの自制心を高く評価しがち - サンクコストを判断に取り入れてしまう - ホットハンド効果: ある事象が起こると連続して起こる確率を高く見積もる - フット・イン・ザ・ドア: 小さいお願いからすると受け入れられやすい - 確証バイアス: 思い込みをサポートする証拠ばかりを探す - 概念メタファー: 細長いペットボトルを高級に感じる - デュレーションヒューリスティック: かかった時間で評価する 2. 状況 - オープンキャンパスは曇のほうが良い - 初頭効果と新近効果: 最後が印象に残る親近効果は時間が立つと消える - 過剰正当化効果: ボランティアは少ない報酬だとモチベーションが下がる - ナッジ理論: 様々な選択肢を提示しつつも小さなきっかけを与えることで行動を操る(本日のおすすめ) - プライミング効果: あらかじめ受けた刺激が無意識に次の判断に影響を与える(フランス風のBGMとワイン) - プロスペクト理論: 利益よりもリスクを避ける - フレーミング効果: 同じ情報でも伝え方で意思決定が異なる - おとり効果: おとりを用意することでバカ売れしたホームベーカリー - デフォルトを変えてオーストリアの臓器提供率は99%に - パワーオブビコーズ: 急いでるから先にいっていい? 3. 感情 - タブレットでタップすると所有感が生まれオークションでは高値をつけがち - $20.0より20.0のほうが売れやすい - 採血とコントロールの実験: どちらの腕にするか尋ねることで不快感を軽減 - 不確実性がストレスに繋がる

Posted by ブクログ

2026/06/29

行動経済学のはじめの一歩としては非常にいい本であった。 これを元にミクロ経済、心理学あたりをかじってみればより理解は深まると思う。 経済学者は行動経済学を経済学の仲間としてはみなさない気がするけど、確かにほぼほぼ心理学みたいな内容だな、経済関係あるか?みたいな内容もチラホラあっ...

行動経済学のはじめの一歩としては非常にいい本であった。 これを元にミクロ経済、心理学あたりをかじってみればより理解は深まると思う。 経済学者は行動経済学を経済学の仲間としてはみなさない気がするけど、確かにほぼほぼ心理学みたいな内容だな、経済関係あるか?みたいな内容もチラホラあったり。 ただ人間の行動自体は合理的であるはずがないから、全てが全て一意に定められるわけもなくそこら辺は早く古典的経済学者(ミクロ)は見つめ直した方がいいとは思う。

Posted by ブクログ

2026/06/21

行動経済学は我々の思考や判断のクセを体現している。 そして伝統的な経済学が画一的で単なる理論でありそれ故に「現場」に寄り添っていない感じがコントラストとなった。 自身意識しておいた方がいいと感じたのは ・情報オーバーロードと選択オーバーロード   良かれと思って提供し過ぎては逆...

行動経済学は我々の思考や判断のクセを体現している。 そして伝統的な経済学が画一的で単なる理論でありそれ故に「現場」に寄り添っていない感じがコントラストとなった。 自身意識しておいた方がいいと感じたのは ・情報オーバーロードと選択オーバーロード   良かれと思って提供し過ぎては逆効果   過ぎたるは及ばざるが如し   狙った状況をデフォルト設定しておく ・アンカリング効果   判断や評価では最初の情報に引っ張られない   ように   交渉の場では条件を先に提示することで   自分の土俵で勝負しやすくなる ・ポジティブアフェクト   自分の感情を自覚する   アゲるスイッチを身近に置く 本書を読めば読むほど行動経済学は生活や経済活動に密着しており、思い当たることばかりだ。 最も行動経済学を駆使して成果を上げているのは誰もが知る巨大テック企業なのだろう。 人は決して合理的ではなく様々なシチュエーションやその時々のちょっとした感情の機微によって判断させられている。 行動経済学が最強の学問とするタイトルに納得。

Posted by ブクログ

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