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持続可能な魂の利用 中公文庫
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商品詳細
| 内容紹介 | |
|---|---|
| 販売会社/発売会社 | 中央公論新社 |
| 発売年月日 | 2023/05/25 |
| JAN | 9784122073692 |
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持続可能な魂の利用
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商品レビュー
4.1
17件のお客様レビュー
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※このレビューにはネタバレを含みます
備忘録: P124: もしこの場所がもっと違ったらもっと対策がちゃんと取られていたら、今のように耐えたり諦めたり声を出したり出せなかったり、抗ったり闘ったりしている時間を日本の女性はどう過ごしていたのだろう。すとれっすや悲しみや怒りや諦念の代わりに何を感じていたのだろう。それが本当に想像できない。 魂は減る。敬子がそう気づいたのはいつの頃だったか。魂は疲れるし魂は減る。魂は永遠にチャージされているものじゃない。理不尽なことやうまくいかない事があるたびに魂は減る。魂は生きていると減る。だから私たちは魂を持続させて長持ちさせて生きていかなくてはならない。そのために趣味や押しを創るのだ。30年以上生きてきてどれだけ万単位チャージしても100%ではない。 P197: 今の十代二十代ぐらいになると違うのかもしれないがこれまで自分はこうゆうシーンに何百回も同遇しているしされたことも場をしのぐためにしたこともある。相手が自分よりも低い存在だと暗に示す行為、マウントは女同士のそれが一時期話題になり女は怖いという文脈でかたあっれたが自分に言わせると息を吐くようにそれをやるのは、むしろ一般的な男の文化だ。自分たちがマウントをしているということに気付かずに男がこわいという切り取られることもないまま無邪気にやり続けている。いじりといじめ、束縛と友情を取り違えたまま、男の文化は何十年も、もしかしたら何百年も膠着している。
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一気に読めた。 そもそも男性社会な仕事をしているせいか、女性の権利など声高に訴えているものや、フェミニズム系の話は好みでなかった。(この本で言うところの、“女性にも「おじさん」は存在する”が私のことだと自覚した) だから、最初は「なんて大袈裟な…」という気持ちで読んでいたのに、次第に自分の中に埋めていたモヤモヤが出てきて吹っ飛んだ感じ。爽快。 女の敵は女、という言葉も男性が生み出したのでは…と思ったりして。
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豊崎書評本から。最近読んだ武田砂鉄エッセイ集でも少し触れられていた。固有名詞は出されないまでも、誰から見ても自明なアイドルプロデューサーが振りまくおじさん思想が、ややSF的な結構の物語の中で、徹底的に糾弾されていく。自分の中に巣食うおじさん思考を否定できないのが情けない限りなんだ...
豊崎書評本から。最近読んだ武田砂鉄エッセイ集でも少し触れられていた。固有名詞は出されないまでも、誰から見ても自明なアイドルプロデューサーが振りまくおじさん思想が、ややSF的な結構の物語の中で、徹底的に糾弾されていく。自分の中に巣食うおじさん思考を否定できないのが情けない限りなんだけど、男性である自分にとっての当たり前って、実は全然自然なんかじゃないっていう当然に、もっと真摯に向き合わなくちゃ、って感慨を新たにした次第。
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