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魂手形 三島屋変調百物語七之続 角川文庫
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魂手形 三島屋変調百物語七之続 角川文庫

宮部みゆき(著者)

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魂手形 三島屋変調百物語七之続 角川文庫

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商品詳細

内容紹介
販売会社/発売会社 KADOKAWA
発売年月日 2023/06/13
JAN 9784041134719

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商品レビュー

4.3

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2024/08/11
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※このレビューにはネタバレを含みます

三島屋変調百物語シリーズも7巻目、百物語としても三十四話と全体の1/3、前半を超えるところまでやってきた。 今回はいつもより1話少な目で本自体も薄めの3話収録…とはいえ、3作とも内容は薄くない…いや怖さは薄いか…中身はしっかり面白い。 荒神を彷彿とさせる1話目、人情妖怪話の3話目、しっかり読ませる中編の間にはさまる2話目の短編が一番好み。 舞台を昭和にして、怪奇大作戦の1話として撮ってほしいような良き話。母の愛を受け子供たちが素直に育ったというその結果だけでも、おじさんは涙する。 3作目の最後はマーベル映画の最後のような気の持たせよう…それもまた良し、早いこと八之続を読みたいもんだ。

Posted by ブクログ

2024/06/26

第一話『火焔太鼓』 火の神様の力が宿る火焔太鼓のお話し。 火事場で打ち鳴らせばどんな炎も吸い込んで収めてくれるけど、火の気のないところで打ち鳴らしてしまうと逆に炎が吹き出す扱いの難しい太鼓。この太鼓を守ってきた人々と、火の神様の正体、、、このお話も切なかった。 第二話『一途の念...

第一話『火焔太鼓』 火の神様の力が宿る火焔太鼓のお話し。 火事場で打ち鳴らせばどんな炎も吸い込んで収めてくれるけど、火の気のないところで打ち鳴らしてしまうと逆に炎が吹き出す扱いの難しい太鼓。この太鼓を守ってきた人々と、火の神様の正体、、、このお話も切なかった。 第二話『一途の念』 お団子屋台のおみよのお母さん お夏のお話し。  病弱な旦那さんの高価な薬を買う為に、大好きな旦那さんとの生活を守る為に仕事を頑張るお夏。子宝にも恵まれて、幸せだけどますます生活は厳しくなり、家族のために辛い仕事にまで手を出すお夏。家族のために、旦那さんのために選んだ道だけど、好きだからこそ罪悪感を感じて、、、って切ないお話でした。 第三話『魂手形』 木賃宿の息子、吉富さんのお話し。 吉富さんが子どもの頃に来た泊まり客、魂案内人のの七之助さんとおばけの水面(みなも)さん。水面さんにどんな思いを残してるのか思い出させ、成仏させてあげるのが七之助さんのお仕事。吉富さんも縁あってお手伝い。吉富さんと継母お竹さんとの関係性が素敵だったな。  いつもは図書館で文庫本を借りてるんですが、今回はハードカバーを借りてみました。三好愛さんのかわいいイラストがたくさん載ってるし、装丁は美しいし、全巻ハードカバーで読み返したいくらい。

Posted by ブクログ

2024/05/25

お気に入りのシリーズ最新刊を読了。 相変わらず面白い。読み始めたら止まらない。 ただ一つだけ。本作の前作がどうやら未読だったようで。これまで「聞き手」を務めて来た「おちか」が嫁ぎ、その後を三島屋の次男坊(小旦那)・富次郎が引き継いでいたとは知らなかった。 本作に収載された三編もま...

お気に入りのシリーズ最新刊を読了。 相変わらず面白い。読み始めたら止まらない。 ただ一つだけ。本作の前作がどうやら未読だったようで。これまで「聞き手」を務めて来た「おちか」が嫁ぎ、その後を三島屋の次男坊(小旦那)・富次郎が引き継いでいたとは知らなかった。 本作に収載された三編もまたどれも秀作揃いで甲乙付け難い。それでも一つを選ぶとすれば、冒頭の「火焔太鼓」を挙げたい。時代小説にしてオカルティックでSFアクション。人情噺のスパイスも効いてホロリとさせられる。こんなマルチな味わいが楽しめる本作は、著者の真骨頂を思わせる。これ1本で十分に、見応えのある大作映画の原作足り得るようにも思った。

Posted by ブクログ

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