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恐るべき太陽 集英社文庫
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恐るべき太陽 集英社文庫

ミシェル・ビュッシ(著者), 平岡敦(訳者)

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恐るべき太陽 集英社文庫

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商品詳細

内容紹介
販売会社/発売会社 集英社
発売年月日 2023/05/19
JAN 9784087607840

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恐るべき太陽

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商品レビュー

3.9

52件のお客様レビュー

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2025/08/24

本書の感想は、「騙された〜」という感じです。 ミシェル・ビュッシの「黒い睡蓮」を読んで、フレンチミステリーの面白さに目覚めました。 本書も、読み進めないと収まらないくらい、謎が謎をよびました。 途中から恐くなって… chatGTPに「クレムは、精神を病んでいるのか…?」と質問...

本書の感想は、「騙された〜」という感じです。 ミシェル・ビュッシの「黒い睡蓮」を読んで、フレンチミステリーの面白さに目覚めました。 本書も、読み進めないと収まらないくらい、謎が謎をよびました。 途中から恐くなって… chatGTPに「クレムは、精神を病んでいるのか…?」と質問したくらいです。 chat GTPの答えは…そう思わせるのが作者の意図だそう。 最後まで読んでみて…複雑な構成だと感心しながらも、やや納得のいかないところもありました。 犯行は短略的ですし、ハッピーエンド寄りの結末も取って付けたように感じました。

Posted by ブクログ

2025/06/18

『黒い睡蓮』を読んでミシェル・ビュッシの語りの手口を分っていたので、クレムは本性を巧妙に隠して嘘をつかない語り手を装っているのではないか、エロイーズがクレムを装って物語を書いているのではないか、参加者は実はもう1人いるのではないか…と仮説を立てて何度もこまめに読み返しながら読み進...

『黒い睡蓮』を読んでミシェル・ビュッシの語りの手口を分っていたので、クレムは本性を巧妙に隠して嘘をつかない語り手を装っているのではないか、エロイーズがクレムを装って物語を書いているのではないか、参加者は実はもう1人いるのではないか…と仮説を立てて何度もこまめに読み返しながら読み進めていたのに見事に騙されました(気持ちいい!) なぜマイマの日記と『海に流す私の瓶』の合間にヤン視点の話が挟まるのか、なぜ語り手が襲われている最中の記述が残っているのか、最後の最後で物語中に感じていた違和感が収束していく感覚が気持ちよく、これこそ叙述ミステリーを読む醍醐味だなと思いながら読了しました。

Posted by ブクログ

2025/05/08

うわあ!またすごい作家に出逢えた!! 大ネタがわかったときは、大袈裟でなく声を上げてしまった。自宅でよかった。 解説の阿津川辰海によれば(その解説が読めるのも豪華。ぜひ解説まで読んで欲しい)、フランス・ミステリーの真髄は「かたり」にあるそうで。 気持ちよくやられた〜という、ミス...

うわあ!またすごい作家に出逢えた!! 大ネタがわかったときは、大袈裟でなく声を上げてしまった。自宅でよかった。 解説の阿津川辰海によれば(その解説が読めるのも豪華。ぜひ解説まで読んで欲しい)、フランス・ミステリーの真髄は「かたり」にあるそうで。 気持ちよくやられた〜という、ミステリ好きとしては素晴らしい読書体験だった。シチュエーションもかなりクローズド・サークルに近いし、島での殺人事件なんて面白くないわけがないでしょう。 ミシェル・ビュッシ、わたしが知らなかっただけで、翻訳されている既刊がけっこうあるみたいなので、読破したいと思います。フランス・ミステリーはあまり読んでこなかったからとても新鮮。やはり国によって雰囲気や特徴ってあるものなのだなと再認識。いろいろな国のミステリをこれからも読み比べたくなる、そんな嬉しい発見だった。

Posted by ブクログ