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パリの砂漠、東京の蜃気楼 集英社文庫
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パリの砂漠、東京の蜃気楼 集英社文庫

金原ひとみ(著者)

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パリの砂漠、東京の蜃気楼 集英社文庫

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商品詳細

内容紹介
販売会社/発売会社 集英社
発売年月日 2023/04/20
JAN 9784087445107

パリの砂漠、東京の蜃気楼

¥440

商品レビュー

4.4

41件のお客様レビュー

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2025/02/02

死なない状態を保っている、っていう価値観に共感。 鬱屈とした社会をそれでも生きている、彼女のマッチョに魅了された読書時間だった。 絶望を語っているのに希望をもたせる表現力に圧倒される。

Posted by ブクログ

2025/02/02

京都ひとり旅で出会って、1度離れたけれどどうしても忘れられず旅程を変更して探し出した本。 この人は生きながら、自分の葬式をしているみたいな感性を持っている。 人間は誰しも少なからず過去の自分を埋葬し、その供養のために生きる。彼女の諦念にあふれた文章ひとつひとつが、わたしが生きるた...

京都ひとり旅で出会って、1度離れたけれどどうしても忘れられず旅程を変更して探し出した本。 この人は生きながら、自分の葬式をしているみたいな感性を持っている。 人間は誰しも少なからず過去の自分を埋葬し、その供養のために生きる。彼女の諦念にあふれた文章ひとつひとつが、わたしが生きるために殺さなくてはいけなかった自分の過去の痛みを掘り起こすようなそんな読書体験だった。この本がそばにある限り、わたしは自分をいつでも供養することができる。アナフィラキシーショックを起こしたときのエピペンみたいな存在。

Posted by ブクログ

2025/01/26

自分とは対極と言っていいほど生き方も価値観も異なるのに、どこかわかりみを感じることが作者の力量なのだろうか。 わたしから見ると不規則な生活とアルコールでグラグラした生活で情緒不安定になるのもわかる、って感じだけど、一方で子供を2人育て家族もいる立派な社会人で、そのギャップに人間...

自分とは対極と言っていいほど生き方も価値観も異なるのに、どこかわかりみを感じることが作者の力量なのだろうか。 わたしから見ると不規則な生活とアルコールでグラグラした生活で情緒不安定になるのもわかる、って感じだけど、一方で子供を2人育て家族もいる立派な社会人で、そのギャップに人間らしさを感じるんだよな 2025.1.26 20

Posted by ブクログ