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最後の祈り
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商品詳細
内容紹介 | |
---|---|
販売会社/発売会社 | KADOKAWA |
発売年月日 | 2023/04/21 |
JAN | 9784041109939 |
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商品レビュー
4.2
91件のお客様レビュー
「人間が人間を殺すというのはとても辛くて苦しいことだ」 許すことで救われる。 自身を凶行に走らせた心に巣食う瘴気を探り、向き合い、消化することで、囚われていた心が解放される。そしてそれができて初めて自分の罪と向き合うことができるのだろう。その過程に寄り添い、死刑囚を鬼畜から人間...
「人間が人間を殺すというのはとても辛くて苦しいことだ」 許すことで救われる。 自身を凶行に走らせた心に巣食う瘴気を探り、向き合い、消化することで、囚われていた心が解放される。そしてそれができて初めて自分の罪と向き合うことができるのだろう。その過程に寄り添い、死刑囚を鬼畜から人間に戻すことが教誨師の役割であるならば、死刑執行は人間が人間を殺す行為となり、自らも含めそれ携わる者に、大きな罪の意識を植え付けることになる。なんと因果な役割だろう。体を蝕まれながらも一時もお酒を手放すことができない教誨師、死刑執行に携わり精神を病んで退職する刑務官。その精神的苦痛は甚大この上ない。いっそ鬼畜を鬼畜のまま死刑台に送るほうがずっとその苦痛は軽減されるに違いない。 世論調査では、死刑制度を「やむを得ない」と答える人が8割にのぼるそう。これまでは、再犯率の高さや被害者遺族の感情を思えば、当然やむなし、ある程度の抑止力としても機能すると考えていた。ただ冤罪の問題や、近年、死刑になるためにあえてより重罪を犯す、という抑止力どころか助長してしまうケースも増えていることに加え、執行にかかわる人々の苦悩と精神的負担をここまでまざまざと見せつけられると、少なくとも現行制度に関しては、その是非が判らなくなってきている。
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何故か薬丸岳さん、横山秀夫さんの文章はある程度時間が経過すると恋しくなる。あたまの悪い自分でもとても読みやすく、文章から想像がつきやすいので毎度どっぷり本の世界へ引き込まれる。今作はなんとも切ないストーリー。
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自分の子供が何の怨恨も無い誰かに殺され、そいつに何の謝罪の言葉も無いなら絶対に赦せない。それどころか、同じだけの恐怖と死を与えたいと思うだろう。謝罪されれば赦されるのかといったらその答えは無い。
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