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最後の祈り の商品レビュー

4.2

128件のお客様レビュー

  1. 5つ

    48

  2. 4つ

    52

  3. 3つ

    19

  4. 2つ

    1

  5. 1つ

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2026/03/27

テーマ一本勝負で壮絶な物語。盛り上げようと思えばできたと思うけど、あえてそうしていないことがこの本の格を高めていると思う

Posted byブクログ

2026/02/15
  • ネタバレ

※このレビューにはネタバレを含みます

真里亜のことは最初から最後まで苦手だった 宗佑の立場しかできない方法だとしてもあまりにも他力本願すぎる 石原についてはどうしようもなくクズだったけど途中から人の心を取り戻してきて彼に待ち受けている最期を思うと切なくなってきた もし私が被害者遺族の立場なら石原のことは何があっても許すことができないからこそ宗佑が石原のことを許すラストで私の心も救われた気がした

Posted byブクログ

2026/02/11

薬丸岳さん著「最後の祈り」 自分にとって著者の作品はこれで16作品目となる。完全に薬丸中毒に陥っている… 今回の作品は凄くよかった。死刑囚に対しての教誨師の物語。 この物語は倫理的にかなり奥妙で途中何度も罪を負った死刑囚の人間としての心理を窺われていく。 刑が確定し極刑を待つだ...

薬丸岳さん著「最後の祈り」 自分にとって著者の作品はこれで16作品目となる。完全に薬丸中毒に陥っている… 今回の作品は凄くよかった。死刑囚に対しての教誨師の物語。 この物語は倫理的にかなり奥妙で途中何度も罪を負った死刑囚の人間としての心理を窺われていく。 刑が確定し極刑を待つだけの毎日を送る死刑囚達にどんな教誨をすべきなのだろう? それにどんな意味があるのだろう? 彼らも罪人とはいえ人間であり、その命がある限り人間として生きている。見方によってはその命を奪わないといけない刑務官達。罪は存在しないにせよ、人としての倫理観には絶対的に引っ掛かってくるだろう。 死刑執行、言葉以上に重たい行為… 死刑制度に対して否定はないが、やはりもろ手を上げて肯定もできない… かと言って執行しないのならば極刑の存在の意味すらなさない。 非常に難題であり誰もが納得する本質をついた答えなんか出せないのではないだろうか? 近年あった死刑執行は秋葉原無差別殺傷事件、座間9人殺害事件の二人の死刑囚。 その度、死刑執行は被害者遺族にやらせたらどうだ?とかSNS上では軽い言葉が飛び交うがとんでもない。 遺恨に遺恨を上乗せさせないために司法があり、しっかりと法で裁かれているのだ。 それは日本人としての秩序であり規則であり、感情論ではないのだから。 そして忘れてはならないのは刑務官達は想像もつかないような苦悩と重責の中で仕事されているという事。その事に改めて気付かされた。 今回のこの物語、陰鬱で沈鬱な重たさが半端ない。 しかししっかりと感得しなければならない事だと思う。とても緊要な事だ。 薬丸作品、本当に凄い。 これだから薬丸中毒から抜けだせない。

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2026/02/04
  • ネタバレ

※このレビューにはネタバレを含みます

オーディブルにて。 辛いテーマだが最後までストーリーとして楽しめた。 私自身も比較にならない程度の話とはいえ、許しがたいが、本人のためには許す関わりを求められることがあり、とても苦しく難しいことだと思う。 主人公の人間性がすごい。

Posted byブクログ

2025/12/30

読み終わっても、主人公である宗佑の判断を肯定も否定もできなかった。 たぶん、答えは出ないと思う。 読みながら、平野啓一郎さんが『死刑について』で書かれていることが浮かんできた。 アポリアの状態から抜け出せない、重い小説でした。

Posted byブクログ

2025/12/16

2025.12.16 犯罪を通じて「人間の本質、本性」に迫るのが著者の目標のひとつなのだろうと推察している。そんな薬丸ワールドの大ファンのひとりである。 しかし、本作については長所と欠点がないまぜになっている。 長所は、登場人物の心の襞を丁寧に描いていること。これに対し欠点は多い...

2025.12.16 犯罪を通じて「人間の本質、本性」に迫るのが著者の目標のひとつなのだろうと推察している。そんな薬丸ワールドの大ファンのひとりである。 しかし、本作については長所と欠点がないまぜになっている。 長所は、登場人物の心の襞を丁寧に描いていること。これに対し欠点は多い。それは、公の仕事に関わる人が職務上守るべき秘密を容易にもらしている事例が多すぎるということ。公の業務に関わるもののひとりとして、こんなに次々と秘密をもらすわけないと、こうした職務に携わる人々を冒涜していることが腹立たしい。 次に、ある女性の存在、自分にはできないことを別の人間におしつけて、しかも、その人の内面を省みることなく注文ばかり。いくらその人の置かれている状況が同情に値するにしても、このやり口は酷い。嫌悪感を覚える。 最後に、また、少し話が戻るが、公に携わる業務の人間は、そんなに簡単に辞めるとか考えない。ある登場人物はたいした学歴もない。子どもが2人から3人に増えていくなかで、家族を養うのにそんなに簡単に仕事を辞めて生活できるわけがない。退職して次に考える比較の対象の選定が安直すぎる。公務員をバカにしているのかと憤慨した。著者や編集者はそういったことは考えなかったのだろうか。 本書は主な登場人物の心象の移り変わりをのべるために他の設定に強引さが多すぎるため、薬丸ファンのワタシとしてはガッカリした。

Posted byブクログ

2025/12/12

最期に罵詈雑言などを伝えて心を閉ざして亡くなるよりも、純粋な心で生きたいと思って亡くなることの方が酷な死に方なのかな。 主人公も、結局言えなかったという葛藤を持ったまま生きていくことになったから、死ぬまで赦されたという感情は湧かないんだろう。 物語の最後の方は本当に読んでていて...

最期に罵詈雑言などを伝えて心を閉ざして亡くなるよりも、純粋な心で生きたいと思って亡くなることの方が酷な死に方なのかな。 主人公も、結局言えなかったという葛藤を持ったまま生きていくことになったから、死ぬまで赦されたという感情は湧かないんだろう。 物語の最後の方は本当に読んでていて辛いし、色々な思いが逡巡した。

Posted byブクログ

2025/12/05
  • ネタバレ

※このレビューにはネタバレを含みます

オーディブルにて 死刑の描写が生々しくてしんどすぎた。 関わる人たちの精神的負担がはんぱなくて、全部機械でオートメーション化できたらいいのにと思ってしまった。 石原の最期は被害者家族が望むようなものだったけど、保阪が最後の最後で許すと言ったのが少しもやもやした。 無理でしょ、許せるわけないじゃん。 私だったら、自分が被害者の親だと言って絶望させると思う。 神に使える牧師ならではの気持ちなんだろうか。

Posted byブクログ

2025/11/04

素晴らしい作品です。罪について、深く考えさせられました。なかなか重い作品は読まないのですが、引き込まれて一気に読み終えました。

Posted byブクログ

2025/10/24

神の子、天使のナイフと、続けて読んで、とても面白かった、ファンになったけど、けど、とても重くて脳が疲れた。それで休憩思ってたけれど。ついつい、やはり、薬丸岳さんを読んでしまった。最後の祈り。やはり、すごい。読ませる、止まらない。面白いのだ、重いけど。残酷な描写もあったし。心の闇が...

神の子、天使のナイフと、続けて読んで、とても面白かった、ファンになったけど、けど、とても重くて脳が疲れた。それで休憩思ってたけれど。ついつい、やはり、薬丸岳さんを読んでしまった。最後の祈り。やはり、すごい。読ませる、止まらない。面白いのだ、重いけど。残酷な描写もあったし。心の闇がっ。キツイ。ほんっとに、疲れた。重い。しばらく、薬丸岳さんは休憩、ほのぼの系が読みたいけど、薬丸さんの本は、全部、読んでみたい❣️

Posted byブクログ