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「傷つきました」戦争 超過敏世代のデスロード
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商品詳細
内容紹介 | |
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販売会社/発売会社 | 中央公論新社 |
発売年月日 | 2023/03/22 |
JAN | 9784120056413 |
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「傷つきました」戦争
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「傷つきました」戦争
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商品レビュー
3.6
10件のお客様レビュー
このままではそのうちウォークと極右しかいなくなってしまうのではないかと恐れているので、本書やハイト&ルキアノフの『傷つきやすいアメリカの大学生たち』のような本を読むと安心するというか これもある意味「傷つき」の回避と言われればそれまでかもしれないが 「映画も料理も〈DNA〉で評...
このままではそのうちウォークと極右しかいなくなってしまうのではないかと恐れているので、本書やハイト&ルキアノフの『傷つきやすいアメリカの大学生たち』のような本を読むと安心するというか これもある意味「傷つき」の回避と言われればそれまでかもしれないが 「映画も料理も〈DNA〉で評価する」の章が特に面白かった ある映画作品あるいは制作陣やキャストが気に入らないこと(批判すること)と、上映を禁止させるのは違うと(当たり前のことだが)再確認してホッとした。「出自にかかわらずさまざまな役を演じることこそが、つまり、よりいっそう多様な表象によって普遍性を豊かにすることこそが、達成すべき目標なのに。(p. 134)」はまさにその通りだと思った ただイスラモフォビアとまでは言わないが、著者が抱くイスラム文化への警戒心の強さを感じた この点はフランス(あるいは西欧)特有かな?
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メモ→ https://x.com/nobushiromasaki/status/1797583025502617630?s=46&t=z75bb9jRqQkzTbvnO6hSdw
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面白くてあっという間に読んでしまった。 英仏の黒人差別や「文化の盗用」論が中心でイメージしづらいところもあるが、ここ数年の世界で左派が負けるメカニズムが示されており、よくバズっている日本の(何ちゃって)フェミニズムの状況を適用して考えればかなり腑に落ちる。 かといって悲観せず...
面白くてあっという間に読んでしまった。 英仏の黒人差別や「文化の盗用」論が中心でイメージしづらいところもあるが、ここ数年の世界で左派が負けるメカニズムが示されており、よくバズっている日本の(何ちゃって)フェミニズムの状況を適用して考えればかなり腑に落ちる。 かといって悲観せず、希望が持てる終わり方になっているのがよかった。 以下メモがてら。 『エスニシティを基準にして発言や想像への権利といった特別待遇を要求することで、人々が種々のカテゴリや、個々のエスニシティに固有の発想方法を維持すると、支配者たちがそれらを用いて自らの偏見を正当化し、被害者面をする。』 その結果、『アイデンティティ至上主義の左派はアイデンティティの右派を勝たせてしまう。発言する自由や創造する自由に至るまで、ありとあらゆる自由を攻撃するあまりに。』
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