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さえづちの眼 角川ホラー文庫
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さえづちの眼 角川ホラー文庫

澤村伊智(著者)

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さえづちの眼 角川ホラー文庫

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商品詳細

内容紹介
販売会社/発売会社 KADOKAWA
発売年月日 2023/03/22
JAN 9784041117361

さえづちの眼

¥440

商品レビュー

3.7

82件のお客様レビュー

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2026/01/05

お気に入りの比嘉姉妹シリーズ第6作。 このシリーズももう6作目かと思うと感慨深い。 最近は短編〜中編を複数収録した構成が続いているけれど、個人的には初期の『ししりば』『ずうのめ』のように、表題作が長編でしっかり読み応えのある形のほうが好み。 今回は中編3本構成で、テーマは家族や...

お気に入りの比嘉姉妹シリーズ第6作。 このシリーズももう6作目かと思うと感慨深い。 最近は短編〜中編を複数収録した構成が続いているけれど、個人的には初期の『ししりば』『ずうのめ』のように、表題作が長編でしっかり読み応えのある形のほうが好み。 今回は中編3本構成で、テーマは家族や親子の絆、育児放棄やネグレクトといった重めの題材が中心だった。 過去作の登場人物や、解決役として比嘉姉妹を配置することでシリーズ作品としての体裁は保っているものの、正直なところ「比嘉姉妹シリーズでなければ手に取ったかな?」と少し考えてしまった。 ⸻ 「母と」 育児放棄やネグレクトなど問題を抱える家庭の子どもを無償で預かる〈鎌田ハウス〉。 人知れず邪悪な存在と戦う鎌田のおっさんの姿が印象的。 啄海(たくみ)というキャラクターでミスリードを狙っているのはわかるものの、この手法は同シリーズの『ずうのめ』ですでに使われているため、驚きはやや薄めで残念。 杏という少女も過去作に登場していたようだが、時間が空いていたこともあり記憶が曖昧だった。 外から“善人の顔”をして邪悪なものが侵入してくる描写は不気味で、そこは良かった。 真琴担当回。 ⸻ 「あの日の光は今も」 日本版ロズウェル事件の目撃者と、その後の人生を描く一編。 UFOや宇宙人は本当に存在したのか?という題材は面白い。 ここでも推理探偵のように考察を語る少し不自然な人物が登場するが、どうやら彼女も過去作の登場人物らしい。 ……が、正直ほとんど覚えていなかった。 ⸻ 「さえづちの眼」 明治〜昭和初期を思わせる時代背景。 住み込みで働いていたお手伝いさんの手紙を手がかりに、田舎の旧家で起きた行方不明事件や呪いの謎を解き明かしていく。 じっとりとした因習と閉塞感があり、雰囲気はこの一編がいちばん好み。 琴子担当回。

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2025/12/21

さえづちの眼。短編では一番好き。 田原以来のクズがいると、やっぱり人が一番怖いかな。 琴子の厳しい優しさ、こんなクズにも手を差し伸べる、でもクズは人の優しさがわからない、人は自らの手段でしかない、だから、クズなんだ。 人ならざるものは、偶然であろうと一線を越えた者は、クズだろうが...

さえづちの眼。短編では一番好き。 田原以来のクズがいると、やっぱり人が一番怖いかな。 琴子の厳しい優しさ、こんなクズにも手を差し伸べる、でもクズは人の優しさがわからない、人は自らの手段でしかない、だから、クズなんだ。 人ならざるものは、偶然であろうと一線を越えた者は、クズだろうが善人だろうが容赦はない。 人間として社会的に成功してるがクズである者、我々が裁けない様なそういったクズは、こうなって欲しい。と、人ならざる者に祈る自分も、クズなのかなとは思ってしまった。それでも、琴子はクズの弁護をしようと手を差し伸べた、お姉ちゃん優しいな。

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2025/11/19

ホラーコーナーでは背筋さんやら梨さんやら雨穴さんやらが脚光を浴びてますが、 圧倒的に読ませるホラーとしては澤村伊智がぶっちぎってることを再確認させられるますね。 比嘉姉妹シリーズ6冊目。中編を3篇。 どれも良いハズレがない。 怪奇や民俗的でありつつも、必ずヒトコワを入れてくる。...

ホラーコーナーでは背筋さんやら梨さんやら雨穴さんやらが脚光を浴びてますが、 圧倒的に読ませるホラーとしては澤村伊智がぶっちぎってることを再確認させられるますね。 比嘉姉妹シリーズ6冊目。中編を3篇。 どれも良いハズレがない。 怪奇や民俗的でありつつも、必ずヒトコワを入れてくる。 ヒトコワとオノマトペが今回も炸裂しつつ、 世界をひっくり返すのもしっかりと。 2作目の「あの光は今も」で、お前が探偵役なんかい?!思ったら、あ、そうなるんだ?! 3作目は、比嘉琴子ねーさん来たーと思ったら、ほんとにお触り程度で、それでしっかりと話としてはキレイに嵌めこむ。 澤村さんは、大量に話を織り交ぜた短編集よりも、中〜長編の方が圧倒的に好きだなー 良い。

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