

商品詳細
内容紹介 | |
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販売会社/発売会社 | KADOKAWA |
発売年月日 | 2023/03/22 |
JAN | 9784041117361 |
- 書籍
- 文庫
さえづちの眼
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さえづちの眼
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商品レビュー
3.6
64件のお客様レビュー
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シリーズ安定の面白さ。 「あの日の光は今も」と表題作「さえづちの眼」は、そういう現実的カラクリか〜〜からのしっかり怪異オチ、で非常に好みです。「母と」の怪異遭遇シーンはとっても緊張感があって、流石ですね〜〜という感じ。 「あの日の光は今も」の辻村ゆかりの発言で分からないところがあり、他の方の感想を見てみたところ、この人どうやら「ずうのめ人形」の登場人物だったらしい。前に読んだはずなのにすっかり忘れている……。面白かった記憶はあるので、また読み返したい。そしたらこの作品も腹落ちするんでしょう。
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中篇3作品のうち、表題作が最も印象に残った。 冴子が自分は人ではないと打ち明け話をしたとき、この家の人たちはみんないい人たちで、だからこそ悲しいなと思ったのだけれど、そんな幸せな話で終わらせてはくれなかった。家政婦は住み込みであってもやはり外部の人間だから、表面上の家族のことしかわからなかったのだなと悲しくなる。娘を救い出した母が、母となった娘に祟られる構造が面白かった。 怖さの点でいうと、『母と』の庭でのシーンが一番怖かったけれど、全体的にストーリーにちょっと物足りなさを感じた。
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どんどん続き読んじゃう相変わらずの文章力と不気味なテイスト、、 比嘉姉妹もっと出てきてほしかった。 一章目、母と たくみが無事で、ハウスの子供達が無事で本当に良かった。 二章目、あの日の光は今も まさかのラストで可哀想しか無い。母はまだしも主人公がああなるのは???すぎる。けど怪異ってのはそういうもんなんでしょう。理不尽に襲いかかるもの。 ずうのめの時に出てきた辻村ゆかりと、ゆみっちゃんが活躍してたので良かった。 ゆかりの“子供のためならなんでもしてしまえる理想の母像”の解像度が上がった。 三章目、さえづちの眼 まさかの人為的展開からの超常的展開。 そこまで繰り返し殺されるべきだったのか、、?可哀想。 子供を殺されたってのがいまいちわからない。 宗助が亡くなる場面をフラッシュバックしてたけど、宗助は別に冴子の子供では無いし??? 作中にあるとすれば山蛭かな? 山蛭は蛇の赤ちゃんにも似て見えるらしいので 佳枝が架守家に向けた恨みつらみは大いに分かるし、愛する娘を道具にされないために逃した母心も痛く伝わってきたからこそ、あんな目に合わされる必要があったのか、、 もう許してやれよ、、あんまりだよ、
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