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さえづちの眼 の商品レビュー

3.6

75件のお客様レビュー

  1. 5つ

    15

  2. 4つ

    21

  3. 3つ

    28

  4. 2つ

    7

  5. 1つ

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2025/10/08

図書館。 比嘉姉妹に関連した短編3本。勢いはシリーズ当初の方が強かったけれど、どれもよかったな。特に「母と」はよかった。

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2025/10/04
  • ネタバレ

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収録されているお話がどれも毛色の違う内容ばかりでアンソロジーを読んでいるかのような気持ちになりました。それにしても怖い。 個人的にさえづちの眼が1番悲しくて怖かったです、異種族恋愛や怪異との冥契が大好きなので、冴子さんと蛇神様のお話をがっつり読んでみたいなぁと思うなど。

Posted byブクログ

2025/09/26
  • ネタバレ

※このレビューにはネタバレを含みます

表紙イラストが蛇なのでタイトルの「さえづち」=蛇は想像がついたけど話の着地点が想像がつかなかった。 最初は蛇の神様が人間を憐れんで子どもの代わりになった感動系?と思ってたら、人間が呪う気持ちが強すぎて呪いが起きた!人コワってことか!と思ったらまさかのあっ…ほんとに?!な終わり方でした。 確かにお見合い相手に対してあんまり乗り気じゃないって書いてたもんね。 冴子さんの子ども…読み返したけど、該当するのはハイキングの時の山蛭?その数日後に…だったけどまさかそんなことある??もしそうなら、そんなささいなことが…と思うとぞっとする!!

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2025/09/10

比嘉姉妹シリーズ  短編3編 「母と」 巫女的能力を持つ女性が運営に入った「子ども保護施設」 そこでは子どもたちが保護はされるが、彼女の呪的な支配下に置かれてしまう。 野崎と真琴は、施設の子供に助けを求められ、現場へと。 母の愛情は救いになるのか、それとも逃れられない呪縛なのか...

比嘉姉妹シリーズ  短編3編 「母と」 巫女的能力を持つ女性が運営に入った「子ども保護施設」 そこでは子どもたちが保護はされるが、彼女の呪的な支配下に置かれてしまう。 野崎と真琴は、施設の子供に助けを求められ、現場へと。 母の愛情は救いになるのか、それとも逃れられない呪縛なのか。 なーんて、1回目はラストがわからず、 読み直してしまいました。 最初からしっくり読めないなとは思っていたんですよ。 「あの日の光は今も」 子ども時代、二人の少年が「UFOを見た」としてマスコミに騒がれる。 体験談を語ることで一時は有名になるが、大人になっても「あの事件の子」として生きざるを得ない。 あの日の光は本物だったのか、それとも幻だったのか。 その答えを求め続けること自体が、彼らの人生を支配してしまったのか? 「さえづちの眼」 旧家の繁栄のため、そこに生まれた娘の人生は決められていた。 親は逃れさせたつもりでも、嫁ぎ先には別の呪いが待ち受けている。 それとも永遠に繰り返されてしまうのか――。 今までのシリーズと少し趣向が違い 戸惑う感じがありました。 キャラクターに託すだけでない ストーリー展開はさすがだと思います

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2025/08/16

ホラーというよりはSFよりな短編集。「母と」というお話がなかなか秀逸な構成をしつつ、最後には泣けるいいお話だった。

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2025/05/11

久々に流し読みとはいえ読書できた… そしたらホラーというよりSF小説になっていたこのシリーズ… あれ、こんな系統だったっけか?中編集だからか?あれ?

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2025/05/10

相変わらずじとーとした人間の嫌な感じが描かれているなぁ。個人的にはさえづちの眼が1番好きだった。母親の愛と人はどこで恨み買うかわからないところ。

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2025/04/24

【あらすじ】 『あの日の光は今も』 子どもの頃UFOを見かけた主人公は、町に度々訪れる怪奇現象愛好家たちのせいでうだつの上がらない人生を送っていた。ある時、かつて主人公と一緒にUFOを見た友達が里帰りするが、その日に死亡してしまう。 【 感想】 『母と』『あの日の光は今も』『さ...

【あらすじ】 『あの日の光は今も』 子どもの頃UFOを見かけた主人公は、町に度々訪れる怪奇現象愛好家たちのせいでうだつの上がらない人生を送っていた。ある時、かつて主人公と一緒にUFOを見た友達が里帰りするが、その日に死亡してしまう。 【 感想】 『母と』『あの日の光は今も』『さえづちの眼』の三本が収録された中編集。 「母と」と「さえづちの眼」は比嘉姉妹シリーズで、相変わらず面白かった。 「あの日の光は今も」は作者にしては珍しい三人称視点の話。正直一番面白い。

Posted byブクログ

2025/03/28
  • ネタバレ

※このレビューにはネタバレを含みます

引きこもりや不良少年少女と共同生活を営む家に起こった悲劇 尾綱瑛子は結局何者だったのか 若者の生気を奪う魔物みたいな..? 瑛子は火事と共に姿を消したのか、琢海に取り憑いたのか 次の話も結局なんだったんだと思う ゆかりさんってずうのめ人形のゆかりさんよね ゆかりさんの考察が正しいのか、違うのか永遠にわからなくなってしまった さえずちに眼は面白かった 家の中の這いずる音や姿は人がやったものだったけど、外から覗いていた赤い目は冴子の旦那さんだったんだな 分からないのが佳枝はいつ冴子の子を殺したのかってこと

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2025/03/26

さえづちの眼。 タイトルいいですよね。 中編2つ+タイトル作品となっております! 最初の"母と"は、トリック風な文章で物語を綴ってます。 ミスリードを誘っちゃう、そんな書き方をするの? 澤村先生!って感じです(笑) 途中で比嘉姉妹の血縁関係者が登場するので ...

さえづちの眼。 タイトルいいですよね。 中編2つ+タイトル作品となっております! 最初の"母と"は、トリック風な文章で物語を綴ってます。 ミスリードを誘っちゃう、そんな書き方をするの? 澤村先生!って感じです(笑) 途中で比嘉姉妹の血縁関係者が登場するので 当時の過去や関係性が少し確認できます。 今後の作品で登場してほしいです、もっと知りたい。 ねぇ、抱っこして! "あの日の光は今も"は、呪術廻戦で言うと天与呪縛。 辻村先生が再び登場するので、そーゆー事です。 悪意のない所がたちが悪いよね(笑)。 ミステリー → ホラーに着地させるのは怖すぎでしょ。 口は災いの元とはね。。 過去作"ずうのめ人形"は読んでおくべしです! "さえづちの眼"も面白かったです、まさに天国→地獄。 1つの過ちが、大きな形で却って来るね。 ある意味で呪い返しな作品。 琴子も登場します、やっぱり琴子が出てくると 世界観と雰囲気を味わえる所がいいですね! 淡々と進めていく進行、端的に纏めて解説するので 非常に読みやすい(笑) 最後のオチは本当に地獄。もう抜け出せない。 "来る"の次に、どれかの作品が映画化するのを待ってます! お願いします!澤村先生!!

Posted byブクログ