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さえづちの眼 の商品レビュー

3.5

58件のお客様レビュー

  1. 5つ

    9

  2. 4つ

    16

  3. 3つ

    22

  4. 2つ

    7

  5. 1つ

    0

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2024/09/01

また今回も、やられた!!なるほど、そういうミスリードだったか…、シンプルに小説としても面白い。 そして怖い。 怪異、超常現象、人間の愛と身勝手さ、人智を超えた何かの圧倒的力……。 本当に全部よくできてるから凄い。 あとスターシステムっていうのかな、あの作品に出てた登場人物がここに...

また今回も、やられた!!なるほど、そういうミスリードだったか…、シンプルに小説としても面白い。 そして怖い。 怪異、超常現象、人間の愛と身勝手さ、人智を超えた何かの圧倒的力……。 本当に全部よくできてるから凄い。 あとスターシステムっていうのかな、あの作品に出てた登場人物がここにも…、ああここでもろくなことしてねえな…みたいな…。 でも、それもまた人間だよなあ…。 うーん澤村イズム。 特別児童養護施設、UFO、蛇神…、どこを切り取っても凄い…。恐るべし、澤村伊智先生。

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2024/08/09
  • ネタバレ

※このレビューにはネタバレを含みます

「母と」…だまされたー。でもあれの正体はなんなの? 「あの日の…」…過去の出来事の影響か。でも湖にはなにかがいる? 「さえづちの眼(まなこ)」…琴子さんが少し出てくる。前回読んだ短編集の居酒屋の話が出てきて、覚えてたので嬉しい。蛇神様みたいなんが冴子さんに通ってきてるのかと思ってたら違って、でもやっぱそうだったらしく少し溜飲が下がる。いつどこで冴子さんの子供を害してしまったのか?

Posted byブクログ

2024/08/08
  • ネタバレ

※このレビューにはネタバレを含みます

"あの日の光は今も"にはあのりーたんが!! りーたんがいたから本物になったのか…? "さえづちの眼"は復讐の動機が…人間からしたら蛭は退治してしまうこともあるし、蛇と蛭はなかなか結びつかない…。 今回は考察を読まないと理解しづらい部分が多かった。 "母と"はゾクリとして面白かった。

Posted byブクログ

2024/07/31

全3作の中編が収録された本作。 どれも結局どういうこと?というような、しっくりこないオチが多く、途中もあまりホラー味を感じられなかったので、うーむ。。期待はずれ感が否めない。。かな。 やっぱり、このシリーズは比嘉姉妹がどっぷり活躍できる長編が好きです。本作のうち2作は姉妹どちらか...

全3作の中編が収録された本作。 どれも結局どういうこと?というような、しっくりこないオチが多く、途中もあまりホラー味を感じられなかったので、うーむ。。期待はずれ感が否めない。。かな。 やっぱり、このシリーズは比嘉姉妹がどっぷり活躍できる長編が好きです。本作のうち2作は姉妹どちらかが出てきますが、もうちょい活躍見たかったですね。

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2024/07/22

結局どういう事?と思う話があり、珍しく全体的にあまり好みじゃなかった。残念。姉の方が出てきたのは嬉しかった。

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2024/06/18
  • ネタバレ

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「 母 と 」が1番好き。 瑛子は、ずっと時代をさまよって、抱っこしてくれる人を探しているのか。 その執着心。 本当の母親にちゃんと抱っこしてもらっていたら、こんなに時代を超えて沢山の犠牲者が出なかっただろうな。 「さえづちの眼」も哀しい。

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2024/05/30

比嘉姉妹シリーズ 第7弾。 好きな澤村さんの作品〜♬ 短編集3話。 真琴さんと琴子さんが、バラバラの話の中に登場。 後で他の人の感想読むと、過去の登場人物も出て来てワクワクすると書いてあるけど… 忘れてる(−_−;) 最近、忙しくって、電車などで、コックリ、コックリと意識不明...

比嘉姉妹シリーズ 第7弾。 好きな澤村さんの作品〜♬ 短編集3話。 真琴さんと琴子さんが、バラバラの話の中に登場。 後で他の人の感想読むと、過去の登場人物も出て来てワクワクすると書いてあるけど… 忘れてる(−_−;) 最近、忙しくって、電車などで、コックリ、コックリと意識不明になりながらなんで、あまり中身が入って来なかったんか、理解出来ないのありで、読み返しの連打… 神さんというか、ずっと同じ場所(祠とか)にいてる異界の者たちは、人を守ってくれることもあるけど、ちゃんとせんと禍も降りかかる。 やはり、人に対しても、何に対しても、礼儀は大事って事やな。更に、同じ仲間の人やなく、神さんなんて理解もしてくれんし、チカラもある。 今回は、やっぱり人が一番怖いなと納得してたら、やっぱりお化け怖いになる感じ。 やっぱり、琴子さんが登場すると場がピシッと引き締まる! さすが、比嘉姉妹のお姉ちゃん最強! 最新巻も手元にあるし読も! 本減らんわ…(^◇^;) あっ!そうや! 悪霊とか、お化け出たら、ブクログに袈裟着た人おったから、その人に頼も! ◯休さん〜!よろしく〜!w

Posted byブクログ

2024/05/24
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比嘉姉妹シリーズのファンです。 3つの短編が収録されている。 「母と」 ずうのめ人形の時もしてらやれたのに、また性別を誤読した。 最後のセリフの後味が悪いのよ。拓海は瑛子になってしまったのか……。 「あの日の光は今も」 辻村ゆかりがここで出るとは!呪いだけでなくとんでもない暴力女ですよ。 「悲鳴」を再読して、ゆかりの言霊が描かれているからして、本作の真相もゆかりの言霊が少なからず影響しているようにみえる。 そしてそして、湯水さんとゆかりがここで会っているとは……「ずうのめ人形」における2人がここで会っているとは……。 「さえづちの眼」 推しが登場!「比嘉琴子です」はテンションが上がる。

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2024/04/28

比嘉姉妹シリーズの中編三作が入っています 表題作の「さえづちの眼」が面白かった!思っていた流れから二転、三転して最後までハラハラして読めた!民俗学的な怖さがある 琴子が出てくると作品自体がしまるイメージ 「母と」は澤村先生の文字のトリックにまんまと騙されました…… 映像では決して...

比嘉姉妹シリーズの中編三作が入っています 表題作の「さえづちの眼」が面白かった!思っていた流れから二転、三転して最後までハラハラして読めた!民俗学的な怖さがある 琴子が出てくると作品自体がしまるイメージ 「母と」は澤村先生の文字のトリックにまんまと騙されました…… 映像では決して表せない、小説だからこそのぞくっとする怪異の描かれ方や話の流れがいつもしみじみと怖い

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2024/04/24

比嘉姉妹シリーズ短編集三作目。刊行順に読むと「ばくうどの悪夢」が最初ではあるが,自分は文庫化を待つことにし,先にこちらを読んだ。今作の話はどれも全体的に重い話だったイメージがあり,一番印象に残っているのは,表題作の「さえずちの眼」である。あまりオチはすんなり理解することができなか...

比嘉姉妹シリーズ短編集三作目。刊行順に読むと「ばくうどの悪夢」が最初ではあるが,自分は文庫化を待つことにし,先にこちらを読んだ。今作の話はどれも全体的に重い話だったイメージがあり,一番印象に残っているのは,表題作の「さえずちの眼」である。あまりオチはすんなり理解することができなかったが,それまでの過程は不気味で楽しむことができた。

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