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忘らるる物語
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忘らるる物語

高殿円(著者)

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忘らるる物語

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商品詳細

内容紹介
販売会社/発売会社 KADOKAWA
発売年月日 2023/03/10
JAN 9784041113929

忘らるる物語

¥550

商品レビュー

3.3

20件のお客様レビュー

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2026/04/04
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読んでいる時の感覚がとても心地よかった。 環璃が皇后星として通り過ぎた国を見る時は、世界が視界の端を流れていくよう。 チユギの野宿の様子は、夜の闇の中が思い浮かび、焚いた火を見つめる温かさを感じる。 環璃が星を見て過去のヒトの在り様を知った時の、個人では体験できない長い長い時間の流れに沈み込み、視界が広がると同時に無力感を覚え、個の意識が遠くなる感覚。 チユギが長く生きて繋いできた記憶が、環璃へ繋がり、カミによる刑場の出来事で、ヒトを超越した存在の起こす力の爽快さを感じながらも畏怖するような…最終章で環璃に一度すべてが収束された場面のエネルギーがすごかった。 長く生きる者の見る未来も、変わったようでまだまだ変わらないことも愛おしく感じた。 父権を強化する支配の輪廻は、知性をもって作られたシステムとされていたけど、支配は理性ではなく獣としての衝動に由来するというところ、とても響いた。 力関係に差がある状態は不健全。 瑪瑙のかんむり鹿の女王の名乗り。 月端から果てへの行き方、逆の順に語られる月端への行き方。 繰り返し出てくる連なる言葉が、意味あるものとして物語中でつながった時、読んでいるだけの身の感情が拓けたみたい。

Posted by ブクログ

2025/07/09

忘らるる物語 著者 高殿 円 あらすじ 男が女を犯せぬ国があるという。 辺境の王族として生まれ、幸福な結婚をしたばかりの環璃(ワリ)は、突如たったひとりになった。広大な大陸を統べる燦(さん)帝国の次期皇帝を選ぶための籤(くじ)、”皇后星”に選ばれたからだ。一族はすべて皆殺し、...

忘らるる物語 著者 高殿 円 あらすじ 男が女を犯せぬ国があるという。 辺境の王族として生まれ、幸福な結婚をしたばかりの環璃(ワリ)は、突如たったひとりになった。広大な大陸を統べる燦(さん)帝国の次期皇帝を選ぶための籤(くじ)、”皇后星”に選ばれたからだ。一族はすべて皆殺し、産んだばかりの息子を人質に取られ、環璃は候補の王たちと寝るためだけに国々を巡る。絶望の淵に突き落とされた彼女が出会ったのは、触れた男を塵にする力をもつチユギという名の戦士だった……。 女が産み、男が支配する世界を変える「忘れられた物語」とは? 破格のエンタテインメント巨編! 感想 高殿円さんの『トッカン』や『上流階級〜富久丸百貨店外商部〜』が好きで手に取ったのですが、本作はこれらとはまったく異なる世界観で、著者の作品領域の広さに驚かされました。 今回はお仕事小説ではなく、歴史ファンタジーとSF要素が融合したような物語。女性作家ならではの視点で描かれており、設定上は古代風の世界でありながら、女性の社会的立場やジェンダーに関する問題など、現代にも通じるテーマがしっかりと描かれています。 長編であるうえに、独特な世界設定やSF的な展開もあり、1度で物語の全体像を掴むのは少し難しいかもしれません。それでも、単なる異世界ファンタジーとして読むだけでなく、現実世界の問題と重ね合わせて読むこともできる、奥行きのある作品です。 高殿作品のファンはもちろん、骨太な物語やジェンダー観を扱ったフィクションに興味のある方にもおすすめです。

Posted by ブクログ

2025/01/04

すごく難しい本だと言うのが第一印象。 人によっては考え方は違うかも。 男尊女卑と言われればそうかもしれないが、なぜそう言われるのかもっと深いところを追及しているような気もする。 私達は繰り返してるんだろうなとは思うし、それはこれから先も変わらない気もする。 それを知るのはカミに選...

すごく難しい本だと言うのが第一印象。 人によっては考え方は違うかも。 男尊女卑と言われればそうかもしれないが、なぜそう言われるのかもっと深いところを追及しているような気もする。 私達は繰り返してるんだろうなとは思うし、それはこれから先も変わらない気もする。 それを知るのはカミに選ばれた者のみって事なのかな。

Posted by ブクログ

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