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郵便局 光文社古典新訳文庫
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商品詳細
| 内容紹介 | |
|---|---|
| 販売会社/発売会社 | 光文社 |
| 発売年月日 | 2022/12/13 |
| JAN | 9784334754723 |
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商品レビュー
4.6
10件のお客様レビュー
とても面白かった。リズムがいい。でもそれは訳のおかげかもしれない。都甲幸治という訳者が訳したブコウスキーは河出文庫にもう一冊あるらしいからそれも読んでみようと思う。そこから先はわからない。
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思っていたよりもプロレタリア文学だった。 日本の蟹工船みたい。 日々の嫌な出来事を笑い変えられるセンスを見習いたい。 嫌な上司、嫌な部下、馬鹿な女…冷めた目線でこれらの人たちを平然と皮肉で返すユーモアを持ち合わせているのが羨ましかったりした。 米国ではありがちなんだろうけど、主人...
思っていたよりもプロレタリア文学だった。 日本の蟹工船みたい。 日々の嫌な出来事を笑い変えられるセンスを見習いたい。 嫌な上司、嫌な部下、馬鹿な女…冷めた目線でこれらの人たちを平然と皮肉で返すユーモアを持ち合わせているのが羨ましかったりした。 米国ではありがちなんだろうけど、主人公があまりにも自由人だった。 自伝的小説とはいえなかなか侮れない内容だった。 日々の仕事のストレスがちょっとだけ吹き飛んだ。
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- ネタバレ
※このレビューにはネタバレを含みます
最近、ブコウスキーの長編が河出文庫で一気に復刊して入手しやすくなり、ひととおり備蓄できたが、本作は少し前に光文社で新訳となったもの。最初のブコウスキーとするのに程よい分量と内容。読むまではアウトロー的なイメージを持っていたが、勤務状況は真面目な反面、当時の〇ハラ行為が当然な中への怒りや反攻が多く、現状、ブコウスキーの分身たるチナスキーを応援したくなってしまう。ハラスメントが当たり前の時代の読者と現代のそれとでは、明らかに読み方も違うのだろうが、彼の無頼な生き方にはどこか憧れるし目を離せないし、求心力のある物語だった。チナスキーの物語はたくさんあり、今度は「くそったれ少年時代」を読むつもり(しかし原題に比べタイトルひどいね)。
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