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郵便局 の商品レビュー

4.4

13件のお客様レビュー

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2026/04/12

彼の人間具合を知っていたらなんでこんなに文が素敵なのかと不思議にもなるけどそれは逆説的で、人との関わりが無いほど文語体が美しくなる、と北柴教授が記していたように見事に綺麗にまとまっている

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2026/02/03

下品だが面白い小説 ロスにはボッシュのように一命を賭して働くまじめな公務員もいるのに、この男は違う自分の欲望のまま自由気ままに生きている それでも仕事に対しては意外にマジメに取り組む面もある

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2026/02/01

「この仕事が人々を食い尽くすのをおれは見た」 国も時代も違うけど、研修で「君たちを育てるのにどれだけの税金が注ぎ込まれているか」と教官からご高説を賜った記憶がよみがえり思わず失笑… 極端な不条理、疲弊する職員、諦念とダークユーモア、どれもとてもよかった

Posted byブクログ

2025/09/24

とても面白かった。リズムがいい。でもそれは訳のおかげかもしれない。都甲幸治という訳者が訳したブコウスキーは河出文庫にもう一冊あるらしいからそれも読んでみようと思う。そこから先はわからない。

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2025/08/13

思っていたよりもプロレタリア文学だった。 日本の蟹工船みたい。 日々の嫌な出来事を笑い変えられるセンスを見習いたい。 嫌な上司、嫌な部下、馬鹿な女…冷めた目線でこれらの人たちを平然と皮肉で返すユーモアを持ち合わせているのが羨ましかったりした。 米国ではありがちなんだろうけど、主人...

思っていたよりもプロレタリア文学だった。 日本の蟹工船みたい。 日々の嫌な出来事を笑い変えられるセンスを見習いたい。 嫌な上司、嫌な部下、馬鹿な女…冷めた目線でこれらの人たちを平然と皮肉で返すユーモアを持ち合わせているのが羨ましかったりした。 米国ではありがちなんだろうけど、主人公があまりにも自由人だった。 自伝的小説とはいえなかなか侮れない内容だった。 日々の仕事のストレスがちょっとだけ吹き飛んだ。

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2024/11/05
  • ネタバレ

※このレビューにはネタバレを含みます

最近、ブコウスキーの長編が河出文庫で一気に復刊して入手しやすくなり、ひととおり備蓄できたが、本作は少し前に光文社で新訳となったもの。最初のブコウスキーとするのに程よい分量と内容。読むまではアウトロー的なイメージを持っていたが、勤務状況は真面目な反面、当時の〇ハラ行為が当然な中への怒りや反攻が多く、現状、ブコウスキーの分身たるチナスキーを応援したくなってしまう。ハラスメントが当たり前の時代の読者と現代のそれとでは、明らかに読み方も違うのだろうが、彼の無頼な生き方にはどこか憧れるし目を離せないし、求心力のある物語だった。チナスキーの物語はたくさんあり、今度は「くそったれ少年時代」を読むつもり(しかし原題に比べタイトルひどいね)。

Posted byブクログ

2024/09/20

これは傑作。 酒に女にギャンブルと、いつものダメ男チナスキー。 配達なんて楽勝。何なら女ともヤれて俺にピッタリの仕事じゃね? と始めた郵便局の仕事。 だが、そんな簡単にいくはずもなくて労働はめちゃくちゃキツい。しかも上司はクソ野郎で、キツい区域を任されたりする。 最悪、辞めちまっ...

これは傑作。 酒に女にギャンブルと、いつものダメ男チナスキー。 配達なんて楽勝。何なら女ともヤれて俺にピッタリの仕事じゃね? と始めた郵便局の仕事。 だが、そんな簡単にいくはずもなくて労働はめちゃくちゃキツい。しかも上司はクソ野郎で、キツい区域を任されたりする。 最悪、辞めちまったらいいんだ。なんて思いながらも、10年以上もそんな仕事を続けてしまう。 かつてはこんなダメな奴もいるんだ、なんて思いながら読んでいたブコウスキー作品。 だが、いつの間にかチナスキーは俺なんじゃねえか? と思いながら読んでいる。 それもあって訳者である都甲幸治の解説も自分ごとのように刺さった。 ブコウスキーは齢50にして運良く抜け出せた。だが、そうでないものは8時間労働から抜け出せない。生活のために死ぬまで働き続けないといけない。 その苦しさが『郵便局』には描かれている。

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2024/08/21

8/17 自虐的なユーモアで笑える小説家なのだけど、作者の言葉を深く読み解こうとすると苦しくなってくるね。 厳しい条件に張りつけらられて有無を言わさずこき使われる労働。そんな労働に対するチナスキーの戦いはいつも頼りなく有耶無耶に空に消えていく。もう少しで労働者の仲間入りするっての...

8/17 自虐的なユーモアで笑える小説家なのだけど、作者の言葉を深く読み解こうとすると苦しくなってくるね。 厳しい条件に張りつけらられて有無を言わさずこき使われる労働。そんな労働に対するチナスキーの戦いはいつも頼りなく有耶無耶に空に消えていく。もう少しで労働者の仲間入りするってのに、この本を読んだら嫌になっちゃうよ。でも、自分はブロウスキーのように詩や小説は書けない。ピアノで皆が楽しむ曲をかけない。持たざる者は一日中8時間の労働を衰える迄続けるしかないんだよ。

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2024/03/11

俺はブコウスキー氏の本は全部好きだけど、トコウという翻訳家のやつが特に好きだと気付いたんだ。 だから、俺はこれから彼が推してる本を追って読んでくとするよ(ブコウスキー風に)

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2023/06/06

大好き ひたすら労働に人生を奪われる話なんだけど、そこから完全に抜け出すこともなく大きな何かを成し遂げるわけでもないけど、ただひたすら働いてるだけだけど、チナスキーがずっとチナスキーらしく生きてるのがすごく好きだった

Posted byブクログ