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真珠湾の冬 ハヤカワ・ミステリ
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真珠湾の冬 ハヤカワ・ミステリ

ジェイムズ・ケストレル(著者), 山中朝晶(訳者)

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真珠湾の冬 ハヤカワ・ミステリ

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商品詳細

内容紹介
販売会社/発売会社 早川書房
発売年月日 2022/12/06
JAN 9784150019860

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真珠湾の冬

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商品レビュー

4.1

39件のお客様レビュー

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2025/01/23

昨年話題となった書。ハワイで刑事をしている主人公、マグレディの元に殺人事件の一報が入る。残酷な殺され方をされていた人物を探っていく中で被害者の身柄が判明しハワイだけにとどまらない事件になる予感がする。そんな中、日本の真珠湾への奇襲攻撃が始まる、というのがさわりの内容。はじめはシン...

昨年話題となった書。ハワイで刑事をしている主人公、マグレディの元に殺人事件の一報が入る。残酷な殺され方をされていた人物を探っていく中で被害者の身柄が判明しハワイだけにとどまらない事件になる予感がする。そんな中、日本の真珠湾への奇襲攻撃が始まる、というのがさわりの内容。はじめはシンプルな警察小説だが、真珠湾攻撃から一転、一気に間口が広がり大河小説、冒険小説へと変貌していく。ただマグレディの行動はシンプルでどんな環境においても犯人逮捕へと突き進む。この読み筋が面白い。リーダビリティが抜群でサクサク読める。加えて様々な要素を備えた作品でもある。先ほど挙げた項目に加えてロマンスや謎解きの要素もある。そしてラストは冒険小説ならではの自然の驚異にも立ち向かう。圧巻の流れはエドガー賞受賞も納得。また第2次世界大戦における日本の描き方もフェア。某有名映画のようにはならず立ち位置がフェアなのが好印象。

Posted by ブクログ

2025/01/19

序盤、ハワイでの猟奇的殺人事件とその捜査の過程は、本書が普通のミステリーだと認識させる。タイトルが『真珠湾の冬』だから、当然「真珠湾攻撃」が起こることを連想させるが、物語内で戦争が始まってからの急展開と重厚なストーリーが見事すぎる。ミステリーではあるけれど、歴史に翻弄された主人公...

序盤、ハワイでの猟奇的殺人事件とその捜査の過程は、本書が普通のミステリーだと認識させる。タイトルが『真珠湾の冬』だから、当然「真珠湾攻撃」が起こることを連想させるが、物語内で戦争が始まってからの急展開と重厚なストーリーが見事すぎる。ミステリーではあるけれど、歴史に翻弄された主人公の壮大な物語となっていく。 日本が出てくる部分は大事なキーストーリーなので、地名も人名もカタカナが出てくると苦手という、海外ミステリーアレルギーの人でも楽しめる稀有な一冊。

Posted by ブクログ

2025/01/12
  • ネタバレ

※このレビューにはネタバレを含みます

おもしろいらしいと聞いて読んだ。 ハードボイルドな文体や昔のハワイが舞台であることで少し読みにくさを感じたけど、半分を過ぎた頃からは一気に読めた。ミステリだと思って読み始めたけどどうやら違ったらしい。腕っぷしが強かったりやたら女性にモテたり、007みたいな感じ。総合的にそんなに好きではない。理由は以下。 ・髙橋たちに頼まれていたのはあると思うけど、犯人を殺す大義名分になるのか疑問。髙橋には「犯人を突き止めてくれ」「代償を支払わせてくれ」と言われてるだけだし…主人公はすでに刑事でもなく軍人でもないし…そして罪に問われていないのか??戦争の悲哀が語られる割に結局暴力で解決しているのも腑に落ちない。 ・終戦後トントンと犯人に繋がったけど都合良過ぎないかと思う。 ・サチと恋に落ちるのは必然だとは思うけど、そこに居合わせたから好きになっただけという感じが否めない。 精神科治療にインシュリンが使われているのはおっ!と思った。

Posted by ブクログ

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