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月夜の羊 紅雲町珈琲屋こよみ 文春文庫
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商品詳細
| 内容紹介 | |
|---|---|
| 販売会社/発売会社 | 文藝春秋 |
| 発売年月日 | 2022/10/05 |
| JAN | 9784167919429 |

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商品レビュー
3.6
16件のお客様レビュー
著者の「紅雲町珈琲屋こよみ」シリーズは既に全10作ほど刊行されているそうで、僕が読んだのは本作が2冊め。ではあるのだが、第1巻、2巻と順を追って読んで来たのでは毛頭なく、最初に読んだ2年前は(当時の)最新巻。そもそもシリーズ物だとは知りもせず、たまたま書店で手にした本が面白そうで...
著者の「紅雲町珈琲屋こよみ」シリーズは既に全10作ほど刊行されているそうで、僕が読んだのは本作が2冊め。ではあるのだが、第1巻、2巻と順を追って読んで来たのでは毛頭なく、最初に読んだ2年前は(当時の)最新巻。そもそもシリーズ物だとは知りもせず、たまたま書店で手にした本が面白そうで読んでみた。本作もまた同じく、書店で手にした本がたまたま同シリーズの1冊と知り、以前読んだ1冊目がそこそこ面白かったのを思い出し、買い求めて読んでみたというワケだ。 ところが。 やはりこうした連作物、シリーズ物は、素直に刊行された順序通りに読んで行くのが常道なのかも知れない。 結論から云うと、期待したほど面白く楽しめない一冊と相成った。 その理由の一つはやはり「ランダム読み」の限界か。 シリーズ全体としては非常に面白いテレビの連続ドラマのうち、重要な前半部分を見ずにいきなり途中の回を初めて見たのでは、当該の回を十分に理解し楽しむために必要不可欠な登場人物の予備知識や重要な伏線をすっ飛ばして見ることに。なるほど、これじゃあ、その「途中回」だけ見ても、面白さや魅力も半減だろう。 ただ、同じシリーズ物、連作物でも、読み切りマンガのような「一話完結」「舞台も設定も登場人物も一話ごとに独立」という形なら、必ずしもそうではない。 本作の場合は、僕にとっては不幸なことに、後者ではなく前者だったわけだ。 主人公「草」と、彼女を取り巻く主要な登場人物や環境設定は何れもとても魅力的だし、表現、描写も読み易い。しかし一方、連続物ゆえに、そうした登場人物や舞台設定の「今」に至る必然は当然「過去」にあるわけで、その過去については「前巻」一式を読んでいないことには十分には理解できない。そんなもどかしさが拭えない。 ただ、それだけでもない気もした。 本巻に限った話かも知れないが、物語そのものの筋書や組み立てにやや現実離れした飛躍や過度の創作が感じられることが少なくなかった。前に読んだ1冊ではあまり感じなかった印象だ。 ともあれまあ、本書本来の魅力に触れる為にはやはり、素直に刊行順に従って読むほかない。 おそらくたぶん、そういうことだ。
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- ネタバレ
※このレビューにはネタバレを含みます
紅雲町お草さんシリーズ第9弾。 久美は紆余曲折あるものの、 一ノ瀬との同棲生活が続いているようで良かった。 今回は引きこもりの息子と母のお話。 9年引きこもっている45歳の息子が、 母親が倒れても、救急車も呼ばないし部屋からも出てこないと言う、 自分からしたら少々気味が悪い展開だった。 一度はきちんと働いていたとはいえそんな息子が、 お医者さんの訪問と、 お草さんの良い意味でしつこい働きかけで、 社会に復帰するまで至るのは驚きだった。 行方不明の女子高校生の話は、 道草まで禁止の校則の話になり、 学校で掲示されていたのに廃棄された昔の生徒たち写真を 小蔵屋で展示する話、 OBOGたちが臙脂色を身に着けて反対を示す話になって、 こちらの方が面白かったかな。
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紅雲町珈琲屋こよみを知るきっかけになった本。ようやくここまでたどり着いた。 シリーズ第9弾。 「助けて」という紙を道端で拾う。果たしてこの紙は”本物”なのか?お草さんが出会った家族とは?
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