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月夜の羊 の商品レビュー

3.8

13件のお客様レビュー

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2024/02/04

小蔵屋さんは相変わらず繁盛してますね。小さな町の雑貨屋さんてそんなに人が入るんだろうか。若い二人にも不穏な展開がチラっと見えて、ゾワゾワしますね。

Posted byブクログ

2024/01/09
  • ネタバレ

※このレビューにはネタバレを含みます

中学生の失踪、わからず屋の中学校長、空き家問題、引きこもり、久実ちゃんと一ノ瀬の同棲まで絡んで……紅雲町、なかなか入り組んでる。でも、現実もそうなのかな。 読み始めると、不思議なくらい一気に紅雲町の世界に引き込まれる。今回もお草さんはかっこよかったし、由紀乃さんとのやりとりがいい。器のセンスも素敵。 断水騒ぎで来店がうやむやになってしまったあの会が妙に気になる。

Posted byブクログ

2023/12/31

毎朝の日課の途中で「たすけて」と書かれた一枚のメモを拾ったお草さん。助けを求めているのは、いったい誰なのか。 自分がこんなメモ拾っても、気にはなるけど関わろうとはしないだろうな。不気味で。 でも、お草さんみたいな年の重ね方はしたいと思う。 親が高齢になってきて、このシリーズに...

毎朝の日課の途中で「たすけて」と書かれた一枚のメモを拾ったお草さん。助けを求めているのは、いったい誰なのか。 自分がこんなメモ拾っても、気にはなるけど関わろうとはしないだろうな。不気味で。 でも、お草さんみたいな年の重ね方はしたいと思う。 親が高齢になってきて、このシリーズに出てくる話が他人事じゃなくなってきた。考えないとなー。

Posted byブクログ

2023/11/28

路に落ちている「たすけて」と書かれたメモ、行方不明の女子中学生…、相変わらず、お草さんの周りは騒がしい…。 お草さんを知らない人々は、彼女を「お節介婆さん」だと思うのだろう。 だが、彼女のちょっとした「お節介」が、人を救い、 人と人との絆を強めもする。 そんなお草さんの物語、...

路に落ちている「たすけて」と書かれたメモ、行方不明の女子中学生…、相変わらず、お草さんの周りは騒がしい…。 お草さんを知らない人々は、彼女を「お節介婆さん」だと思うのだろう。 だが、彼女のちょっとした「お節介」が、人を救い、 人と人との絆を強めもする。 そんなお草さんの物語、「紅雲町珈琲屋こよみ」シリーズも、 もう、九作目。 九年間、実家に引きこもり、 母親が倒れても、周囲に知らせもせず、 ただ、メモ帳に「助けて」と書き、外へ放った男、 家出か、誘拐かと、周囲を騒がせた女子中学生の聖、 時代錯誤の校則を掲げる校長、久美と母親との確執、 そして一ノ瀬との間に生じ始めるひずみ…。 相変わらず、お草さんの周りで、突然に発生、あるいはじわじわと 浮き上がってくる問題。 見守るか、あるいは、関わるか、 関わらない、を選んだとしても、その底には、彼女の優しさがある。 ワタシの傍から、続けて身内がいなくなった今、 お草さんの「いずれは、一人になる」という言葉が、重い。 人はどうしたって一人。 誰もかれも孤独で、それは歯を食いしばって耐えるしかない。 紅雲町で起こる問題は、それぞれ、とりあえず収まってはいくのだが、 聖の抱える問題は、決着をみなかったような…、 この続きは、次回待ちか…。

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2023/06/10

全く内容も知らず、シリーズ物だとも知らずに読みました。 お草さんの身近におこる話。 少し推理小説みたいに謎めいた展開でもあり、人生長く生きていて、いろんなところに気が回るお草さんの行動も面白く、生きていく上での参考にもなりました。また、こんな風に歳をとっていけたらなと思いました。...

全く内容も知らず、シリーズ物だとも知らずに読みました。 お草さんの身近におこる話。 少し推理小説みたいに謎めいた展開でもあり、人生長く生きていて、いろんなところに気が回るお草さんの行動も面白く、生きていく上での参考にもなりました。また、こんな風に歳をとっていけたらなと思いました。 このシリーズ、初めから読んでみようかな。

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2023/02/24

日課の散歩の途中で拾った「たすけて」と書かれたメモ。 一体誰が書いたのか。 一度気になったら放っておけないお草さんの行動力は凄い。 会社、学校、家族。お草さんには関係のないところで起きている問題を、お草さんの地道でささやかな行動が解決してしまった。 回り回って繋がっているという感...

日課の散歩の途中で拾った「たすけて」と書かれたメモ。 一体誰が書いたのか。 一度気になったら放っておけないお草さんの行動力は凄い。 会社、学校、家族。お草さんには関係のないところで起きている問題を、お草さんの地道でささやかな行動が解決してしまった。 回り回って繋がっているという感じ。 押し付けがましくないお節介が、誰かの背中を押してくれる。 久実ちゃんと一ノ瀬さんは、これからどうなっていくんだろう。 幸せでいて欲しい。

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2022/11/27

お草さんが拾ったメモ用紙には「たすけて」。夕方には女子中学生が行方不明の一報が。 いろいろな情報を耳にしながらお草さんは考え、動く。読みきれない人の心を考えの隅において。 そして出会うのは……

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2022/11/13

「たすけて」と書かれたメモに対して、私は向き合う自信がありません。巻き込まれて怖い目に遭うのは嫌だし、自分が力になれるとも思えない。お草さんは、そのメモを書いた人の置かれた状況にまで思いを馳せて、何か出来ることがあるなら…と、手を差し伸べようとする人。現実には難しいかもしれないけ...

「たすけて」と書かれたメモに対して、私は向き合う自信がありません。巻き込まれて怖い目に遭うのは嫌だし、自分が力になれるとも思えない。お草さんは、そのメモを書いた人の置かれた状況にまで思いを馳せて、何か出来ることがあるなら…と、手を差し伸べようとする人。現実には難しいかもしれないけれど、困っている人に寄り添う気持ちは忘れないでいたいと改めて思いました。 しかし、私が中学生だったのは40年以上も前だけれど、未だに髪型や服装にくだらない校則があるのには驚きます。「みんな違って、みんないい」と言いながら、みんなと同じであることを強制する学校という場所には、馴染めない方がまともなんじゃないかとさえ思います。校則なんて、全部なくしてしまえばいいのに。「人にやさしく」これだけ守ることができれば、充分だと思います。

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2022/10/18

大仰なことは起こらず、様々な人生が動く。自分のことは自分で噛み締めるしかなく、だからこその味わいであることを肯定できる。

Posted byブクログ

2022/10/15

我が街にもありそうなエピソードが沢山。今回は全体的に着地してホッとしたが、唯一気になるのは「どこまで会」。連絡取れるといいが…。

Posted byブクログ