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タワー
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タワー

ペ・ミョンフン(著者), 斎藤真理子(訳者)

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商品詳細

内容紹介
販売会社/発売会社 河出書房新社
発売年月日 2022/09/23
JAN 9784309208657

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商品レビュー

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2024/01/10

これは面白かった。 どの短編も粒ぞろいな印象深くユーモア溢れる作品が揃っていた。 しかも、短編で描かれている世界が共通して”ビーンスターク”という674階建ての巨大なタワーというのも面白い。そこに50万人もの人々が生活しているという舞台がまずとんでもない。 このとんでもない世界の...

これは面白かった。 どの短編も粒ぞろいな印象深くユーモア溢れる作品が揃っていた。 しかも、短編で描かれている世界が共通して”ビーンスターク”という674階建ての巨大なタワーというのも面白い。そこに50万人もの人々が生活しているという舞台がまずとんでもない。 このとんでもない世界の中で、何だそれって思うヘンテコな世界もあれば、心温まる良い話もあってかなり面白い。 この世界観をもっと見たい! って思えるような上質な短編集だった。 いや、本当ずっとやってほしいまである笑

Posted by ブクログ

2023/11/07

674階建ての超巨大タワー国家・ビーンスターク。この仮想国家を舞台に6つの物語が展開する、韓国SF小説。 SF小説らしく、設定の緻密さが面白い。ビーンスタークは人口50万人の都市国家で、市長や議会、軍隊(警備室)といった行政組織も備えている。21階までは他国の人も出入りできるが...

674階建ての超巨大タワー国家・ビーンスターク。この仮想国家を舞台に6つの物語が展開する、韓国SF小説。 SF小説らしく、設定の緻密さが面白い。ビーンスタークは人口50万人の都市国家で、市長や議会、軍隊(警備室)といった行政組織も備えている。21階までは他国の人も出入りできるが、22階から25階までが国境警備エリアで、それより上階が市民の居住エリアとなる。上層に行けば行くほど富裕層が住んでいるというのも、日本にも現実に存在するタワマンを想起させ妙にリアル。そして移動はエレベーターで、これが物語の中で大きな要素となってくる。 他に類を見ない独特な社会であるビーンスタークだが、そこに住んでいる人々は驚くほど我々と同じように人間臭く生きている。それゆえ、物語そのものも我々の社会で起こってもおかしくない話としてすんなり頭に入ってくる。そしていちいち深く考えさせる。 6つの物語がそれぞれ関連し合っているのも面白い。特に487階に住む「映画俳優P」という名の犬が、物語のあちこちに顔を出してくるのは笑ってしまう。

Posted by ブクログ

2023/07/17

そもそも短編集というものがあまり好きではないからかもしれませんが、読んでいて心が動くことはありませんでした。 現実世界の比喩として語られる社会派なストーリーがどこか説教くさく感じられて、素直に物語に入り込めなかった、というのが正直なところです。 とことん社会派を突き詰めた長編...

そもそも短編集というものがあまり好きではないからかもしれませんが、読んでいて心が動くことはありませんでした。 現実世界の比喩として語られる社会派なストーリーがどこか説教くさく感じられて、素直に物語に入り込めなかった、というのが正直なところです。 とことん社会派を突き詰めた長編小説だったら、もっと物語に入り込めたのかもしれません。短編集だからこその断片的な物語構造が、物足りなく感じさせる要因だったかも。 いずれにせよ、内面を揺さぶるような深い感情移入やハッとするような発見はなかった、というのがイチ個人としての感想です。

Posted by ブクログ

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