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わたしが消える 講談社文庫
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商品詳細
内容紹介 | |
---|---|
販売会社/発売会社 | 講談社 |
発売年月日 | 2022/09/15 |
JAN | 9784065293140 |
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わたしが消える
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商品レビュー
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10件のお客様レビュー
元刑事の藤巻は、事故をきっかけに認知障碍だと伝えられる。 そんな矢先に、介護施設でボランティアをしている娘から、認知症の患者さんで身元のわからない人がいるので、その身元を調べて欲しいと頼まれる。 しかし、それが何か大きな事件に繋がっていたのか、妨害や脅迫を受けることになる。 ただ...
元刑事の藤巻は、事故をきっかけに認知障碍だと伝えられる。 そんな矢先に、介護施設でボランティアをしている娘から、認知症の患者さんで身元のわからない人がいるので、その身元を調べて欲しいと頼まれる。 しかし、それが何か大きな事件に繋がっていたのか、妨害や脅迫を受けることになる。 ただ、元刑事ということも手伝って、真相を知るまでやめる気にはならなかった。 ただ、事態は悪くなるばかり…一体この認知症の患者は何者なのか… 読み応えあり。 2024.5.6
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第66回江戸川乱歩賞受賞作品。軽度認知障碍を患った元刑事の藤巻が身元不明人「門前」の過去に迫るうちに徐々に恐るべき真相が炙り出される。人間ドラマ・サスペンスものとしては面白いが展開の風呂敷を広げすぎ真相が飛躍しすぎたように感じる。主人公の認知症の設定ももう少し深みを持たせてほしか...
第66回江戸川乱歩賞受賞作品。軽度認知障碍を患った元刑事の藤巻が身元不明人「門前」の過去に迫るうちに徐々に恐るべき真相が炙り出される。人間ドラマ・サスペンスものとしては面白いが展開の風呂敷を広げすぎ真相が飛躍しすぎたように感じる。主人公の認知症の設定ももう少し深みを持たせてほしかったように思う。
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マンションの管理人で、元刑事の主人公の藤巻は認知障碍の宣告を受ける。先の不安を思いながら、大学生の娘の研修先である介護施設で保護されている認知症患者の身元調査の依頼を引き受けることに。妨害や脅迫と事件が動いて行く。その裏に隠された真実とは…。 江戸川乱歩賞受賞作ということで手に...
マンションの管理人で、元刑事の主人公の藤巻は認知障碍の宣告を受ける。先の不安を思いながら、大学生の娘の研修先である介護施設で保護されている認知症患者の身元調査の依頼を引き受けることに。妨害や脅迫と事件が動いて行く。その裏に隠された真実とは…。 江戸川乱歩賞受賞作ということで手に取った作品。 まずは読みやすかった。どんどん話に引き込まれていきました。 藤巻と警察との確執、家族との関係、認知症への恐れなど、いろいろと絡みあって進んでいきます。 記憶がポロポロとこぼれ落ちていってしまい、なにもわからなくなる直前、最後に残される記憶は、いったい何だろうか…人生を奪われた男性が記したノートの言葉が印象深かった。 もっと暗くなるのかなと思ったけど、読後感は良かったです。 前日譚にあたる短編「春の旅」はほっこりでした。
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