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魔王の島 文春文庫
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商品詳細
| 内容紹介 | |
|---|---|
| 販売会社/発売会社 | 文藝春秋 |
| 発売年月日 | 2022/09/01 |
| JAN | 9784167919399 |

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魔王の島
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商品レビュー
4.3
46件のお客様レビュー
この作家、以前読んだ「魔女の檻」でランナーズハイ状態になった。満を持して代表作「魔王の島」を手に取る。確かにすごい。話はこんなだ。 ある日、新聞記者のサンドリーヌは祖母の訃報を受けて遺品を整理するためにノルマンディー沖の孤島を訪ねる。いわく有りげなその島には4人の老人だけが住ん...
この作家、以前読んだ「魔女の檻」でランナーズハイ状態になった。満を持して代表作「魔王の島」を手に取る。確かにすごい。話はこんなだ。 ある日、新聞記者のサンドリーヌは祖母の訃報を受けて遺品を整理するためにノルマンディー沖の孤島を訪ねる。いわく有りげなその島には4人の老人だけが住んでおり不吉な気配が島を覆っていた。かつてこの島にいた子供たちを死に至らしめた魔王とは?島には第二次大戦中のナチス・ドイツが残していったトーチカが不気味に聳え、姿はないのに鳴き声だけ聞こえる野良猫、島内で不意に流れるシャンソン。そして島の秘密を語ろうとしたフランソワーズが急死し、サンドリーヌの不安は恐怖に変わっていく…。 しかし、この後がすごい展開になる。マトリョーシカのように何重にも罠が隠されている。一言でいえば、これは誰の話なんだ! でもこの話はネタバレしたら楽しめないと思うので、ぐっとこらえる。
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- ネタバレ
※このレビューにはネタバレを含みます
人生って、ときにはその人にふさわしくないこともあるから 118ページ なかなか面白い表現だと感心したものだが。 面白い!この話。でも、猫好き、ドイツ好きな人には思い切り嫌な話だからご注意。最後まで読めば良かった、になるけれど。 思い切りネタバレなうえに書き殴りなので、ご了承ください はじまりは2019年現在の大学の講義。1949年の事件と1986年の出来事が交互に語られ、物語の真相に迫っていくと思いきや。 中盤くらいでなんだありきたりの実験かい、と一気に詰まらなくなった、と感じたのだが、その後また怒涛の展開に。 胸糞悪い。 10人の罪なき子供が殺されても、あ、そうなのへー、だけれど罪な 猫たちが殺されるのはダメダメだろう。 余すところ3分の1だけれど、このまま終わったら許さないぞ作者。 あと、悪いこと全部ドイツのせいにするなフランス人。自分たちも同じくらい悪いことやってきたろう。 最後まで読んで、そうだったのか!そう来たか、と感心。 猫たちは死んでなかった。そもそも存在しなかったのだし。 めでたしめでたし、猫好きとしては。 最初のほうに出てきて、以後触れられない地図にあるのに存在しない建物の場所にある干上がった沼。作者これ忘れてない?なんて思っていたらどうしてどうして。偉いよあなた。 子供を持つ親(そして失った親)としてはなんとも哀切な話であるが、そんなこと私には関係ないし縁もない話なので、良かった良かった猫たちが犠牲にならず良かった。あれ?ええと、では10人の子供たちの死もなかった、んだよね。たぶん。ま、それは私にとってどうでも良いことで。 ええと、そうすると不幸だったのは少女ひとりとその父(あとたぶん母)と言うわけで、数はぐっと減ったけれど、その打撃から永久に立ち直れない人がこの物語を作り出したということね。
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「もっと近くにおいで。 そうすれば楽になれるから……。」 ある女性が、死亡した祖母の遺品整理のために、ノルマンディ沖にある島を訪れる。 そこにあったのは「魔王」の痕跡……。 物語はホラー小説のように始まる。 ところが、別の章が始まると事態は一変し、読者を驚かす。 最後の章まで...
「もっと近くにおいで。 そうすれば楽になれるから……。」 ある女性が、死亡した祖母の遺品整理のために、ノルマンディ沖にある島を訪れる。 そこにあったのは「魔王」の痕跡……。 物語はホラー小説のように始まる。 ところが、別の章が始まると事態は一変し、読者を驚かす。 最後の章まで、先の見えない物語。 不条理こそ恐怖 虚妄こそ逃避 人の心こそ、出口のない迷路。
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