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夜の道標
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商品詳細
| 内容紹介 | |
|---|---|
| 販売会社/発売会社 | 中央公論新社 |
| 発売年月日 | 2022/08/09 |
| JAN | 9784120055560 |

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商品レビュー
4
197件のお客様レビュー
最初からスッと物語に入り込めるし語り手が細かく変わっていく文体で非常に読みやすい。WOWOWで映像化しているとのことで見てみたい。今後の波留の人生に幸せなことがあるといいなと思う。
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「嘘と隣人」の元刑事が刑事として登場する小説と知って読んだ。 波留と波留に当たり屋をやらせて金銭を得ていながら食費すらまともに与えない父親(明らかな犯罪者である)、殺人犯と知りつつ身勝手に阿久津を匿う豊子、窓際に追いやられつつ迷宮入りしかけた2年前の事件を追う刑事。どこに接点があ...
「嘘と隣人」の元刑事が刑事として登場する小説と知って読んだ。 波留と波留に当たり屋をやらせて金銭を得ていながら食費すらまともに与えない父親(明らかな犯罪者である)、殺人犯と知りつつ身勝手に阿久津を匿う豊子、窓際に追いやられつつ迷宮入りしかけた2年前の事件を追う刑事。どこに接点があるのかわからないままそれぞれが別々に描かれるが、事件は思いもよらないところから展開を見せ始める。 逮捕後に波留と父親はどうなるのか。平良は阿久津から何を聞き出すのか。刑事としてその後どうなったのか。何より本人の視点からは何も描かれていない阿久津はどうなるのか。阿久津自身が何を考え、なぜ事件に至ったのかは、実は何も明かされていない。彼にとっての道標であった戸川は、果たして本当に優性保護を肯定していたのだろうか。記されているのは母親の言葉のみで、阿久津自身は何も語っていない。 読後に宿題を残して物語は終わる。
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芦沢央さんの作品を読むのは3作品目だが、今回の長編ミステリーは特に傑作だった。 ●あらすじ 1996年、横浜で学習支援塾を営む戸川勝弘が殺害される。現場証拠から、被疑者は元教え子の阿久津弦と特定されるが、事件から2年経った今も阿久津は行方不明となっている・・・ 捜査網が縮小され...
芦沢央さんの作品を読むのは3作品目だが、今回の長編ミステリーは特に傑作だった。 ●あらすじ 1996年、横浜で学習支援塾を営む戸川勝弘が殺害される。現場証拠から、被疑者は元教え子の阿久津弦と特定されるが、事件から2年経った今も阿久津は行方不明となっている・・・ 捜査網が縮小される中、派閥で窓際族に追いやられた 平良正太郎は、異動してきた巡査の大矢と地道な捜査を続けている。 一方、舞台は変わり・・・ 秀でたバスケットボールの運動能力をもつ小学6年生の橋本波瑠。転校生である波瑠の圧倒的なプレーに魅了される友人の仲村桜介。 だが波瑠には決して誰にも知られてはいけない秘密があることを、桜介は知らない。 また舞台は変わり・・・ 惣菜店でパートとして働く長尾豊子。 夫と離婚後、両親が他界して一人暮らしとなった豊子は、総菜店なら夕飯のおかずを安く買えるのではと思いこの仕事を始める。 今日も豊子は廃棄分のおかずを持ち帰るのだった。 ●レビュー 仲村桜介、長尾豊子、平良正太郎、橋本波瑠の4人の視点が入れ替わりながら物語が進む構成は、テンポよく、それぞれに描かれる舞台が全く違う。 そして、芦沢央さんお得意の仄暗い不気味な影に包まれながら、登場人物の内面に潜む闇が次第に浮き彫りになっていくので、これらがどう繋がっていくのか先が気になって仕方ない。 後半から終盤にかけて、点と点が繋がって行く展開は疾走感も高まり、まさに圧巻。 ラストは犯人の殺害動機に心を打ちのめされ、深い悲しみと同情の念が芽生えてしまった。 確かに『夜の道標』というタイトルがしっくりくる。 間違いなく本当の主人公は、視点が描かれなかった彼なのだろう。 エピローグが読後の唯一の救いだった。 ネタバレに繋がるので、具体的に書けないが、ミステリー好きには変化球として是非オススメしたい作品。
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