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優等生は探偵に向かない 創元推理文庫
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商品詳細
内容紹介 | |
---|---|
販売会社/発売会社 | 東京創元社 |
発売年月日 | 2022/07/20 |
JAN | 9784488135065 |
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優等生は探偵に向かない
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商品レビュー
4.3
239件のお客様レビュー
シリーズ第二弾。前作を読んだのがちょうど1年前ぐらいだから、ちょっと忘れている部分もあったりで、もっと早く手にすれば良かったと反省。 ピップの快活さと、行動力は本作でも健在。事件の謎にぐいぐいと迫っていく感じは読んでて楽しい。 だけど、今回は次々と彼女に襲いかかる逆境もしっかり...
シリーズ第二弾。前作を読んだのがちょうど1年前ぐらいだから、ちょっと忘れている部分もあったりで、もっと早く手にすれば良かったと反省。 ピップの快活さと、行動力は本作でも健在。事件の謎にぐいぐいと迫っていく感じは読んでて楽しい。 だけど、今回は次々と彼女に襲いかかる逆境もしっかり目に描かれていて、後半は重苦しい。正しいと思う信念に向かってひたむきに行動しているんだけど、困ったことに上手いことばかりじゃない。 終盤は怒涛の展開。真相は思わぬ方向からやってきて、そうきたかって感じでビックリ。 読後感は正直スッキリとはいかなかったけど、次回作も凄そう。ちょっとピップの今後が心配な感じ。どうなるんだろう。 それにしても、前作に引き続き警察がお粗末… 小さな町で事件起きすぎだし、解決も出来ない… ラビィがピップを呼ぶニックネームの一つに、『部長刑事』があるけど、リトルキルトンの治安維持のために、本当に部長刑事になった方がいいかもしれないw
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前作「自由研究には向かない殺人」にて、5年前に起きた女子高生失踪事件の真相を突き止めた高校生ピップは、友人から兄ジェイミーが行方不明になっていると相談を受ける。 再び探偵のようなことをすることに迷いはあったピップだが、警察は事件として扱ってくれなかったことから自身で事件の調査を行...
前作「自由研究には向かない殺人」にて、5年前に起きた女子高生失踪事件の真相を突き止めた高校生ピップは、友人から兄ジェイミーが行方不明になっていると相談を受ける。 再び探偵のようなことをすることに迷いはあったピップだが、警察は事件として扱ってくれなかったことから自身で事件の調査を行うことを決める。 このシリーズは主人公ピップがSNS等の現代社会で身近なものを駆使して、高校生という立場ながら独自の捜査を進めていくところが大きな魅力の1つだと感じている。 今回はポッドキャストをはじめ前作以上に様々なものを活用しつつ、かなり地道な捜査によって少しずつ真相に近づいていく感じにワクワクした。 前作と同様に、分厚いながらも写真の資料やSNSの画面等が載せてあって読みやすいのが海外作品に不慣れな自分にはありがたいし、ピップたちと同じ情報を共有できているような感覚が楽しい。 終盤に向かうにつれて展開はヘビーになっていき、だんだんと女子高生が探偵として活躍するミステリーという範囲にとどまらない作品になってきたように感じた。 前作からかなり時間が空いてしまったので、次の作品は今回ほど期間を空けずに読めるようにしたい。
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前巻を読んでから続刊のこちらを拝読。前巻の時は物語の疾走感が強く、エンタメとして面白い推理小説だなと思ったけれど、こちらの続刊は少し重ため。 でもその重さは前巻の物語あってこその重さだから納得感を持って読み進めることができた。主人公ピップの葛藤やトラウマの描写も丁寧だし、前巻の事...
前巻を読んでから続刊のこちらを拝読。前巻の時は物語の疾走感が強く、エンタメとして面白い推理小説だなと思ったけれど、こちらの続刊は少し重ため。 でもその重さは前巻の物語あってこその重さだから納得感を持って読み進めることができた。主人公ピップの葛藤やトラウマの描写も丁寧だし、前巻の事件があったからこそ変わっていく周りとの関係性みたいなところについてもしっかりと描かれていて、前巻を読んでから続刊を読んだ時の違和感みたいなものは全く感じることなくごく自然にストーリーに入り込めたのが本当によかった。もちろん、推理小説としての面白さも申し分なくて大満足。次のも読みたい〜
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